僕の家に置いてある紙飛行機。
これは小学校5年生の時におじいちゃんと作った紙飛行機だ。
僕のお気に入りの場所はおじいちゃんのあぐらの中で
いつも一緒にいた。
僕は成長しおじいちゃんから離れていった。
僕は今数え切れない人に応援されている。
でもファン1号はおじいちゃんだった。
東京最終公演直前、母から電話があった。
「おじいちゃんが息を引き取った。」
僕は涙が止まらなかった。
おじいちゃんはずっと僕のそばにいてくれたのに
僕はおじいちゃんの最期を見守ってあげることが出来なかった。
おじいちゃんと作ったこの紙飛行機は僕の宝物だ。
僕に出来る最大の恩返しとしてこの紙飛行機と共に声が枯れるまで貴方に歌を届ける。
ありがとう。
8/18/2022, 6:55:41 AM