『ありがとう、ごめんね』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今の時代、友人関係なんて簡単に壊れる
簡単に終わらせられる
完全じゃなくても
連絡先1つ消すだけで
半壊くらいにはなるかな?
久々の連絡
元気してた?ごはん行こうよ!
最近どう?
ありがとう
なんかしっくり来ない…
文字のやり取りも電話も…
この人と毎日話してたのは2年前
もうクラスメイトでも同じ部活でもない
これまで連絡取ってなかったし
一緒にいたくなくなったら
気持ちが離れたらもう終わりかな…
さよなら
ごめんね。
最近こっちからばっかり連絡してるな
でも、連絡しなかったら連絡来ないだろうし、
ごめんね
ありがとう
分かってる
全部こっちの勝手
消せば苦しくなるのは知ってる
苦しくなった時呼ぶ助けも
そうなる前の愚痴を聞いてくれる人も
誰もいなくしてしまうのも分かってる
分かってた
でも…他のやり方を知らない
ありがとう、ごめんね。
私は心の中で、彼に詫びる。
私は、スパイだ。
彼の勤める会社の機密情報を得るため、彼に近づいた。
いつもの仕事。
用が済めばバイバイ。
そのはずだった。
でも彼は私にとても良くしてくれた。
初めはシメシメと思ったものだが、次第に罪悪感がめばえてきた。
今では彼への申し訳無さでいっぱいだ。
何故そんなに良くしてくれるのか、一度聞いたことがある。
「僕が、そうしたいだけだよ」
それしか言わなかった。
私は良心の呵責で心が押しつぶされそうだった。
でもその関係も今日で終わり。
これから彼に全てを話す。
会う約束をしたレストランで待っていると、時間通りに彼はやってきた。
そして私は告白する。
自分がスパイであると…
それを聞いた彼は驚いた顔をして、少し悩んだあと私に微笑んだ。
「話してくれてありがとう、でもごめんね。
実は君にどうしても言えなかった秘密があるんだ」
私は驚いた。
まだ私の知らない情報があったとは。
「実は君と会う少し前に会社をクビになってね。
君に話した情報は全部ウソなんだ。
本当にごめんね」
ありがとう、ごめんね、ありがとう、ごめんね、
何度使っても在庫切れはないから言いまくる
言う度に擦り切れて軽くなっていく言葉
言葉の重みの最低保証はどれほどだろうか
ありがとう、ごめんね
君の笑顔を涙に変えてごめんね
僕を大切にして、愛してくれてありがとう
君を怒らせて悲しませてごめんね
僕を君の温かさで包んでくれてありがとう
なにも返せなくてごめんね
こんなにも助けてもらったのに
なにもしてあげれなくてごめんね
でもね、君に触れられないけど
君を笑わせれないけど
撫でたり、抱きしめたり出来ないけれど
でも、僕はこんな体になっても君の事を
みているよ、幸せを願っているよ
今まで大切に愛してくれてありがとう
僕も君の事を大好きだし、愛しているよ
さよなら、大切な僕が愛した愛おしい人
Theme:ありがとう、ごめんね
「ありがとう、ごめんね」
「『ごめんね』は余計!こういうときは『ありがとう』だけでいいの!」
「うん。ありがとう」
これが佑衣と私のお決まりのやり取りだ。
佑衣との出会いは小学生のときだった。
男の子たちにからかわれていた佑衣を私が庇ったのが切っ掛け。
思えば、そのときも佑衣は「ありがとう、ごめんね」って言ってたっけ。
その出会いからもう15年以上の付き合いだ。
どちらかと言うと内向的で大人しい佑衣は、なかなか周囲に馴染めないことも多く、また、人と話すこともあまり得意ではない。
佑衣が困っていたらいつでも助けるのが私の役目。
「ありがとう、ごめんね」
その度に佑衣は言う。そのときの、はにかむような彼女の笑顔が、私は好きだ。
そんなある日、佑衣から「婚約者ができた」と告げられた。
恥ずかしそうにスマホの写真を見せてくれる。とても誠実そうな印象を受ける青年だった。
「おめでとう!式の日取りが決まったら教えてね」
私がそういうと、佑衣は嬉しそうに頷いた。
結婚式を1週間後に控えた日、佑衣が泣きながら「彼が亡くなった」と電話をしてきた。
私は職場を早退し、佑衣の元へと向かった。
泣きじゃくる佑衣の側に、私はずっと寄り添っていた。
婚約者の葬儀が終わった後、佑衣はいつものように言う。
「ありがとう、ごめんね」と。
私は小さく首を振って、佑衣をそっと抱き締めた。
佑衣、『ごめんね』はいらないよ。
あなたが私を頼ってくれる、それだけで私は幸せなんだから。
佑衣を守るのは私の役目だよ。他の人になんてやらせない。
ずっとずっと一緒だよ、佑衣。
30年生きてきて
ごめんばかり。
ろくに恋愛をしない
結婚をあまり考えない
特に10代20代前半の頃は
だってあの頃は私は自分がもし、
発作が起きて死んだら未練が残るって思って
怖かった。
でも君と出会って
未来が明るく見えたよ
ありがとう。大好き。
ありがとう。ずっと一緒にいてくれて
ごめんね。傍にいれなくて。
だけど……ずっと近くで見守ってるよ
今日、父方の墓参りに行きました。
超渋滞に巻き込まれ、やっとこさ帰ってこれました。
墓参り帰りにいつも寄ってたラーメン店。
代替わりして人気のなくなったラーメン店がつぶれてました。
今までありがとう、行かなくなってごめんなさい。
そしてお疲れ様でした。
ありがとう
俺を好きでいてくれて
ごめんね
こんな俺で
許してよ
愛してる
「ありがとう、ごめんね」
少女は笑って、血に塗れた。
ありがとう、ごめんね。
母は毎日忙しく
私は構って貰えなかった。
私は日頃の寂しさを母に伝えた。
母は、泣いた。
「構ってあげれなくてごめんね」と。
そんなつもりはなかったのに。
自分の言った言葉に罪悪感を感じた。
「いつもありがとう」って言えば良かった、。
ありがとう、ごめんね
私がまだ6歳の頃、
家が引っ越す事になった。
親から、
まだお友達に言わないでと
言われていたのに、
兄が近所の幼馴染みに話してしまった。
兄から聞いた幼馴染みが私に、
引っ越しするって本当?と聞いてきて発覚した。
私は、親にまだ話すなと言われていた事を
思い出し、とっさに、
いや、引っ越さないよ。
と言ってしまった。
それを聞いた幼馴染みが
とても嬉しそうに、良かった~!
と言った。
友達の笑顔。
私の心にチクッと刺さった罪悪感。
仲良くしてくれてありがとう。
引っ越さない事を喜んでくれてありがとう。
嘘をついてごめんね。
paki
ありがとう、ごめんね
愛してた
出会えてよかった
伝えたかったこと
全部、渡せてたら
こんなにもあなたが心に棲みつくことも
なかったのかな・・・
『ありがとう、ごめんね』
彼にしては殊勝な言葉が出たものだと丸くした目で観察する。引き結んだ口元には自分の不甲斐なさを恥じているのだろう苦々しさがとてもよく表れている。眉間のしわは深く刻まれ、小突きがいがありそうだった。
彼がやらかしたへまは大したものではなかったのだが、それを他人のせいにするでもなく、愚痴をこぼすでもなく、八つ当たりするでもなかったので説教の必要はなさそうだ。気持ち丸まった彼の背中をばしと叩いてやった。
ありがとう、ごめんね。
これが生まれ変わった僕の最初の言葉。
感謝も謝罪も大切な事だと教わった。気持ちを伝えるためには言葉にしないといけないということも。だから、僕は言葉として、僕の意思で、僕の口からそう発したんだ。
なのに、どうして?
どうして君は泣いているの??
#1 ありがとう、ごめんね
分かってた。私のことなんて好きじゃないって。
きっぱり、断ってくれてありがとう。すっきりした。でも、ごめんね。私は、あなたのこと嫌いになれない。諦め悪いね、ごめん。
ありがとう、ごめんね
心がどうしようもなく弱った時、私が真っ先に頼るのは彼だった。
「そうなる前に来いっていつも言ってるだろ」
メンヘラに片足突っ込んだみたいな、自分でも面倒くさいって思う状態でも変わらず優しい彼に涙が溢れる。
「ありがとう、ごめんね」
こんな自分が嫌で仕方なかった。
もっと強く在りたいのに、なかなかうまくいかなくて。
「いいから寝ろ」
頭を撫でられて次第に意識が朧げになっていく。
…起きたら治ってるといいなぁ。
(心の風邪には十分な睡眠と愛を)
#1
ありがとう、ごめんね
《ONEPIECE二次創作現パロ》
ここか…
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ティーチャー「皆さん、おはようございます」
みんな「おはようございまーす」
ティーチャー「今日皆さんにいいお知らせがあります」
ザワザワ
ティーチャー「転校生が来ました、どうぞ」
ロー「トラファルガー・D・ワーテル・ローだ、よろしく頼む」
ザワザワ2
mob「かっこよくない…!?」
mob「やばみだね」
ここのクラスは元気だな…ん?
あいつ、あいつだけ静かに読書か
変わってるな
ティーチャー「仲良くしてくださいね、ではあそこの席に座ってください」
ロー(窓側か)
窓が少し空いていて薫風が気持ちい
横の席は…
さっきの面白いやつか
ロー「よろしくな」
??「えっ、あうん…よろしく」
ロー「お前の名前は?」
ミズキ「ミズキ、フィオーレ・ミズキ」
ロー「ミズキか、いい名前だなニコ」
ミズキ「ありが…とう」
mob「ローくんがなんであいつなんかと…」
mob「後で痛い目に合わせないとねニコ」
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ミズキside
ロー「よろしくな」
ミズキ「えっ、あうん…よろしく」
転校生のローくん
めっちゃくちゃイケメン…
だってこんな“ 呪わてた子 ”
なんかに声掛けてくれるなんて
性格もイケメンとか最強じゃん
あっ、そっか
転校生だから知らなくても当然か
このことを知ったら
みんなと同じ対応になっちゃうのかな…?
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〜放課後〜
ティーチャー「では皆さん、さようなら」
みんな「さようなら〜」
ティーチャー「ローさんはお話があるので職員室に来てくださいね」
ロー「わかりました」
mob「ねぇミズキ、後で職員室の横の部屋、来てね?」
ミズキ「わかりました…」
気が重い…
あそこ、使われてない元音楽室だから防音で助け呼べないんだよね…
まぁ助けてくれる人なんていないんだけど
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mob「ねぇ、なんであんなイケメンなローくんと喋ってるのよ…!!」
mob2「お前みたいな呪われた子が!!」
ガンッ
ミズキ「ッ!!」いつもより蹴りが重い
なんで呼び出されたかと思ったけど
そういう事か フッ短気だなぁ
mob「どこ向いてんのよっ!」
ドンッ
ミズキ「やばっ」
いつもより強いや
なんか意識が…
ロー「何してるんだ…?」
mob「ローくん!?」
mob2「なんでここに?」
ロー「っ!! ミズキ屋!?」
ロー「お前たち、何してたんだ?ギロッ」
mob「きゃぁっ」
mob2「ごめんなさい…」
チッ逃げられたか、
それよりも先にミズキ屋だ
ロー「ミズキ屋!!大丈夫か?」
ミズキ「ん…!?ローくん!?」
ミズキ「なんで…ここに!?」
ロー「たまたまだ」
ミズキ「そっか、」
やばい…意識が持たない…
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ミズキ「ん…?」
ここどこだぁ?
ロー「起きたか」
ミズキ「ローくん!」
あっここ保健室か
ミズキ「さっきは、助けてくれてありがとうニコ」
ロー「ドキッ」
なんだこの感じ…
ロー「いや、たまたま通りすがっただけだ…というか何であんなk…
ミズキ「気になるよね… 」
私さ、いじめられてるんだ。
ほら私の赤い目、なんか血の色みたいで不気味でしょ?
だからね、“ 呪いの子 ”って呼ばれてるんだぁ。
呪いの子だなんて
普通の親に生まれてきたんだけどね…ニコ
ロー「俺は、その目綺麗だと思うがな」
ミズキ「えっ?」
ロー「ルビーみたいな目で綺麗だと思う」
ミズキ「あっ、ありがとう…!そんなこと言われたこと無かったよ…?ポロッ」
やばい…涙が止まんないや
こんな私でも優しくしてくれる人がいるなんて
ロー「…大丈夫だ、ミズキ屋がまたこんな目にあったら、守ってやるから」
ミズキ「ありがと…!!めっちゃ嬉しい」
ミズキ「ねぇ、1個質問いい…?」
ロー「なんだ」
ミズキ「ミズキ屋ってどういう意味w?」
ロー「あだ名みたいなもんだ、気にするな」
ミズキ「そっかw」
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その日を境にローくんと一緒に遊ぶことも多くなり、いじめも少なくなった。
と思う
こんな学校が楽しいのは久しぶりだ
こんな日が続くといいななんて思うこともある。
(めっちゃ長くなるので省略!!)
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〜数ヶ月後〜
転校してから数ヶ月後、だいぶ学校にも慣れてきた
ミズキ屋とも少し仲良くなって普通に楽しい
そして、俺の気持ちにも変化があった
前までミズキ屋は気弱な友達、と思っていたが今はどうやら違うらしい
mob「今日体育ある〜」
mob3「まじか、だる〜」
ロー(ミズキ屋遅いな)
いつもは学校始まる40分前ぐらいには来ているはずだが
キーンコーンカーンコーン
ティーチャー「席に戻ってください」
ロー(ミズキ屋は遅刻か)
ティーチャー「皆さんに悲しいお知らせがあります」
ザワザワ
ティーチャー「フィオーレさんは事故で亡くなってしまいました」
ロー「え?」
ザワワワワザワワワワ
ティーチャー「今日、このクラスは授業は無くなりました」
ロー「先生、それ本当ですか?」
ティーチャー「はい、あっフィオーレさんからお手紙、預かってますよ」
ロー「…!!ありがとうございます」
ティーチャー「これから頑張りましょうね」
ロー「はい…」
ロー「ROOM、シャンブルズ」
※めんどくさいから能力使って家到着
早速手紙を読む
ローくんへ
こんにちは
この手紙読んでるってことは私もうこの世にはいないかな?
びっくりしたと思います。病死なんてなんかかっこ悪いよね…?
ロー「ん?」
(ミズキ屋は事故だったんじゃ…)
私ね、ローくんに一つ隠してたことがあるの。
ローくんが転校してきた前の日にちょうど病院だったんだよ
その時ね、先生に言われちゃった
貴方の寿命はあと1年です
こんないじめられて、青春なんて出来ないまま私の人生終わっちゃうんだー
なんて思ったよ…w
でもそんな時に君が転校してきた
それでいじめられてるとこから助けに来てくれた
すっごい嬉しかったよ
そのあと遊園地行ったり、学校の文化祭もとっても楽しかった
私の人生、
この数ヶ月がいっちばん楽しかったよ!!
それでね、気づいちゃったんだけど
私さ、ローくんのことが好き
もう死んじゃったけど
私の事覚えてくれたら嬉しいなーなんて
ほんと楽しかったよ
また来世で会えたらいっぱい喋ろ!!
ありがとう…ごめんね!!
ロー「はっ」
最後までそんなこと言うのか
謝りたいのは俺の方なのに…
あー、もっと早く告っとけばよかった
ロー「好きだ…」
涙が溢れ出る
家の中なのにふわっと暖かい風が吹いた
「私も好きだよ…!!」
迷惑をかけないように生きろと言われた。
その通りだと思った。
けれど、
わたしを助けてくれるあなたが頼もしくて、
大好きで大好きでたまらなかったから、
あなたにたすけてもらえるようにした。
#ありがとう、ごめんね
『レディバードの恋人』
太陽にぶら下がりながら 究極のひなたぼっこを考える 妖精みたいなあの子 ハンドベルで導こう 天の道はくねくねでこぼこ 転んでしまう 五年歩く 更に十年歩くのだ 水玉模様の恋人よ ありがとうそしてほんのちょっとごめんなさい