『ありがとう、ごめんね』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#ありがとう、ごめんね
私に関わってくれてる全ての皆さんに捧げる言葉。
ありがとう、ごめんね。
『ありがとう、ごめんね』
いつもほんとにありがとう
辛い時話を聞いてくれて
ありがとう
優しい言葉をかけてくれて
ありがとう
精神病で弱ったところばっかり
見せてごめんね
でも
ずっとそばにいてくれて
ありがとう
心からあなたが
大切で
そして大好きだよ
父が他界したとき
涙と「ありがとう」「ごめんね」の言葉
しか出てこなかった
ありがとうは育ててくれた
感謝の言葉
ごめんねは、
十分な親孝行ができなかった
謝罪の言葉
これらの言葉が父に届いていたか
どうかも今となっては分からない
題「ありがとう、ごめんね」
隣の席の鈴木さん。とっても可愛くて、女の私でも見惚れてしまう。
「鈴木さん、さっき先生が呼んでたよ」
私が彼女にそう声をかけると、くりくりの丸くて大きな瞳に私が映る。
「ほんと!? ごめんね!」
こういう時は、ごめんね、ではないと思う。いや、しかし、手間をかけさせてごめんね、の意味があるのだろうか。
そんな事を考えていると、鈴木さんは先生に会いに行こうと立ち上がった。
立ち上がったと同時に、机の角においていた筆箱が机から滑り落ち、盛大に床へと散らばる。
「わー!? ごめんねー!」
こういう時の、ごめんね、は理解できる。
だがやはり、私も一緒にペンや消しゴムなどを拾って渡してあげると、
「ほんとごめんね~!」
この、ごめんね、も最初の、手間をかけさせてごめんね、なのか。だとしても……私は意を決して口を開く。
「鈴木さんってさ、ごめんね、が口癖なの?」
いきなりの私の問いに、え?、と真顔でこちらを見つめる鈴木さん。
「こういう時は、感謝なんだから、ごめんね、じゃなくて、ありがとう、だよ」
理解したかのように、鈴木さんも、あぁ!、と続ける。
「そうだよね! ありがとう、ごめんね」
しばしの間があった。
だが、ほぼ同時に次の瞬間、二人で吹き出す。
これが、初めて可愛いと高嶺の花の存在だった鈴木さんとのまともな会話。
教室では、始業を知らせるチャイムが鳴った。
【ありがとう、ごめんね】
ありがとう、ごめんね
俺はお前に出会ってからたくさんのごめんを聞いてきた。
一緒にいたいって思ってごめん、君の子どもを産んであげられなくてごめん、両親に堂々と紹介できないようなこんな俺でごめん、辛い思いさせてごめん、
好きになって、ごめん。
たくさんたくさん、俺に謝ってきた。ごめん、ってお前が謝ってくる度辛かった。俺はお前に幸せだって、笑っていて欲しかった。そのごめんの裏にはお前の苦しさや辛さ、涙があったんだろう。だから俺はお前にごめんと言われる度、ありがとうを返すんだ。
一緒にいたいと思ってくれてありがとう、お前の人生を俺にくれてありがとう、俺と出会ってくれてありがとう、
好きになってくれて、ありがとう。
いつかお前が、辛さや苦しさじゃなくて幸せを存分に感じられるようになるまでお前のごめんを俺がありがとうに変えてやるからさ。いつか、ごめんじゃなくてありがとうを聞かせてくれよ。
ありがとう、ごめんね。
この言葉を言うと涙が出てくる。あぁ、自分ってこんなに素直になれたのかって。あの、目の前が全て崩れ落ちて、全てが敵に見えた時も、笑いかけてくれた友達に笑顔を作れなかった時も、この言葉さえ伝えられていれば後悔しなかった。心の臓がきゅっと締め付けられるような感覚を、毎日のように感じることは無かった。
寒気がする。手先や足先は布団の中でポカポカと温まっているのに、身体の中心の奥の下の方が熱を失っていく。ありがとう。ごめんね。この言葉がどれほど私の感情を揺さぶるのか。分かりたくない。だけどきっと、これからも長い付き合いとなるだろう。
ありがとう。ごめんね。よろしくね。
ありがとう、ごめんね
「ありがとう、ごめんね」
彼女はそう言った。十四年間彼女に仕えてきて、初めて聞くような声だった。嫌だ、離れたくないと叫ぶ私を制して、屈強な男たちに連れていかれる彼女は美しくあり続けた。
数々の嫌がらせをし、反逆者だと罪を着せられても彼女は怒りをあらわにはしなかった。泣くことも、怖がることもせず、堂々としていた。
断頭台に上る彼女に心ない言葉が飛び交う。それに対抗するように大声で彼女のことを呼んだ。
「お嬢様!!」
かき消されるほどだったのに、彼女の耳には届いたようで、目が合う。鋭い刃が落ちてくるその瞬間、彼女はたしかにこう言った。
「ごめんね」
音として聞こえたわけじゃない。ただ小さく動いたその口がそう動いたのを見て、頭で理解した瞬間のことだった。彼女の首が落ちたのは。
信じられなくて、信じたくなくて、膝から崩れ落ちる。声をあげて泣く私を人々は冷たい目で見ていた。
#ありがとう、ごめんね
大切な人とずっと仲良くいられるための
魔法の言葉…
でもね
長く一緒に居ればいるほど
素直に言えなくなる言葉
なんでかな…?
こんなに簡単な言葉なのにね…
ありがとう
ごめんね
素敵な言葉なのにね…
いつもありがとう
素直になれなくてごめんね
これでいいのにね…
🌈黒猫のつぶやき🌈
ツンデレのツンはほどほどに…
誰かを傷つけるツンは可愛くないよね
温めた腹をわざわざ冷やすために、フローリングにもたれかかった
躊躇った指先のゆくままに引っ掻いた、傷の残る君の背まで、まだ思い出であってほしい
そう願いはじめるとき、炙るように陽を重ねる、冷たい朝と霜が降りる
ありがとう、ごめんね
そんな「当たり前」が言えるあなたが好き
おはよう、おやすみ
そんな「優しさ」をくれるあなたが好き
またね、さようなら
そんな「切なさ」を心に染み込ませてくれる
あなたといたい
謝ることでもないのに、「ありがとう、ごめんね。」
素直に「ありがとう」っていってごらん。
気持ちが楽になるよ。
「ありがとう」は魔法の言葉
テーマ:ありがとう、ごめんね #26
※この物語は#20からの続編です
でも僕は、それを彼女に言うことができなかった。
僕が彼女の憎むこの街の王と王女の息子で、もうじき王となると知ったら、彼女はもうこうして自分と話してくれなくなってしまうのではないか。そう思ったからだ。
「話を聞いてくれてありがとう、暗い話をしちゃってごめんね」
彼女は苦笑いをした。
どうにもできない自分の未熟さが、憎たらしく思えた。
そして、自分はこの国を変えたい。
そう改めて想いを確信に変えたのだった。
友よいつもありがとう側にいてくれ
そしていつもごめんね。弱い僕で……。
ありがとう私の親友でいてくれて
ごめんねわがままな私で……。
ありがとういつもあたし味方で居てくれて。
ごめんねいつも泣き虫で……。
大丈夫お互い様だよ。
いつもありがとうこんなちっぽけな俺の彼女で居てくれて。
ごめんねどうしようもない彼氏で……。
ありがとう体の弱い私彼氏で居てくれて。
ごめんねこんなワガママな彼女で……。
それでも大好き一生の恋をお互いにしたからだ
運命の人に。
ありがとう、ごめんね
私が初めて人に伝えた"好き"
君は今まで聞いたこともないくらい優しい声で答えてくれた
告白してくれてありがとう
すごく嬉しいよ、でもごめんね
そんなこと言われたらさ
もっと好きになっちゃうじゃん
君からの"ありがとう" この一言で
私が君を好きになった意味が
君に対する好きという気持ちが
全てが報われた気がして
すごくすごく嬉しかったです
ありがとう、ごめんね
ありがとう、
生まれてきてくれて。
と言う。
私は
ごめんね、
死んでしまって。
と言う。
◎ありがとう、ごめんね
短い間ですがとみんなに挨拶をしたあなた。
隣の席に座ったあなた。
授業中に咳をして申し訳無さそうにするあなた。
体操服に着替えるのが誰よりも早いあなた。
お昼ごはんを食べると教室から姿を消すあなた。
放課後につまらなさそうにひとりで帰るあなた。
私を追い抜きクラスで一番の成績をとってもだれにも自慢することのないあなた。
あなたは私の視線に気づいて、目尻を下げて見つめ返した。
私のことを知らないあなたのその眼差しを受け、見つめ合った数秒で、私は敗北を受け入れることができた。
あなたは言葉通り短い間だけわたしたちのもとにとどまり、私に初めて敗北の味を覚えさせた唯一人。
それでも
私は顔も声も思い出せないの。
目の前にも、瞼の裏にもいないあなたへ、
ありがとう、ごめんね。
あれだけ私を説得しようと頑張ってくれたのに。
辞めてほしいって言ってくれたのに。
「…ごめん」
私は、あなたの希望に応えられない。
屋上から見る景色はいつもよりも綺麗に思えた。
フェンスを乗り越え、少しの足場に脚を下ろす。
「ありがとう、ごめんね」
脚を宙に浮かせると、重力にしたがって落ちていく。
─────────グシャリ。
『ありがとう、ごめんね、』
『ありがとう、ごめんね』
たった一行
手紙とも呼べない紙片
たったこれだけ
骨も残らない
いっそ連れていってほしかった
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ねえ、なにしてるの、?
ごめん疲れちゃって、なんでもないよ笑
なんでもないのに悲しそうに笑わないでよ
彼はいつもそうだ。
いつも、悲しそうな顔をして空を眺めてる。
どうしたの?と聞いても「なんでもない」の一点張り
でも、今日はいつもと違ってベランダに出て身を乗り出していた。
心臓が破裂するかと思うくらいに焦った。
こんなに冷や汗が出たのは何年ぶりだっただろう、、
こっち、来てよ。
ごめんごめん。泣かないで笑
涙が止まらない。
彼は私を大きな体で包み込み私は
彼の体温を感じ安堵(あんど)する。
貴方はあと
何日
何ヶ月
何年
経てば心から笑らってくれますか?
【ごめんね、ありがとう】
私はあなたに「ありがとう」そう言うと
君は「ごめん」そう言った