『あの頃の不安だった私へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの頃不安だった僕へ
あの頃の僕は何が不安だったんだい?
お金が無い事?
勉強が出来無い事?
絵が上手く書けない事?
人と上手く関われない事?
運動が得意では無い事?
きっとどれにも当てはまらないくらい一つだけあった。
それは…家族がいない事だったよね。
人と違って施設で育ってきてるのは辛いよね。
莫迦にされて
同情されて
挙句の果てには理由まで聞かれたよね。
凄く苛ついた
辛かった
多分この辺の感情が当てはまるんじゃないかな?
幼馴染みはちゃんと家族が居たからね。
でも、これを乗り越えればきっと良い事があるよ。
まぁ、良い事はあったから安心してよ。
この言葉が昔の僕に届けばいいのにな……。
# 12
とりあえずは、生きてるよ
相変わらず死にたくなるけどね
でもさ、とりあえずでも
生きるって選択取ってくれてありがとね
毎日、一秒、一瞬が辛かったよね?
頑張ったね
あんたが生きたいって思えるように
これからのわたしが少し頑張ってみるよ
その時のあんたが今のわたしに未来見せてくれたしさ
ちょっとだけ応援しててね、頼むね。
じゃ、明日にいってきます
あの頃不安だったわたしへ
今のわたしより
この手紙を読んでるってことは今俺は泣いてるかな。
いや痩せ我慢して泣かない俺に、アイツ怒ってるんだろうな。
なんで分かったんだ、天才だって思ったでしょう。
そう、天才なんだよ。ってふざけたいとこだけど、今回はやめておく。これを書いてるのは、数年後の俺だから分かるよ。到底信じられないだろ?
あの頃の俺は、急に先輩が死ぬなんて思ってなくて。死が身近なものなんだって知らなくて、動揺した。「誰でもあるはずの明日が」先輩にはないんだって気づいて、どうしようもない感情に襲われたよな。
急に顧問から電話が来た時、なんだか胸騒ぎがした。俺にわざわざ電話することなんてないでしょう。今どきLINEで済むもんな。電話に出て、亡くなったって聞いた時。耐えきれなくて顧問に聞こえないように息を殺して泣いた。顧問にはバレてて静かにありがとうって言ってたけど、俺は亡くなってんのに、何がありがとうだよって思って、もう亡くなってるって認めたくなくて「なにがですか」って言った。続けて、顧問もしんどいだろうから休んでくださいって言ったら「俺がその言葉を○○にかけてやれば良かった」って泣いてて、何も返せなくて。そんなん、後輩の中で1番仲良かった俺が1番思ってるよって、なんでかイラッとした。
次の日学校がいつも通りあって、いつも通り授業を受けて、昼飯食べる時に気づいた。先輩がいなくたって、俺の人生は回るんだ。何一つ、世界は変わらない。全校集会で彼が亡くなった、って話があったことぐらい。死因が死因だから「触れちゃダメだ」みたいな雰囲気で、誰1人俺に話をしてこなかった。
皆の中で、先輩は触れちゃいけない存在になった。
前は明るくて、穏やかでみんなから好かれる部長だったのに。前から「先輩が部長って大丈夫っすか!?」って言うと「何が大丈夫か、なんだよ!平気だよ、馬鹿」と俺を小突いてくるような、お茶目な先輩。
なのにしっかりしてて、部のまとまりがない時は「たるんでないか?」って周りを正してくれた先輩。俺が試合に負けて落ち込んでる時、「何泣いてんだよ」って声かけてくれる、周りを見てる先輩。
俺が彼女と別れてそこまで落ち込んでない先輩に、本当に好きだったんすか?と聞いた時。「意外と傷ついてないし、いなくても支障ないし。楽しかった、好きだったつもりだけど好きじゃなかったのかな」って話す意外と冷たそうなとこも。
全部、思い出せるのに。
部活の招集がかかって、放課後教室に集まる。
内容はみんなの話が聞きたいってことと、暫く部活は休みだってこと。皆が皆すごく暗くて、息が詰まりそうだ。
「こんな時、部長が笑わせてくれてましたね」
って俺が言うと、俺は先輩と同学年の先輩に殴られた。
「そういうこと言うな」
「何が駄目なんですか」
俺が聞き返すと、みんなが静かになった。
殴ってきた奴は俺を睨みつけて、黙れって言った。
「なんで、先輩の話をしちゃいけないんですか」
今までモヤモヤしてた感情も、やるせなさも全部声に出なくて、俺は走ってその場を後にした。ドアを激しく閉めたから、周りには俺が怒っているように見えただろう。
自分の教室に戻って席に着く。窓際の席だから、部活をいつも通り行う野球部の姿が見える。
「先輩が死ななかったら俺たちだって」
1番してほしくなかった、したくなかった、先輩のせいにするみたいな言い方。こんな自分嫌だと思っても、止められなくて呟いた。
「なんで死にたかったんですか」
「あの頃不安だった私へ」
いつか見た占いに書いてあった「不安が原動力」
そんなの嫌だなぁ。
そう思っていたけど、
歩んできた道のりを振り返ると
そんなに悪いものでは無かったかも知れないね。
きっとこれは夢だ
そう言い聞かせてきたけど
夢じゃなくて現実だと叩きつけられた
それでも今生きてる私は
誰が何を言ってこようと
頑張った証だよ。
あの頃の自分へ、、
アナタは昼休みになると、いつも一人誰もいない場所へ行き
一人で弁当を食べていたね
とにかく人(他人)が苦手で自分以外信じていなかった
そのくせ人が幸せそうに友達同士で楽しくやってるのを見て
羨ましくなったりしてさ
あの頃、もっと素直になれてたなら今この時、周りには
違う人生や繋がりがあったのかもしれないね
ゲームが好きで音楽聴くのが好きで
好きなものを共有していれば輪が広がって
もっと沢山の道があったかもしれない
でもね、、アナタのような人が居たから
誰もいない屋上や放課後の教室も寂しくならずにいられたよ
相手は人じゃなかったかもしれないけれど
アナタはあの頃、どんな気持ちでその場に居たのだろう
やっぱりモノじゃなく人と繋がりたかったかな?
、、でも大丈夫
そんなアナタでも大人になったアナタは笑えてるから
後輩も先輩もできて共にゲームする仲間も居る
苦手だったカラオケも一緒に楽しく歌える友達もいる
そのまま自然に任せて進めばいい
永遠に1人なんてことはないんだから
知ってたかい?
人はどう足掻いたって1人にはなれないんだよ
家から一歩外へ出れば沢山の人が生活してる
そして沢山の中の1人にアナタも入っている
あとは少しの勇気と素直な気持ちさえあれば
アナタの周りには小さな繋がりができていくよ
色々な色の花が咲くようにアナタもアナタらしい花であればいい…
↑こんな感じ?(笑)
またね(^_^)ノシ
あの頃の不安だった私へ
えっ、今でも不安だよ
むしろ不安は無くならないって
だって、未来があるから 希望があるから
なくなったらどうしようと考える訳で
不安あり希望ありの未来を楽しみなって
《あの頃の不安だった私へ》
不安でいっぱいのあなたですが
そのまま進んでください
抱えてた不安はなくなり
変わりに幸せを抱えます
大丈夫
ちゃんとご飯が美味しいから
-あの頃不安だった私へ-
あの頃不安だった私へ
もう何が理由だったかはわからないけど
何度も何度も
夜にのまれそうになって
でも、朝が来るのも恐れていた私へ
今でも全くないわけではないけど
あの頃よりも仲良くなれていると思う
今はまだ、ちゃんとわかったわけではないけど
あの頃の私と同じように
もし今、夜の真ん中から抜け出せない人がいたら
少しだけ信じてみて
“明けない夜はない”
〈あの頃の不安だった私へ〉
私があの頃感じていた不安は、言葉にできないほど大きかった。その時、私はまだ自分自身の存在意義を見出せず、未来に対して不安を感じていた。そんな私にとって、上記の小説の描写は非常に鮮烈に記憶に残った。
その小説は、淡い光が差し込む森の中を歩く少女の物語だった。少女は自分自身の存在意義を見出せず、何かに追われるような不安を感じていた。しかし、彼女は森の中で出会った動物たちとの交流を通じて、自分自身の存在意義を見出すことができた。
その描写は、鮮やかな色彩と洗練された構文で綴られていた。作者は、少女の内面にある葛藤や不安を繊細に描写し、読者に共感を呼び起こすことに成功していた。私は、その小説を読んだ瞬間、自分自身の不安を共有するような感覚を覚えた。
今でも、あの小説は私の中で特別な存在として残っている。私は、自分自身の存在意義を見出すために、少女のように向き合わなければならないと感じている。そして、その小説が与えてくれた勇気と希望を胸に、今後の人生を歩んでいくつもりだ。
安心して。
例え今つらくても君は死なない。
努力を誰よりも自分自身が知ってるはずだよ。
君はもう少しすれば正式に詩人となり詩集を出版する。
だから大丈夫。
生きていてくれて本当にありがとう。
よく耐えたね、僕。
あの頃の不安だったわたしへ
ねえ、少しだけ耳を傾けてくれる?
信じて貰えないかもしれないけれど
あなたが今見ているその素敵な夢は
叶う日がくるよ
とても簡単ではなかったけれど
今あなたが見ている世界より
もっともっと素敵な世界へ
踏み出せるから
不安と、すこしの勇気を抱えて
飛び出してみるといいかもしれないね
きちんと向き合った証
✳︎あの頃不安だった私✳︎
#28 あの頃の不安だった私へ
「ねえ」
「うん?」
「過去の不安がってる自分にかけるべき言葉ってあると思う?」
「ないね」
「即答か。でも私も同じだな」
「結局乗り越えられてるわけだしね」
「うんうん。あ、あれなら言ってやりたい」
「なに?」
「刮目せよ!」
「…確かに」
刮目とは、注意して見ること。
『刮』という字には目を擦る意味があって、
特に、思い込みや先入観を捨てて注意深く見るイメージがある言葉のようです。
過去の自分にアレやこれや言いたくなるなら、
それは後悔というべきものなので。
不安だった、と過去形にできるのは、
その事を完全に乗り越えているからこそ。
美味しいものでも食べて、
今の自分を褒めてあげましょう。
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不安なときを過ごす自分というのは、
「頭では分かってるけど不安」と言っては
自分の中に答えを探そうとする傾向があって。
日々辛い気持ちで過ごしていた頃は、それこそ光の無いトンネルを歩くようだった。
なんとなくゴールの形は予想できても肝心の出口は見えず、どれほど歩けば出られるか分からない。
実際に目を塞がれているわけでもないから、
結局周りに目を向ける余裕がなかったんだと思う。
だから、声をかけるなら、顔を上げて視野を広く持て、くらい。出来なかったから辛かったんだけど。
今、不安を感じていないなら。
わざわざトンネルを覗く必要はない。
好きに光の中を歩けばいい。
未来は、それほど恐れなくてもいい。
将来、自分は何をしているか、どうなっているか不安だろう。
でも、案外何とかなってるよ。
だから、心配しないで……って言うのもなんかあれだけどさ。
とにかく、どんな事があっても前向きに行こう。
いつまで経ってもウジウジしてたら、その時間がもったいないからさ。
〜あの頃の不安だった私へ〜
大学1年生の私へ。
コロナ禍で入学して、授業は全部オンライン授業。一人暮らしで誰とも顔を合わせない生活。
丸1日誰とも喋らない日なんてザラにあって。
このまま友達ができないかもしれない、これからどうなるのか、孤独と不安を抱えて苦しんでいたよね。
大丈夫。3年後の貴女は部活の仲間や友達、彼氏までできて、楽しい日々を過ごしているから。だから泣かないで。
【あの頃の不安だった私へ】
今の私が元気なのか分かりますか、あの頃の不安だった私へ。なんて、一昨日きやがれくらいには意味が分からない書置きっていうか手紙。起きたらこんな手紙が置いてあった。生憎、昨日は珍しくお酒を浴びるほど飲んでしまったので記憶はない。寝る前に何をしていたかとか覚えていない。独りで酒に溺れていたんだ。迷惑はかけていないはずと思ったらこいつ誰。知らないやつか。
「ん? 知らないやつぅ!?」
思わず叫び声をあげたが、その見知らぬ誰かは起きやしない。いや、ありがたいけど。いや、誰だよ。私、何したんだ。てか、こいつ尻尾生えてね?
「ん、誰お前。てか、ここどこ。」
いや、私が知りたい。あの頃の不安だった私へ。なぜかわからないけど私が起きたら目の前に悪魔らしき何かがいたらしいです。
あの頃の不安だった私へ
先が見えなくて、前に進めなくてどうしようもなかった。
不安で押しつぶされそうになった。誰かに寄り添いたい。
触れたい…ってそう思っても誰も頼れる人なんていなくて
自分なんていなくなっても誰も傷つかないってそう思った。
でも、見て? 今の私を必要としてくれる人がたくさんいる。
辛くなることもある。あの頃と同じように先が見えなくなることもある。でも大丈夫だよ。私はひとりじゃない。
あの頃…不安を乗り越えた私がいたから今の私がここにいる。
ありがとう…。あの頃の私。
お題「あの頃の不安だった私へ」
確かに不安だった
不安しかなかった
だけど
終わってみれば
とてもあっけなかった
突然ガラリと生活が変わって
ひとりの責任がとても重くて
逃げたくて仕方なかった
それでも月日が過ぎれば
否応なしにその境遇に身を沈めてしまう
まるで今までもそうしていたように
普通に笑っているんだ
そして終わりが来たら
寂しくて、とても寂しくてたまらなくなる
後悔ばかりが浮かんでくる
だから不安だった私へ
たくさん泣いて
たくさん怒って
たくさん疲れても
その時間は心に残らない
後悔するくらいもっと欲しいと思うから
ダイジョウブ