『あなたに届けたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたに届けたい
あなたに届けたい 愛情いっぱいのマフラー
でも 重たい女と 思われたくない
今年のマフラーは自分色
だけど 一回は 使ってみよう
「あなたに届けたい」
毎日がモノクロで
世界が冷たくて
苦しい事ばっかりだった昔の私…
そんなあなたに届けたい
庭に毎年咲く桜のキレイな薄いピンク
辛い時に傍にいてくれる人の温もり
些細な事で笑い合える幸せ
その真っ暗なトンネルを抜けた先は
少しだけ明るい世界…
あなたに言いたい。会いたいよって。
隣のおうちの優しかったお兄ちゃん。突然いなくなって、帰らない人になって、、
家に帰ってきてからそのことを知らされた時は混乱でなんって言えばいいのか分かんなかったよ。
今でも一緒にバーベキューした日のこととか花火をした日のこととか思い出して、涙が止まらなくなる。笑ってた姿を思い出して胸が苦しくなる。でもなんだかいつもそばに居てくれる気がする。心が教えてくれる。
今週末またご飯一緒に食べようね。
どうしようもなくこの世界は生き辛い。
常に息が苦しくて仕様がないのだ。
もがき苦しんで
必死に今を生きている私を
未来のあなたに届けたい。
あなたは今この世界を上手く生きられていますか。
ーあなたに届けたいー
2024年10月日記まとめ
今日も調子が良くって嬉しい
2024/10/31㈭日記
柿、いただきました
2024/10/30㈬日記
スニーカーが雨で濡れて
2024/10/29㈫日記
旅のしおり
2024/10/28㈪日記
アプデしなきゃ
2024/10/27㈰日記
どうなんだろう
2024/10/26㈯日記
食事中の方は、ご注意下さい
2024/10/25㈮日記
後編
2024/10/24㈭日記
前編(アレより大変な虫の話し)
2024/10/23㈬日記
明日は霜降
2024/10/22㈫日記
散歩日和
2024/10/21㈪レポート
今週の花火大会は
2024/10/20㈰日記
サンリオショップ
2024/10/19㈯日記
柿胃石っていう病気もあるそうで
2024/10/18㈮日記
小夜
2024/10/17㈭日記
秋風が湿っていて気持ち悪いな
2024/10/16㈬日記
元気?と聞かれる前に
こちらから動く
2024/10/15㈫日記
明日は十三夜だし
2024/10/14㈪日記
アイス日和
2024/10/13㈰日記
秋晴れ
2024/10/12㈯日記
遅くなってしまった
2024/10/11㈮日記
揺れる
2024/10/10㈭日記
ココロオドルといえば
2024/10/09㈬お題
惜しいな昨日の日記のタイトル
2024/10/08㈫日記
束の間
2024/10/07㈪日記
新しいドラマ
2024/10/06㈰感想
悪い想像
2024/10/05㈯日記
NNNとは
2024/10/04㈮日記
胃の復活
2024/10/03㈭日記
今日も
2024/10/02㈬短め日記
今日のノラさん
2024/10/01㈫日記
町外れの草原で、私は小さな男の子に出会った。
その男の子の瞳は、お日様に照らされる海の表面みたいに輝いていて、深海みたいに深く、岩にあたって砕ける波のように透き通っていた。そんな瞳に見守られていたのは、少し枯れてきた草の生える草原に咲く、小さな白い花だった。もう、頬を撫でる風が冷たくなった頃だったが、そんなことはかまわず、その花は活き活きと一生懸命咲いていた。
「花、可愛いね」、思わず男の子に話しかけてしまった。初めて会った女の人に、急に話しかけられたら怖いだろう。ごめんと言おうと口を開こうとした時、「うん、この花可愛い」と、私の琥珀みたいな目をみて、話してくれた。じっと見てきたから、深くてキラキラと星の散るような瞳に目を逸らしてしまいそうになった。
その男の子は、穏やかに流れている川の近くに住んでいた。その家から、お母さんとお姉さんが出てきた。そして、「そろそろ戻っておいでよ!」と、男の子を呼んでいた。花を眺めていて、家に戻るのに時間がかかりそうだったから、「お母さんたちが呼んでたよ?」と言うと、「分かった」と言って、家に戻って行った。
3ヶ月ほど経って、またあの草原に向かった。
またあの男の子はいるだろうか、またあの眩しすぎる瞳で見つめ返してくれるだろうか。
草原を見渡した。居なかった。そこにあったのは、1輪だけで、寂しそうに咲いている花だけだった。
体が勝手にあの子の家へと向かっていた。ドアをノックして、あの子が出てくるのを期待していた。
出てきたのは、あの時のお姉さんだった。
「どちら様ですか?」と聞かれた。「この前、あの花の咲いている草原で、綺麗な瞳の男の子と話したんです。久しぶりにここに来て、あの子、いるかなって思ったんですけど、居なかったので、どうしたのかなと思って。」「あぁ、ノアのことですね。今寝込んでるんです。誰かに移る病気ではないんですけど、2ヶ月くらい前から、体が動かせなくて」と、青い目を涙で潤ませた。「会えませんか?」ダメ元で聞いた。1度しかあったことの無い大人を家に入れるはずがない。知っていたが、期待3割で聞いた。少し驚いた顔をして、「いいですよ。あなたのことは、ノアからも聞いていたんですよ。会えて良かった」と、嬉しそうに言ってくれた。
男の子の部屋まで案内してくれた。
「あの花、まだ咲いてるの?」と、私の顔を見た途端に聞いてきた。覚えてくれていたことに驚いた。「うん、あの時と変わらずに、元気だよ」と言った。「良かったあの花見たかったんだけど、見れないから嫌なんだ」と真っ直ぐ私の目を見て話した。「つんできてあげようか?」と聞くと、「いい、あの花は、あそこに咲いていなきゃダメなの。」と、涙目で言った。分かったよと、頷いた。「また会いに来るからね」と、今までで1番明るい笑顔を見せて帰った。
あの日からしばらくして、家に一通の手紙が届いた。知らない住所からだった。
『ノアが 死にました 。来てくれてありがとう。 』
信じられなかった。すぐには涙が出なかった。
まだあんなに小さくて、まだ瞳はすんでいたのに。
何時間か経って、大粒の涙が目からこぼれた。
私はあの草原へ行った「また会いに来るからね」
花に向かって呟いた。
あなたに思いを届けたい
第四話 その妃、ほくそ笑めば
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人間は、浅ましく愚かだ。己の私利私欲を律する人間など、神に誓いを立てた僧侶や巫女くらいだろう。
正しく律せられるのも数える程度。実際にこの目で見たことなど、生きてきた人生で一度もない。
そんな人間ばかりならば、争い事など起こるはずもない。それは、俗世から切り離された小国も例外ではない。
「意にそぐわぬまま、迷い込んだ小鳥たちは何も、一羽二羽の話では御座いません。……我が麗しの小鳥も、恐らくはその類で有りましょう」
だからこそ、この妃にははっきりと、この心を届けておきたいと思うのだ。
膝を折り、面を上げぬまま、束の間の沈黙が訪れる。静かにそれを破ったのは、妃の方が早かった。
「それで、あんたは私に何を望むのかしら」
「小鳥に自由を」
「私を、ここから出したいと?」
言わずとも、この人ならば知っているだろう。
迷い込んだ小鳥たちが、一体どうなったのか。
それでもこの場所から、安全に飛び立って行ける術があることを。
「お望みとあらば」
ハッと、鼻で笑われる。
できないと思っているからではない。愚かだと、そう思ったのだ。
この、『小鳥を助ける』という、自己満足の繰り返しを。繰り返すだけで根本を正そうとしない、目の前の非力な男を。
「つまりは私をここから脱出させて、尚且つこの国から亡命させようとしてるってわけよね」
「はい。僕の全てを以て、あなた様の安全を保証すると誓いましょう」
「でもそれだけじゃ、全然面白くないわよね」
「……はい? 面白い?」
「あんたもそろそろ飽きてきた頃でしょう? その誓いも、何度も言い過ぎて薄っぺらいったらありゃしない」
そうして、目の前の妃はほくそ笑んだ。
「あんたは、今まで何を見てきたのかしら」
頬杖を突いて。
笑みを浮かべて。
「私、やると決めたらとことんやらないと気が済まなくって」
そして跪く男を指差して、言い放つ。
「吠え面かかせてやろうじゃないの」
「えー……」
美しさは変わらない。
けれど、どこか年相応に見えるその愉しそうな笑みに、捨てたはずの心が踊り出す。
あるわけない。
何事も、上辺で付き合うのが一番楽で後腐れないのに。
「何よ。何か文句でもあるわけ。あるって言っても、あんたはもれなく道連れだから」
「何でもないですよ。喜んで着いていきますとも」
月が沈む。
きっと寝惚けているせいだろうと、今はまだ、そう思うことにしておく。
これ以上、面倒事に関わるのは御免だから。
#あなたに届けたい/和風ファンタジー/気まぐれ更新
「あなたに届けたい」
「ありがとう」と「ごめんね」をあなたに届けたい。
どうしてもこの気持ちを伝える事ができない。
素直になれない私を許して下さい。
いつか、あなたに届けたい。
あなたに届ける勇気が欲しい。
今日は だし巻き卵が 美味しく出来ました
お母さん
あなたに届けたい
だから届けた
美味しく食べたかな?
「あなたに届けたい」
叶う事はないが
感謝を届けたい人がいる
亡き母に
ありきたりかもしれないが
生んでくれてありがとうと
今なら素直に言える気がする
そして
今の自分を見て
どう思っているのかも聞いてみたい
あなたはなぜ逃げる
自分を大切にするが故か
やる気が消えたからか
誰も分からない答えを
君はずっと探している
なぜ、そこまでして固執するか
人を助けることが夢であるならば
まずは、自分の未来を助けなよ
そういったって、
言葉はゴミに成り下がる
信じる人間は言葉が言葉になり
信じる人間以外は、言葉にならない。
俺には理解が出来ない。
いや、昔はそうだったかもしれない
自分が変わりたい一心で
世界に触れてみたんだ
最初は何もかもが嫌だった。
だって
俺が壊れた原因の世界だったから
けど
もう一度立ち会ってみたんだ。
つらくて、くるしかった。
けど
引き下がれなかった
もう
前を進むしかなかった
俺が誰かを、
世界から引き戻すのは
迷惑なのかもしれない
俺は俺であって
他人は他人でしかない
そう思っているのに
身体が言う事を聞こうとしなかった
助けたくて仕方がなかった。
良い経験がまた手に入った。
人と関わるのはこれだから辞められない
人はきっかけで動く、綺麗な存在みたいだ。
#17 あなたに届けたい
あなたに届けたい
あなたに届けたいものを
あなたが持っていないなら
あなたは理解不能
あなたが考えないなら
あなたが考えるまで
あなたは気付きさえしない
それがどんな想いでも
あなたのこれまでが
あなたにもたらす
ただのキッカケに過ぎない
そんなものがこれまでを
呆気なく覆したりする
再確認、再利用
再びが新たなる想いを
あなたに届ける
同じだとは思わないこと
これ、どうやって届けようかなぁ。
校舎で拾ってしまった私の片思いの相手のハンカチ。
名前とクラスがきっちり書いてある。
なぜ拾ってしまったんだろう。
ラッキーだろうって?
いや、話したことない人だもの。
違うクラスの一目惚れした男の子。
見るだけでドキドキしてるのに。
よりによってハンカチを届けるミッションが発生してしまった。
どうしよう
どうしよう
心の中でさっきからずっと叫んでいる。
私、全然心の準備してないから、このまま男の子のクラスに行ける気がしない。
ましてや話しかけるなんて。
勇気が全く出てこない。
かといって、このままここにハンカチ置いとくのも悪いと思うし、私も嫌だし。
忘れ物置き場に置く?
気づくかな、早く届けてあげたいよね。
私がその場でウロウロしてると、同じクラスの友達が声をかけてきた。
「何一人で行ったり来たりしてるの?相変わらず面白いね」
「美紀、良いところに!」
もうこの際、誰でもいい。
「このハンカチ、真島くんのクラスに行って届けてくれる?」
「真島?あ、A組だね、志穂が行ってくれば?」
そう言われて即座に首をブンブンの横に振る。
「無理だよ、美紀知ってるでしょ?私が真島くんのこと好きなこと。無理。ドキドキしすぎて死んじゃう」
「いやいや、死なないから。私だって届けるのやだよ。A組遠いし」
「お願い〜助けると思って」
「チャンスじゃない、この機会を逃さず仲良くしたら?」
美紀の非情な言葉。
「そんなレベルじゃないんだってー。真島くんの前では固まっちゃうんだってばー」
「じゃあいつまでも片思いでいいの?」
呆れたように言う美紀。
「いいよっ、私は彼を揺らがずずっと好きでいた自分を誇るよっ!」
私の言葉を聞いて、
「だめだ、こりゃ」
とため息をつく美紀。
そこへ・・・。
「あの、この辺でハンカチ落ちてなかった?」
声に振り向くと、そこには話題の主の真島くんが立っていた。
「あっ!あっ、まっ」
ことばにならない私を見て、美紀が答える。
「あるよー、志穂が持ってる」
そして、私を指さした。
「ごめん、この辺でジュース買おうと小銭取り出したひょうしに落としたみたい、ありがと」
真島くんの整った顔を間近に見て、わたしはこくこくと機械人形のように首を縦に振ることしかできない。
そして、手に真島くんのハンカチを置いて差し出した。
「ありがとう。拾ってくれてて助かったよ」
笑顔で私の手からハンカチを受け取る真島くん。
「じゃあ」
そう言って去っていく真島くんをボーッと見ていた私は、我に返ると、美紀に訴える。
「見た?見た?尊いよね〜!かっこいいし、優しい。この世のものとは思えないよ〜」
「もはやそれって恋っていうか推し活では・・・」
美紀はさっきから呆れ顔だ。
「もう、真島くんが触れた手は洗いたくない〜!」
「なに馬鹿な事言ってるの!汚いから洗いなさいよ」
そんな美紀の叱り声を聞きながら、私は真島くんにハンカチを届けるミッションが成功して、満足感で一杯だった。
「あなたに届けたい」
未来の私から…
恋実らず
花びらが静かに散りゆく
今が悲しけりゃ泣けばいい
冬道は邪道だものね
でも立ち止まってよかったのよ
相手の本性を見抜けたのだから
もう時期雪も溶け
息吹く季節よ
追伸 今のあなたへ
ショコラ
日本の有名ミュージシャン。
私はただの一般人。
私の声なんて届くはずがない。
でも、私は心の中で叫んでみる。
『ありがとう。』
本人に届くことがなくても、私の存在なんて1ミリたりとも知らなくても、私は伝えたい。
あなたのおかげで私はこの何回も挫折しそうになって、挫けそうになった受験勉強を、こうして今も頑張れています。私がここにいるのはあなたのおかげ。
生まれ変わるならまた私だな。
今は充電だと思って沢山の時間を使ってる。
いつもは使わない内側の筋肉、心の筋肉
頭の筋肉をほぐしている。
忘れていた笑顔の筋肉も、時間の経過と共に思い出して来た。
そっ、私はいつもあなたに笑顔を届けていた。
待っててね。
いっぱい充電したら
行くからね!
三通りほどしていた耳鳴りの音も漸く一つまで減って
少し揺らがなくなった視界の隅でもういないはずのお前の顔が幾つか弾けた
痛い
痛い痛い痛い痛い
頭が割れている!
あなたに届けたい
君の心臓〈こころ〉に届く最高傑作。
そうでなくともきっと──。
【1】
─先生、これでいいんでしょうか。
「ん、ああ…。大丈夫だよ。ところでどうだい?」
この状態。と言われて周りを見渡す。いま、大層な機械の中に裸で入れられている。
前面はガラス張りなので、自分がショーケースの中に入っているような不思議な感覚だ。その外に男が手を振っているので、振り返す。
─私ではだめだったのでしょうか。
「アレを幻滅させるわけにはいけないからね。残念だけど君には倒せない。さて、準備をしよう」
口元は笑っている。
が、目では真剣にこちらを捉えている。少し悲しくなって逸らすと、ふふ、と笑われてしまった。
アレ──を見た瞬間全身が震え上がった。人ではないことは確かだった。異次元の存在。思い出すたびにまた恐怖が湧き立つ。だが、この方法なら先生はもう戦わなくていいと言ってくれたが…。
「安心してくれ、絶対に成功するから。最初は苦しいだろうが死ぬことはない。肺の中に液が満たされてから息は出来るから安心してくれ」
と、言って直ぐに上部の大きな管から大量の翡翠色の水がなだれ込んでくる。
あ、と言う間に全て満たされてしまった。
─…!…ー…
「ああ、頑張ってくれ」
窓を叩くと君の力だと壊れるかもしれないからやめてくれと言われた。肺の中に水が入り込んで意識が薄れる中、この研究所へ一緒に来た「あの子」が脳裏に浮かぶ。 と、同時に苦しさが嘘のように引いていく。成功したのだろうか。両手をガラスについて先生を満たされた培養液の中から見下ろす
─…!!…。
「うーん?まだぐっすりと寝てるから安心してくれ。…、よし、バイタル、信号、全て正常。これより第二段階へ移行する」
ここからは意識がない。先生が言うには神にも等しい行為だと言っていた。なんでも一度"溶かして遺伝子を書き換えて再構築"するのだと。
溶かすという言葉に身の毛がよだったが、今私はラボのベッドの上で天井を見つめているから成功したのだろう。それよりも─
ドアにノックがかかる。どうぞ、と促すと先生だった。我が子も抱いている。
「いいかな?」
頷くと先生はベッドの横の椅子へ腰をかける。
「いや、全く生命の神秘だね。君が寝てる間僕にそっぽを向いてずーっと泣いていたよ」
先生が残念そうな顔をして赤子を見つめ、それから赤子を渡された。この重みが懐かしくなり涙を落とす。
「もう、安心して暮らせるんですね」
「そうだね」
どこか他人事──もう私達には興味がないような反応だ。
会話もすることもなく、先生はやることがあると言って直ぐに病室から出ていってしまった。
完全に扉が閉まるのを見届けてから、静かに涙を落とす。
「ごめんなさい…赤ちゃん。私の赤ちゃん」
売ってしまった。"将来"の私の子。
研究所に来る前に二つの事を提示された。
アレを殺すか、将来に託して赤子と静かに暮らすか。
前者の成功率は限りなく低いが、暫くは生きれるだろうと。
後者は身体を提供する代わりに死ぬまでこの子と共にいられる。
一人だったら迷わず前者を選んでいたであろう。腕の中で笑顔を見せる赤子を見てしまったら、急に死が怖くなってしまった。
「決心は決まったかい?」
「はい」
「私の子はあのバケモノを確実に殺しうる存在になります」
握った拳を震えるくらい強く握る。手のひらから血が伝うと、先生はハンカチを出してそれを拭い、優しく両手で私の手を包む。
「物事は単純だよ。もっと皆ハッピーになろうじゃないか」
再び病室からノックされる。きっと成功した知らせだろう。扉がゆっくりと開くと全身から鳥肌が立った。
「こんにちは」
I Love…
I do NOT love you.
Because I do not love me…
あなたに届けたい
お届けものです
まあ、なんでしょう?
開けたあなたはきっと、もう口を開くことはない
愚かですね
この言葉は自嘲か、それとも自責か
きっと私にもわからない
ああしたい、こうしたいって夢の形は残ってるはずなのにもう綺麗に向かうには途方も無く遠い道のりの様に感じてしまう。
もっと綺麗に出来たはずなのに、その程度の好意だったんだなと思って割り切る術ではない事が分かると気が狂う様に泣いてしまう。
何かの成果をあなたに届けたい。
自慢できる様にしたい。
それだけの為に生きてたからこれ以上の価値は見定められない。ああ、虚しい。生きた心地がしない。