『「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日本人の親は子どもに、
人に迷惑かけないように生きなさい
って言うらしい。
インド人の親は子どもに、
人に迷惑かけて生きてるんだから
人に迷惑かけられたら許してあげなさい
って言うらしい。
『ごめんね』の
違う素敵な世界を知った気がした
✳︎ごめんね✳︎
ぼくがいなくなっても 泣かないで
きみの記憶の一部になれたら それでいい
ぼくは星に還るけど 輝く星になって
天からきみを見守るよ
精一杯輝くから ぼくを見つけて
きみが星になるその時は ぼくが導くよ
#「ごめんね」
【ごめんね】
私は謝ってばかりいる母が嫌だった。
どうして言い返さないのって思ってた。
悪いのは相手なのに。
そんな母が今は病院のベッドにいる。
それでも母は親戚に、職場の人に、そして私に謝っている。
「なんでそんなに謝ってばかりいるの。」
そう私が聞いた時、母は少し寂しそうな顔をしながら答えた。
「私はね。謝るだけであなた達が平和に暮らせるのならそれで構わないわ。だけどね。謝るだけじゃないのよ。ちゃんとありがとうって言ってるの。私にとって、謝ることと感謝することは世の中を平和に生きるための魔法の言葉なのよ。」
この言葉を聞いた時、私は初めて母の苦労を知ったように思う。
「今までごめんね。」
私は泣きながらそう言うと
「あなたがいてくれたから頑張れたのよ。ありがとうね。」
と母は私の手を握りながらそう言った。
いつもいつも思います
友達や
家族や
仕事仲間や
優しいわたしの周りの人々に
ごめんね不甲斐ないわたしで
不安で不安で
なんでこんなにポンコツに
仲良くしてくれるのか謎です
本当にごめんね
でもぼちぼち
ありがとう
って言おうと思います
ありがとう
あなたにたくさん迷惑かけた。
好きになって、ごめん。
ごめんね
私の好きな人は彼女がいて、一途で、硬派な人。
仕事もできて誰からも好かれる素敵な彼。
みんなそう思っている。私もそう思っている。
だけどね、違うの。
あの夜酔っ払った彼は私にキスをする。
何度も何度も愛おしそうに唇を重ねた。
触れられたところが熱を帯びたように高鳴って、
電気が走るような反応に落ちていく。
彼から求められる度に私を愛してくれてるようで
その感覚に溺れていたかったの。
まだ子供な私には、大好きな人と近づけたことが
幸せでしかなかった。
今日だけ、と彼が言えば酷く切なかった。
私が彼を独り占めできるのはこれが最初で最後。
…知っているよ。
貴方の瞳の奥には彼女しかいないことも。
私じゃなくてもよかったってことも。
こんな人嫌いになって仕舞えば良かったのに。
私へ、ごめんね。
悪い大人に騙されてみたい日もあるの。
この後罪悪感で胸が引き裂けそうになって泣く日々が
私に襲いかかるとしても、
私はこの瞬間を手放せなかった。
愛していないのに触れないで。
いいえ、愛していなくてもいいから…
こんな私でごめんね。私。
「ごめんね」
「ごめんね」
そう綴られた置き手紙一つで、許せたら、どれだけよかったか。
その一言で、この傷が癒せたら、どれだけよかったか。
ぽっかりと空いた心も、じわじわと実感して泣き出す心も、その言葉で埋められたら、よかったのに。
まだ許すことはできなくて、まだ癒えることもなくて、他のものを詰め込んだ心でさえ、まだその隙間が埋まらないまま。
「絶対、一緒に合格しようね!」
一点の曇りもない目と目が合った時、私はこの結末を悟っていたのだと思う。あなたは素直で、真っ直ぐで、いつも夢だけを見ていて、挫折とか、不安とか、将来のことで思い詰めたことなんて、きっと一度もないのでしょう。
オーディションの合格発表。呼ばれたのはあなたの番号だけだった。ラストイヤーの私は、もう入ることの許されない部屋を抜け出した。誰とも会いたくなくて、薄暗い廊下を歩いた。家に着くまでは心を殺せるような気がした。
パタパタ駆けてくる足音が聞こえた。
リリ、と私を呼ぶ声。
振り返る勇気なんてなかった。
背中から抱きすくめられた瞬間、あなたの中の喜びと悲しみが押し寄せてきて、こらえていたものが溢れた。
「ごめんね」
その一言だけだったら、私は壊れていただろう。
だけど、あなたは私の耳元で懸命に言葉を紡ぐ。
「私、頑張るから。リリの分まで、頑張るから」
ずっと、あなたが大好きで、大嫌いだった。
それは今も変わらなくて、たぶんこれからも変わらない。
背中越しに感じる親友の温もりを、私は一生忘れない。
中2
ごめんね
お母さん、車のシートベルトの隙間に
アンパ○マンのカードをいれて(ごめんね)
あのあとから、シートベルトが少し
おかしくなったんだ、、、、
双子の妹も入れてた気がするから、
私だけじゃないかも、、、、笑
ごめんね!!!!!!!!!!!!!!
過去の自分へ
人と比べて「自分は駄目だ」とか「クソみたいな人間だ」
とか心の中で自分を言葉でいじめてしまっていたね。
ごめんね。
これからはそのままの人生を愛するから。
友人が謝っている
「ごめん!本当にごめん!」
この友人が何をしたのかと言うと、カルピスを飲んだら盛大に吹いて私に若干かかってしまったのである
水ではなくカルピスだ、カルピス
正直、少々気持ち悪かったが、長く付き合っている大好きな親友なので笑っていいよ、いいよと言ってあげた
それでも友人は謝っている
それを聴きながら私はこんなことを考えていた
「謝罪はしすぎると軽くなる」
本で読んだ言葉だ
この言葉を読んだ時納得した
謝りすぎるとかえって軽く聞こえる
友人の誠意は伝わるし、うでをふいてくれてありがたいが、謝罪が義務的な謝りにも聞こえる
せっかく友人がこんなに誠意を表してくれているのにこんなことを考えるなんて最低だな、と思った
また、友人の声が聞こえてきた
「ごめんね」
「ごめんね」5/29
ねぇね、今から謝罪するから、
それが反省してるか、してないか判断してね?
「いや、それよりもスマホ知らない?」
今朝、スマホを落として画面を割りました。
ごめんなさい!
「、、、反省してるなら怒らない」
昨日、冷蔵庫に入ってたハーゲン○ッツを
食べました、ごめんね!
「一昨日も食べられたんだけど?
反省しようか?」
頭の悪い、妹に生まれてきて、ごめんね。
「、、、姉であることに不満はないよ」
ッ、これからも迷惑かけるけど、ごめんね♪
「ごめんね」
どちらかと言えば、気の強いタイプのわたしです。人生の後半戦まで、それにすら気づかなかつた。
一旦、自分の気の強さや傲慢さに気づいてしまうと、これ迄世話になった人たちへ詫びる気持ちが溢れて出てくる。
「ごめんね」
わたしの気の強さ、傲慢さ。そして我儘な考え。たくさん、たくさん迷惑かけてしまって。
でも、本当にごめんねと伝えたい人は、とうに鬼籍に入っている。
今では直接伝えられない、
「ごめんね」なんです。
#「ごめんね」
あの時、言えなかった「ごめんね」
あの時、私が言わなきゃいけなかった「ごめんね」
言わなきゃいけなかったのに、相手が言うべきだと思っていた「ごめんね」
1年経ってやっと言えた「ごめんね」
笑って許してくれた私の「ごめんね」
いろんな思いのこもった「ごめんね」
それから「大好き」
僕は今、親友の墓の前にいる。
親友は事故で亡くなった、とされている。
本当は違う。
彼はいじめられていて、殺されたんだ。
僕は見ていた。
彼が背中を押されるところを。
僕は見ていた。
でも体は動かなくて、あいつらが犯人だ。とも言えなかった。
怖かった。お前みたいに殺されたくなかった。
でもこれは言い訳。
僕はお前に死んでほしかったんだ。
恋も、家族も、成績も、顔、性格だって、
なにもかも勝てない。
もしあの時君を助けていたら。
僕はきっとずっと君のオマケとして生きることになっていただろう。
ごめんね。僕の勝手な子供みたいな対抗心のせいで。
それでも、それでも僕は今も君が憎くてたまらない。
私の潜在意識にごめんね、ありがとう、
いつも守ってくれてありがとう、
感謝しています。
並行生の全ての生命体に、
ありがとう、ごめんね、
許してね、愛しています。
そして私をいつも導いてくれる
ハイブリッドガイダンスに感謝します
これらを唱えることで、
あなたの平行次元全ての生命体に
息吹が吹き込まれます。大地を照らし、
あなたの世界が輝き、宇宙に届くでしょう
「ごめんね」
好きな人と両思いになったのに、他の人を好きになっちゃった。
結局、別れちゃって その人とも付き合うことなく終わった。
孤独になった時に、彼がずっと頭によぎる。
でももう彼には新しい彼女がいた。毎日楽しそうに帰る姿をみて 私は彼にこう言った。
「同じ気持ちになれなくてごめんね。」
君の「ごめんね」で僕の恋は終わった
ちゃんと考えて答えてくれてありがとう
しばらくは落ち込むと思うし、もしかしたら今夜部屋で泣くかもしれないけど、大丈夫
そのうちまた立ち上がるさ
いろいろやらなきゃならないこともあるしね
とりあえず、今日はラーメン食べて帰ろうかな
悪いことをしたら、ごめんねという。
そういうものだと教わった。
だから、悪いことをしでかしたときに
「ごめんね」と声をかけたのだけど。
「軽いよね。口先ばかり」となじられた。
とりあえず謝るのでは駄目らしい。
まだまだ人間は難しい。
人間らしく振る舞えなくてごめんね。
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「ごめんね」
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所感:
異星人だったりロボットだったりAIだったり。
ごめんね、あの頃の僕
君が思い描いていた未来とは
到底比べられない平凡以下の人間になったよ
ごめんね
自分のことも大体いつも嫌いだよ
でもね、たまにすごく好きな自分に出会えるから、
こんな人生も悪くないかと思えてしまうんだよ
君の見たかったものは見れないかもしれない
君の見たくなかったものを見せてしまうかもしれない
それでも、生きていたいんだ
ごめんね
「テーマ:ごめんね」