ずっと自分に自信がなかった
だって、頭が悪いから
全然覚えられなくて、ミスも治らなくて、効率も悪くて
でも、憧れてしまった
だから入った地獄のような塾だった
トップを走る同年代も
当たり前のように高みを目指せと言う先生の姿も
かっこよくてキラキラしてて憧れた
それと同時に苦しかった
自分のできなさが、頭の悪さが
どうしようもなく自分を蝕んで、何度も泣いた
だけど、先生が言ったんだ
「お前は光る部分がある。」って
「喋りなら誰にも負けないだろう」って
「その発想力は誰にもできないだろう」って
だから私ここまで来れたよ
「おれの目に狂いはない」そう言ってくれてありがとう
あなたの審美眼を証明してみせる
どうか今日の私よ、どこにも行かず、側にいてくれ。
もしもいつか
遠い未来で本当の本当に愛したいと思う人と巡り会えたら
わたしはきっと、その愛を叶える
ありったけの愛をその人に捧げる
でも、わたしも欲しい
愛が欲しい
自分に自信をくれるほどの愛を誰かに注いで欲しい
秋を嫌いな人なんていないんじゃないかと思う
ちょうどいい気温は気持ちを高めてくれるし
なんだか「きゅん」とする
なんであんなに「きゅん」とするのかはわからない
別段、恋愛に関する思い出もないし
今、好きな人がいるというわけでもない。
それでも、なんだか胸の辺りから暖かくなって
幸せな気持ちになることは紛れもない事実。
段々となくなってきている秋がすごく寂しいけれど
小さい秋を見つけて
自分の心に灯りを灯したい。
太陽が川の水面を照らしている
そんな光景を眺めながらしょぼしょぼと瞬きをする
三日前にできた友達
朝の4時まで電話しながら勉強会
こんな時間まで起きてたことなんてなかった
あんな遅くまで外で遊んだことなんてなかった
こんなに心の底から大学に受かりたいと思ったこともなかった
親友以外に初めてわたしの家のことを話せた
いつ何時キセキのような出会いができるかはわからない
HSPというものを知っているだろうか
Highly sensitive personの頭文字をとってできる言葉
わたしはこれである。
だれかと関わるときに必要以上に相手の気持ちを予想し
無駄に悩み、無駄に傷付き、無駄に時間を使い…
なんかとってもめんどくさい思考回路をしているのが
このわたしだ。
友人と2人で遊びに行こうと約1ヶ月前から予定を立て、その日を1週間後に控えた今日
友人から1通のLINEが届いた
「弟が一緒に行きたいって言ってるんだけどいい?」
わたしが今回遊びに行く彼女は同い年、弟君は小学校1年生
極度のブラコン?というより育児をやらされているような彼女なので、こんな話題が出てくるのも頷ける
こんなときわたしの脳内ではこんなプロセスが組まれるわけ
別に弟君が来るのは構わない
でも、弟君はねぇたん大好きっ子。わたし邪魔では?
なら、今回は自分が身を引いて2人でいきなというべき?
でも、今回のチャンスを逃したら
わたしは絶対に今回のイベントには参加できない
それに、チケット買っちゃったよ
ずっと楽しみにしてたよ
でも、これでわたしが行ったとしても蚊帳の外
なら、断る?
でも、あんな澄んだ目をした少年の思いを断るわけには
でも、だって、それは、なら、でも を脳内で繰り返し
今日は眠れなそうだ