私は年末年始が嫌いだ。
理由は簡単。両親と親族の関係が粗悪だからだ。
父親は次男だけど、跡を継いだからもろもろの介護とかをしなくちゃいけない。
最近は叔母の面倒をよく見ている。結婚はしていたけれど子宝に恵まれず、叔父さんは8年前に脳梗塞でこの世を去った。
そのため、父が面倒をみているが、とにかく被害妄想が激しくなってきてしまっていて、毎日疲れると言っている。
かたや、父の母もなかなかの曲者で、今年もどこで新年の集まりをやるのかでそれはそれはもめたらしい。
母はというと、一昨年の5月、親族全員VS私の家族という論争を繰り広げたばかり。
脳出血で入院した母をそのまま家に帰すのか、リハビリに向かわせるかで大喧嘩した。
父は、母方の親族一同に信頼されていない。家事も全て母任せで、自由になりたいと言って出て行くやつをだれが信じるのかという話でもあるのだが…。(なんなら裏で💩と言われているのである。これは、母と彼女の妹とお母さんのLINEをちらりと見た時に知った。)
結果としては私達側が勝ち、母は帰ってきてくれた。
さて、この一連の中で、いろんなことが見えてきていた。
父は、自分の親族に辟易していること
母も、自分の親族に対する憎悪をまだ収めていないこと
わたしとしては、従兄弟たちと楽しく過ごしたいのだけれど、ちょっと憂鬱。
今年は揉めたりしないといいな…
今年はどんな年だっただろう。
紅白を見ながら、漫画を読み、ゲームをしているあたりかなり自堕落な一年であったように思う。
来年はきっとものすっっっごく忙しくなる。
大学受験が控えている。
逃げてしまいたいと思うけれど、楽しみとワクワクも同じくらいある
ああ、来年の今頃もこうやってダラダラできていますように!
みなさま 良いお年をお迎えください。
なんか冴えない冬休み
いつもはもっと遊ぶんだけど、毎週木曜日呪われた塾に行かなきゃいけんので、気が気じゃない
呪われたっていうのはそんなスピリチュアルなんじゃなくて、存在がもう精神を摩耗させてくるから、呪いの塾って思ってる
だってさ、毎回25点満点のテストがあって、20点以上取らんと不合格で、不合格になると追試があって、追試2回で退塾なんだぜ?
わたしは今、崖っぷちなんだ
ぶっちゃけ、逃げられる。だって塾だから。
わたしと同じ学校に通ってる子はみんな辞めた。
そりゃ辞めたくなるよ、苦しいよ、テストの時の心音マラソンの後ぐらいあるよ
でも、それでも、なんか辞められないの
辞めますって今日言おうと思ってたんだけど、なんか、この場所いいなって思っちゃうんだよね
あーあ、なんかパチスロにハマるってこんな感じなのかな笑
「祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり。沙羅蒼樹の花の色、盛者必衰の断りを表す。奢れるものも久しからず、ただ、春の世の夢の如し。猛きものもついには滅びぬ。ひとえに風の前の塵に同じ。」
ー平家物語 冒頭ー
変わらないものはないと言われれば思い浮かぶ一例だ。
わたしはこれを小5の時に暗唱テストがあったので、覚えた。「ぎおんしょうじゃかっけぇー!!」程度にしか理解していなかったが、中学へ進学し、本当の意味を知った。確かに、変わらないものなんてないのかもしれないと思うけど。
わたしが家族を思う気持ちは、なにがあっても変わらないだろうと思う。
毎日同じ時間、同じ音とともに出発の時を迎える。
朝のホームはひんやりと冷たくて、眠気でとろけそうになっていた自分の体を元に戻してくれる。
思えばベルの音で一喜一憂している。
乗り遅れたことも、ちゃんと乗れたことも示してくれるベルの音。ギリギリの時間に着く電車に乗っているので毎日極限状態なのだ。同じ電車に乗っていると、見知った顔が増えていく。
わたしの使う沿線は、ご老人や、身体、または精神的に障がいを持っている方が多く使っている。だから毎朝何かがおこる。あるときはご老人の昔話に耳を傾けたり、閉所恐怖症の男性と会話して気を紛らわせたり、綺麗なご婦人に声をかけられて舞い上がったり、二重人格っぽい男性のわたしには見えない誰かとの会話を聞いていたり…。
なんだかちょっとヘンテコな毎日
たまに怖いと思う時もあるけれど、人が人といることで人になれるなら、わたしは今日も寄り添おう。