とらうとさーもん

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12/18/2023, 1:10:30 AM

わたしは今ホームで25分後にくる電車を待っている。
今日は今月最低気温の日らしい。
頬と足を撫ぜる風が異様に冷たくて体の先は冷え切ってしまった。自販機を探してホームを一周し、改札へ行ってようやくお目当てを見つけた

自販機の文字通り「あったか〜い」と思いながらペットボトルをつかみ、ほっと一息つく。

そして思う。「とうとう冬が来た。」

取り留めのない日常の話。

12/18/2023, 1:10:28 AM

救ってほしい。
誰でもいい。
誰かわたしを救ってほしい

12/14/2023, 1:23:36 PM

わたしの家からは、遠くにあるイルミネーションの名所の明かりがよく見える。

「近くで見たら壮観だろうに、遠くから見るとただの光の塊だ」

光の集合体になぜあんなにも人は集まるのだろう。
あいにく出会にも恵まれず、友人と行く約束をしたこともないので行ったことがなく、その良さがわからない。

家から見える光を見て思うのは、煌びやかだということだけ。シンデレラの義姉達の視点から見た「シンデレラ」を読んでいるような、そんな気分。
今この瞬間も、それはそれは幸せなカップルや青春を謳歌する学生がいると思うと、部屋にこもって、遠くの光を眺めている自分の存在がなんだか可哀想な存在に思えてしまう。

光とはいつの時代も妬ましいものだな。

12/14/2023, 9:40:15 AM

わたしの推しは愛の神だ。

ほんとに、まじで、まごうことなき愛の神。
某ゲームに出てくる、インド神話の愛の神様。本当は男性神だけどゲームだから女神。

彼女は、どんなに汚れた過去を持っていても、罪を犯していたとしても、見た目がどんなに醜くても、どんな人でも愛してくれる。それが仕事だから。
それと同時に彼女は、自分に愛を注げない。愛せない。
そして、注がれている愛に気付けない。

彼女の気持ちが、痛いほどわかる。
自分を愛せないから、他者を愛そうと思う。でも、何度か裏切られて、そして、「わたしはきっと人から愛してもらえないんだ」と思い初めて、愛してもらえない自分に価値はないと、それまで微々たるものではあるが注いでいた自尊心やらプライドやら、なんやらをすべて捨て去ってしまう。

念頭に自分は愛されるはずがないという思いがあるから、他者から向けられる好意に気付けなくなる。さらには、気付こうとしなくなる。
振り返って、彼女は、彼は、きっとわたしを愛していたんだろうなと気付く。されている最中は気付かなくても後から気付いてそうして、失ってしまった愛に途方に暮れる。

愛してほしいという気持ちだけが募っていく。
悪循環。自己嫌悪と欲望が巡り続ける。

12/10/2023, 3:43:36 AM

「人間がAIに勝てるものはなんだと思いますか?あなたの意見を述べなさい。」
英検をはじめ、定期テストや、自分の考えを述べよ系の問題には必ず出てくるこの問題。

回答は実に様々である。わたしの今までの人生の中で、印象に残っている回答を二種類お伝えしたい。

ひとつは同級生の回答
「私がAIを作ればいいと思う。作った人には逆らえないコマンドを導入すればいい。」
もうひとつは国語の先生の回答。
「AIは人間の「察してほしい」という気持ちがわからない。たとえば、恋人と歩いている時に「今日寒いね。手が冷たくなっちゃった」と言われたら、みなさんなら「手を繋いでほしいんだな」とわかる。けれど、AIにはそれがわからない。
人の気持ちを、隠された心情をコミュニケーションの中から汲み取れるのが人間が優っている点だ。」

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