タノシクカイテマス^^

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2/23/2026, 2:58:12 PM

Love you

は手直し中ですm(__)m

2/22/2026, 2:49:28 PM

太陽のような

#枯葉#同情#0からの

と同シリーズの小説ですが今回は、前日譚のような作りになっています。物語の視点も別の登場人物になっていて、ややこしいですm(__)m

ある夜、クロの姿が見えないことに気づいたカレハは、寝床にしている物置から外に出て、クロの姿を探しました。クロは、塀の上に登り満月を見ていましたが、大きな背中が少し淋しそうでした。クロの居る塀に上ったカレハは「ひとりじゃないよ」と、クロに寄り添いました。二匹は、朝が来るまで一緒に月を見ていました。


目を開くと、魚のうろこのような雲が、空一面に広がっていた。

(もうすぐ雨が降る。)

仰向けに寝ていた体を、預けていた木の枝からゆっくりと起こし、固まった体を解すように、大きく背伸びをする。午前中の日光は、二度寝をするには最適で、油断をするともう一度寝てしまいそうになる。太陽の位置を確認すると、お昼前くらいだろうと分かり、正確な時間を確認しようと、枝先の近くの窓から見える病室の時計へと目を向ける。この時間帯は、大体カーテンが開けられていることが多い。

(?)

昨日は、誰も居なかった部屋の、窓の側に見えるベッドの上に、新しい患者の姿が見えた。肩幅が広く、しっかりとした体つきのその男性は、一見、病人には見えなかったが、足下のギプスで粗方、察しがついた。目つきが悪く、ふてぶてしい印象を持つ男だったが、不思議と怖いという感じでは無かった。

「クロみたい。」

絵本の中の登場人物が頭に浮かんできて思わずそう呟いた。主人公猫のカレハにとっては、太陽のような存在で、よく母の膝で繰り返し読んでもらった記憶がある。

一点を見つめていた男性の目から突然、涙が溢(あふ)れ出してきて、男は、起こしていた体を布団に沈め、枕に顔を埋めた。「なんでだよ」と、時折聞こえてくる声は、叫びのようで、閉まった窓からでも、「聞こえる」自分の耳は、言葉をよく拾った。僕は、今までに見てきた患者達と同様に、何かをしてあげたい気持ちに駆られたが、ただの枯葉である自分には、何も出来ない。

震える背中を、木の上から、ただ見つめていた。


(後書き。)

猫の日なので視点を変えてみました(ΦωΦ)

窓閉まってるね、#枯葉の時、主人公は、閉まってる窓で枯葉くんの声聞こえたのかな、たぶん泣き終わった後開けたんだな、うん^^;

2/21/2026, 12:47:40 PM

0からの

#枯葉#同情

からの小説の続き。今日もお題を無理矢理ねじ込んでますm(_ _)m

競技を長く続けていると、病院や松葉杖にも慣れてくる。今回のような骨折は、そう多くないが、ひどい捻挫の時などは、医者から推奨されることがあった。術後二日目になり、ひとりで行ける許可の下りたトイレで用を済ませ、手洗い場の水で清めながら、これからの事を考える。病室は、三日目までは個室をもらっているが、術後経過を見に来る看護師や、事前の連絡も無い姉の来訪、窓の外から感じるかまってちゃんの気配などで集中できない。共有空間だが、ちょうど自分以外に利用者が居らず、この清潔な空間は、自分に集中するには丁度いい環境だった。術後良好、一週間もすれば退院は出来る。それから順調に調整が出来たとしても、次の大会には、おそらく間に合わない。

「死に―」

言いかけて口を閉ざす。軽々しく出していい言葉ではなかった。少なくとも病院では。

溜息をつき、患者衣のポケットから出したハンカチで手を拭いていると左足の軽い痛みに気付く。そろそろ麻酔の時間かと、病室に戻るため松葉杖を持ち直した。

個室へ戻ると、まだ誰も居らず――いや、言葉としては、正しい表現のはずで。昨日の今日ですっかりファンタジー脳になってしまったのか、ハンカチと反対のポケットに入れているスマホを動画モードにして、窓から見える木の枝先で揺れている枯葉にレンズを向ける、その動作に、何の疑いもなかった。

「ずっと見てんじゃねーよ。」

すでにこちらを向いていた自称枯葉の妖精が、画面の中で無邪気に笑っている。

「おかえり。」

0からのスタートというわけでもない、選択肢は、幾つかあるのだから、入院中の間くらいは、考える時間に充てても良いんじゃないかと、小風に揺れる枯葉に、自然とそう思えてくる。

「もうすぐあの看護師来るから、しばらく話しかけんなよ。」

妖精の残念そうな顔に、思わず笑い声が溢(こぼ)れた。


(後書き。)

調べる事が多い^^;

ダッシュの正しい使い方が分からないまま乱用してみた。

2/20/2026, 3:52:35 PM

同情

#枯葉

からの小説の続きです。

「あの、僕が見えているんですよね?」

妖精だと名乗るレンズ越しの青年が、澄んだ灰色の目でこちらを伺うように枝から身を乗り出してきた。木の上に登った猫でも撮影しているかのように画面がいっぱいになり、そういえばズームにしていたことを思い出して設定を戻す。

見えているというよりは写っていた。

「…幽霊じゃないんだよな?」

わずかに声が震えた、妖精なら良かったのかと現実味の無い考えに頭が痛くなってくる。息を深く吸い、吐いた息で自分を落ち着かせていく。

「自分でもよくわからないんですよね、気づいたらここにいて」

嘘は無いように思える、ただの直感だが。自分より若く見える画面の中の男は、整った顔立ちに不似合いなあどけなさを持っていて不思議な感覚になった。

「じゃあ、そこで何してんの」
「なにも、寝転んで星をみたりとか」

猫の妖怪なのだろうかと、再びよぎった考えにため息が溢(こぼ)れる。

少し落ち着いてきてきたのか視野が広がってくると、最初は気づかなかった男の服装が、やっと目に留まった。自分と同じ、病院指定の緑色の患者衣。

「ねえ」

画面の中の妖精が楽しげに、こちらへと話しかけてくる。

(きっと漫画だ)

同じ枯葉でも今度は別の既視感で、胸を締め付けるような感覚に顔が歪みそうになるのを下を向いてやり過ごした。男の肌は雪のように白くて、まるで―

「…何?」

俺はひとつ息を吐き会話の続きでもする調子で言葉を返した、ビデオ通話でもしているかのような無邪気な顔がRECの文字とともにこちらを見ていた。

(どうせすることもねぇし)

同情ともいえない哀れみに似た感情を覚えた自分に後ろめたさを感じつつ、少しの好奇心からか微かに笑みが溢(こぼ)れる。

小風に揺れる枯葉をレンズ越しに眺めながら、妖精からの次の言葉を待った。


(後書き。)

消化していきたいのでお題に無理やりねじ込んでいきます^^;

2月中に終わればいいな。

2/19/2026, 3:47:48 PM

枯葉

(この既視感は映画のシーンだったか、それとも漫画か…)

木の枝先にかろうじてしがみつく枯葉を病院のベッドの上でぼんやりと眺めながら、固定された己の左足をなるべく視界に入れないようにする。こうしていれば微かな鈍痛もそう気にならず、考え事に集中できた。通知の音がしたので軽く身を起こし、ベッドテーブルの上に置いてあるスマートフォンを確認する。

「私が会長さんに説明しに行って来るから、今日は安静にしていなさい」

何故か溜息をついた鬼のスタンプ付きの姉からのメッセージに既読だけを付け、枯葉へと視線を戻す。

(また四年後)

体力的にも今年が最後だと考えていた中での己の惨状に、今は何も考えられないでいる。怪我をしたということはとうにピークは過ぎていたのだろう。

「死にてぇ」

小風にさえも今にも飛ばされそうなその枯葉を、手の中にあるスマホの動画機能で撮影しようとカメラを向けた。

「…は?」
「へ?」

枝に跨った若い青年と画面越しに目が合い慌てて視線を窓の方へと向けたが、見えるのは揺れる枝葉だけで。

「誰?」

このファンタジー的状況に誰かと問いかけるのは、果たして正解なのだろうか。

「僕ですか?えっと…枯葉の妖精かも?」

麻酔の影響で幻でも見ているのだ、きっと。


(後書き。)

若葉マークな便乗小説、最後まで書くつもりでいるので、お付き合いして下さる方がいたら、長文の日ごめんねm(__)m

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