No.23『岐路』
私にとっての人生の岐路はいつだっただろう。
そんなことまだ人生の1/5も生きていない私には訪れていないのかもしれない。
そもそも、人生の岐路というのは一度しか訪れないものなのだろうか?
…私は私が日常でしていく全ての選択を人生の岐路だと言える思う。
だって私がしていく些細であったり、大きな選択が私の人生を大きく変えるものであるから。
だから私は一つ一つの選択を大切にして生きていきたい。
No.22『世界の終わりに君と』
「──もし明日、世界が終わるなら何をしたい?」
この質問は何度かされたことがある。
その度に私はつまらない回答を返していた。
「世界が終わるなんて、普通は分からないことだからさ、私はいつもの日常を過ごしたいな」
でも今日は少し、傲慢になってみようと思う。
もし私が世界が終わるその時を知っていたら…
世界の終わりに君とハグをしたい。
一番近いところで大切な人を感じていたい。
最期の瞬間まで大切な人の体温を感じていたい。
体をぴったりと合わせて、大切な人に触れる面積を増やしたい。
その時、私は少し怖さを感じつつも幸せであるだろう。
No.21『最悪』
「うっわ、最悪」
「まじで最悪なんだけど」
私の身の回りには「最悪」という言葉が溢れかえっている。
私自身も気づけば声に出してしまっている言葉だ。
最悪という言葉の構成を考えてみると「最も悪い」と言う意味だ。
だが、私たちは些細なことで「最悪」と言う。
それって良いのかな?
あなたの最悪は本当に最悪?
最悪って簡単に使っていい言葉?
私は最近、「最悪」という言葉に対してそう思うようになってしまった。
No.20『誰にも言えない秘密』
好きになってはいけない人を好きになってしまった。
この想いは秘匿しなければならない。
あなたにも、他の誰かにも。
その行為はあなたを守る行為だから。
そう、これは、誰にも言えない秘密である。
No.19『狭い部屋』
狭い部屋が好きだ。
私ただ1人だけの空間を作れるから。
狭い部屋が嫌いだ。
閉じ込められて息苦しいと感じるから。
それなら私は広い部屋のすみにいたいと思う。
その広い空間には私の信頼する人がいるから安心できる。
この広い部屋にも私の居場所はあると感じる。それと同時に、この広い地球に小さなところではあるが私は存在して良いと感じることができる。
私は1人よりも信頼できる大切で大好きな人たちがいる場所にいたい。それが例えどんなに狭くても良い。だからどうかそばに居させてください。