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12/14/2024, 10:56:19 AM

「わぁ、綺麗」

勉強のし過ぎで凝り固まった体をほぐそうと、少し塾から外に出てみたら、周りの木に色とりどりの光たちが宿っていた。

イルミネーションって、こんなに綺麗なんだ。

すると、私の肩を優しく誰かが叩いた。

「塾帰り?」

最近会えてなかった、幼い頃からの友達だった。

「ううん、まだ勉強してるところ」

「そっか。大変だね」

「そんなことより、見て。イルミネーション綺麗じゃない?」

「ね、とても綺麗」

そういう貴方から、少し緊張したような、そんな声が出ているのがわかった。

今年ももうすぐ終わり。

この儚い光たちが懸命に光るように、私達も最後まで足掻いていきたい。

12/13/2024, 12:03:19 PM

誰でもいいわけじゃない。

貴方がいいの。

わがままかもしれないけれど、そんな私を許して。

だって、こんなに、貴方のこと考えちゃう。

貴方に、愛を注がれたい。

貴方に、愛を注ぎたい。

駄目ですか。

12/12/2024, 12:47:23 PM

心と心が通い合うとか、よく分からない。

言われた事はあるけれど、イマイチ、ピンと来なかった。

でも、きっとそれは、私が自分の心に無関心だったからかもしれない。

相手の心と、自分の心。

どちらも同じくらい、愛して、癒して、抱きしめてあげたい。

12/11/2024, 1:15:04 PM

否定されるのが嫌だから。

冷たい目で見られるのが怖いから。

だから、何でもないフリをする。

何でもないフリをするのは、得意だから。

だからか、自分の気持ちを言葉に表すのが苦手になった。

ずっと、モヤモヤしてる、この感じ。

どんなに話そうとしても、考えても、悩んでも、ずっと変わらないこのモヤモヤ。

霧の中を歩いてる感じ。

私は今、どこにいるんだろう?

12/9/2024, 11:26:46 PM

貴方はいつも、人混みの中で私と手を繋いでくれるよね。

「だって、背が小さいからどこにいるか分からなくなるんだもの」

「なにそれ。背が高いのが悪いんじゃん」

「はいはい。ほら、こっち」

私は方向音痴だから、貴方のそばにいないとすぐに迷子になっちゃう。

「それに、貴方急にどっか行っちゃいそうで怖いんだよね」

「どういうこと?」

「いつもぼーっとしてるし、色々溜め込んじゃうし。そのうち夜逃げしそう」

「それとこれとは話別でしょ」

「ううん、違くないよ。これで貴方はひとりじゃないって、思えるじゃない」

なにそれ、私はまた小さく笑いながら言った。

今度は私から、手を繋ぎたいな。

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