コウテイペンギン
オウサマペンギン
アデリーペンギン
ジェンツーペンギン
フンボルトペンギン
イワトビペンギン
飛べない翼は泳げるし
飛べない翼は潜れるの
小さな頃から知ってるよ
大きな背中を知ってるよ
大きな水の中を飛んでるよ
水面に向かって飛んでるよ
お題:飛べない翼
金木犀の香り。
木の葉の落ちる音。
頬を撫でる冷たい風。
一日の半分を終えて「今年はあと何日、この感覚を味わえるのだろう」と零す。
ハロウィンの飾りが取り払われて、クリスマスの売り出しや年末年始の催しがちらほらと街並みに現れ始めた景色を眺めては感じる、漠然とした感想。
今年中にやっておきたい事を、考え始める事になる。
何故だか、そんな感覚に見舞われる。
お題:哀愁をそそる
生涯忘れてはならないものはなんだろう
好きなもの
嫌いなもの
嬉しいこと
悲しいこと
楽しいこと
苦しいこと
得意なこと
苦手なこと
どれかひとつを選ぶ事はきっと誰もできない
ぜんぶを覚えたまま生きることもきっと誰もできない
お題:永遠に
去年の今頃は何をしていたっけ。
カレンダーを眺めて、繁忙期特有の予定表のビッシリ加減に目を細める。
もしかしたら、もしかしなくとも今年も似たような事をして過ごしているかもしれない。
「学生の頃はお菓子持って学校で簡単な交換とかしてたっけ」
随分昔の事も、何となく思い出す。
街中のイルミネーションや子供たちがゼミや習い事から帰る時の服装が、仮装といえる姿になる時期。
横目に見て、帰路を進む。
繁忙期になるまであと数日。
今のうちに少しはのんびり過ごしたい…そう思っていたら電話がかかってくる。
「もしもし?」
『よっすー、実はさっき同中の奴と久々に会ってさー!急で悪いんだけど、アンタもこない?まだ残業デーじゃないっしょ?』
「不躾だな…同中の奴って?」
聞いて、思い出す。
「…ああ、良いよ。今ちょうど駅に向かってるとこだった。」
普段は行き来するだけの通勤退勤の道のり。
今日は急遽飲みの誘い。
たまには子供の頃のことを思い出すのも、花を咲かせるのも良いかもしれない。
お題:懐かしく思うこと
私が進んだ道であなたと出会う。
あなたが進んだ道で私が出会う。
私が歩んだ物語は私以外の誰にも歩めないけれど、誰かの物語とはどこかで繋がっている。
お題:もう一つの物語