恭真

Open App

金木犀の香り。
木の葉の落ちる音。
頬を撫でる冷たい風。

一日の半分を終えて「今年はあと何日、この感覚を味わえるのだろう」と零す。

ハロウィンの飾りが取り払われて、クリスマスの売り出しや年末年始の催しがちらほらと街並みに現れ始めた景色を眺めては感じる、漠然とした感想。

今年中にやっておきたい事を、考え始める事になる。
何故だか、そんな感覚に見舞われる。

お題:哀愁をそそる

11/4/2023, 4:13:56 PM