ウミネコ

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11/26/2024, 11:03:32 PM

最近、やたらと微熱が多いんです。

夜家に帰ってきて、ふぅーと一息ついた時に「あれ?なんか変だな?」と感じて、測ってみると大体36.8℃くらい。

多い時は、週に3回はそんな事があります。

変だなぁ、昔は熱なんて全然出した事なかったのに。
ちょっと前にコロナに罹ったし、それの名残りかな。
今は仕事が忙しいし、身体がしんどいのかな。

色々思いを巡らせてみて、いやまてよと思い至ったのは、

「気付いてなかっただけで、昔から意外と発熱してたんじゃないか」

という事。

つまり、今やっとそういう身体の機微に気付けるようになったのでは。

まぁ無理が利かなくなった、歳を食ったと言ってしまえばそれまでだけど。

もっと自分を労わり大事にする、そんなきっかけ探しが出来る様になったと思えば、存外悪いものではないのかもしれません。

#微熱

5/31/2024, 12:33:03 PM

例えば、自分よりずっと上手くやってのける人を見て、「私なんか」と落ち込む心を感じる時。

例えば、面白いのであろうネタで大笑いしている一団に、くだらねぇと冷めた目をする自分に気付いた時。

例えば、あり得ないようなミスを目にして「バカじゃねえのか」と思わず口にした時。

まっさらだった自分は、果たしていたのだろうかと途方に暮れる。

自分を卑下する事はなく、傲慢に足蹴にする事もなく、誰かを否定する事もない。

ただ目の前のものを、そのままに受け止めて「そうなんだ」と呟くだけ。

戻れないと分かっていても、私という色眼鏡をかなぐり捨てたい時もある。

疲れてるんだ、もう眠ろう。

眠って起きたら、「そんな私で良いじゃないか」と呟けるさ。

きっとね。



#無垢

5/23/2024, 11:57:24 AM

今、正に逃れられない。


ベッドに転がって、スマホをいじりたいという誘惑!


今日こそはやらない!!と心に固く決意したってさ。


目の前にベッドが現れた瞬間、アッサリ簡単にへし折られるんだもんなぁ。


何かもう逃げなくてもいい気がするよね。


#逃れられない

5/23/2024, 7:27:10 AM

「また明日」という言葉、なんて事なしにますよね。


実際、私も「また明日ね〜」とサラッと同僚に言うし、明日の自分にタスクをぶん投げる事はしょっちゅうあります。



「明日の私、信じてるぞファイトー!!」ってな感じで。



しかしね、その「明日」が来る100%の確信なんてない。



明日どころか、次の10分後だって自分が存在していられる保証はないんです。



「そんなバカな」と思いますか?



正直、私はちょっと思います。



昔は鼻で笑ってました。



「はいはい、意識高くて結構ですねぇ」って嫌味なコメントつけて。




しかし、父親が心臓病を患い、五年後の生存率が三割と告げられてから。



少しずつですが、明確に変わりました。




次の瞬間には止まるかもしれない心臓。




布団に入って、翌朝には失われているかもしれない生命。



そんな自分自身と向き合って、本当に大切なもの、本当にやりたい事だけを選び続けている父。



誰よりも父の側で、悲しみと不安を抱えながら、それでも寄り添い生きる母。




そんな様子を横目で見つめてきて、次第に




「今この時間、この生命は当然に与えられるものでは無い」




という感覚が、馴染んでいった感じがします。





「また明日」を、当たり前にしない。





両親からもらった、大事な教訓のひとつです。





#また明日









5/19/2024, 11:13:31 AM

大事な子達との別れは、いつだって突然でした。



ひとりは、話があると親に呼ばれ、行った先で冷たくなっていた。

後から、車に轢かれて、虫の息のまま家まで帰ってきたと聞かされた。

人生で、あれだけ声をあげて泣いたのは一度きり。



ひとりは、学校から帰ってきたら姿が無くて、夜まで探し回ったけど見つからなくて。

疲れ切って家に帰ったら、亡くなったと告げられた。

愛用していたぬいぐるみは、今でもずっと残っている。



ひとりは、歯科手術の後に白血病を発症。手立ては無いと言われてどんどん弱っていった。

ある日の早朝、寝床の母に挨拶をして静かに家を出ていったそう。

あれから10年、どれだけ待っても帰ってくる事はない。



そして最後のひとり、私の大事な娘は、連休明けの朝にご近所の庭で見つかった。

眠っているようだ、ぬいぐるみみたいと先生には言われた。

私のせいだ、休みのうちに病院に連れて行ってあげていれば。

あの時の後悔を、忘れる事はきっとない。



彼等の他にも、数えきれない猫達との出会いと、別れがあった人生です。



ヒトより断然短い生を全うする姿は、


「生命は必ず終わる」


その絶対の事実をいつも胸に刻んでいってくれた。



出会ってからの全ての日々が宝物で、別れ方も大切な思い出になるんです。


例えそれが、耐え難い痛みを伴うとしても。


彼等との大切な時間は、動物医療の現場で働く原動力になっています。



ごめんね、はもう言わない。


いつかまた会えたなら、ただ「ありがとう」「愛してるよ」と伝えたい。


そして、全身全霊を込めてナデナデヨシヨシさせて頂きたい!

お前らの腹枕が最高だったんだよ!!




#突然の別れ

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