子供のように
俺は、彼女が好きだ。
大切な存在で、全てを捨ててしまっても構わない。
だから、戦のない世界で、2人だけで生きて行きたいと思うのに。
周りがそれを許してはくれなかった。
何もかもが限界だった。
否、とっくに限界だったのかもしれない。
子供のように、自分の本音を彼女にぶちまけて、彼女の心を傷つけてしまった。
それは、いくら謝っても許されることではないとわかっている。
けれど、彼女は優しかった。
あれだけ傷付けてしまったにも関わらず、彼女は俺の元から去ることはなく、ずっと俺のそばにいてくれる。
そんな彼女を、俺は生涯愛し続けると心に決めたのだった。
放課後
私が高校生の頃の放課後の過ごし方
月曜日:コンビニに寄る
火曜日:マクドナルドに行く
水曜日:スタバに行く
木曜日:サイゼリアに行く
金曜日:そのまま家に帰る
これが、私のこだわりの放課後の過ごし方
カーテン
四角い窓から除いた小さな空
古い本を抱いて過ごした毎日
想いが言葉にならないもどかしさは
触れ合った指がほどいてくれたね
霧にぼやけた森も、迷い道も
虹色の花が行方を優しく照らしてる
物語のページめくる
広がる世界へと
夢を描く君の目に、重なる未来の向こう
奇跡を呼ぶ
四つ葉に似た幸せの標を探しに行こう
涙の理由
朝起きると、私はいつも泣いている。
理由…?
理由を考えても、全く思い付かない。
いつもと同じ朝を迎え、学校に行く。
私は全寮制の高校に通っている。そのため、とても時間に厳しいし、規則も厳しい。
そんな生活環境でも、私は充実した日々を送っている…と思う。
ココロオドル
私は心躍る時がある。
それは「給食」。小中学生には毎日出される品物であり、俺はそれをこよなく愛している。(引くわ〜)
だか俺は中学3年。今は1月。あと2ヶ月もないうちに俺は給食を食べられなくなる。悲しいことにな。
だが俺は、給食のためだけに、給食が出される私立高校への進学を決めた。
両親からは猛烈に反対された。(そりゃそうだ)
しかし俺の人生だ。俺の人生は俺自身で決めてやる。