10/17/2022, 1:03:48 PM
一度触れてしまったら最後。
その呪いからは逃れられない。
全てを見透かしてしまいそうな鋭い瞳も。
私を焦らすかのようなその態度も。
全てが愛おしい。
忘れたくても忘れられないあなたの姿。
離れたくない…、けれど離れなければならない。
だから私は、あなたから手を離して駆け出した。
『はぁ、はぁ…すいません、遅れました』
「遅刻の理由は…?」
乱れた呼吸を整えた後、私は先生の瞳をまっすぐ捕らえて言った。
『…猫を、触ってました』
10/16/2022, 11:15:06 AM
やわらかな光が私を包み込む朝。
心地よいはずなのに何故か体は気怠くて。
まだ寝てたいと叫ぶ私の体は言うことを聞いてくれない。
…ならば仕方ない。
『もう一回寝よう』
10/15/2022, 12:22:19 PM
私は彼が好き。
だけど、話しかける勇気がないから、いつも遠くから見つめるだけ。
それでも、たまに交わる視線が嬉しくて、それだけで満足だったの。
それなのに、「気持ち悪い」だなんて傷付くじゃない。
そんなに鋭い眼差しで私を見ないでよ。
私がしたことは、そんなに悪いことだったの?
ねぇ、誰か教えてよ…。
10/14/2022, 10:37:44 AM
飛び降り自殺をしようとした。
もう何もかもが限界だったから。
だけど、いざ飛び降りようとすると、毎度毎度、本当にこれでいいのか?と私が私に聞いてきた。
それで気付いたんだ。
私がどれほど追い詰められていたのかをみんなに証明しないといけないって。
だからもっと高くて、もっと怖い場所で死なないと。
もっと…、もっと高く高く…。
私の最後の舞台。
もっと…華やかにしないとね。
10/13/2022, 10:41:57 AM
子供のように、綺麗な顔をして笑いたい。
子供のように、綺麗な体をして遊びたい。
子供のように、綺麗な大粒の涙を流したい。
子供のように…なれたなら。
私は何をするんだろう。