未来の記憶ねぇ…。なんかSFっぽいけどよ、要するに「未来の自分が覚えてるような今を生きろ」ってことか?
だったら簡単だ。今をテキトーに流してたら、未来の自分もきっと「何も覚えてねぇ」ってなるだろうし、逆に今を本気で生きりゃ、未来の自分は「忘れられねぇ時間だったな」って思うかもしれねぇ。
ま、結局のところ、未来の記憶っつーのは今の自分が作るもんなんじゃねぇの?どうせなら甘いもんでも食いながら、未来の俺が「この時間、悪くなかったな」って思えるくらいの今を生きてみりゃいいんじゃねぇか?
未来の記憶
ココロっつーのはよォ、時にめんどくせェし、時に痛ェし、時に勝手に暴れやがるもんだ。だけどよォ、そいつがなきゃただの空っぽの抜け殻だろ?
楽しい時は素直に笑って、辛ェ時はちょっとくらい泣いたっていいんだよ。大事なのは、そんなしぶてェココロを最後まで手放さねェことだ。テメーのココロはテメーのもんだ、誰にも奪わせんなよ。
ココロ
てかハート送れなくなってシマッタヨ
星に願うってのは、ガキっぽいと思うか? いや、実際、大人になっても星に頼りたくなるもんだよ。現実は厳しいし、ちょっとくらいは夢見たくもなるさ。でもな、星にお願いして、寝転んで待ってるだけじゃ何も変わらねェ。
願うのはいい、けどその後だよ。願って終わりじゃねぇだろ? その願いが本物なら、ちゃんと自分の力で動けよ。星も、お前が動かない限り手助けはしてくれねぇぜ。
星に願って
「君の背中」
君の背中は、いつも少し遠い。
手を伸ばせば届きそうなのに、
指先はほんの少しの空気をつかむだけ。
夕暮れの影が長くなるたび、
その背中は、まるで別の世界へ続く扉のようで。
「待って」と言えたなら、どれだけ楽だろう。
言葉にできない想いが、
風になって君の背中に触れる。
振り向かなくてもいい。
ただ、その歩幅のままでいい。
君が歩くその道の先に、
私もいられたら、それだけでいい。
【あの夢の続きを】
あの夢の続きは、突然、駅のホームに立っている私。
目の前には、知らない列車が止まっている。
「これに乗らないか?」と、知らない男の人が微笑んで声をかける。
私はうなずこうとしたけど、足が動かない。
列車のドアが閉まりかけたとき、男の人が一歩踏み出して、
手を差し伸べてくれる。
でも、その手は、すぐに消えてしまった。
列車が走り出す瞬間、私はやっと気づく。
その列車は、もう二度と戻ってこない。
男の人も、消えてしまった。
ただひとり、駅に残された私は、
「乗りたかったな」と、心の中で呟く。
夢の中でも、手に入れられなかったものがある。
切ないほど、手が届かなかった何かが。