かっぱえびせん

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12/25/2024, 3:10:59 PM

「クリスマスの過ごし方」

イルミネーションが光る街中、
私の目はケーキの列をロックオン。
「よし、ターゲットは苺ショートだ!」
でも、敵(他のお客さん)は手強い。

ツリーの下のプレゼントも、毎年サプライズだって?
いやいや、去年は靴下の中にインスタントラーメン。
ありがとうサンタ、来年は味噌味で頼むよ。

「メリークリスマス!」なんて言いながら、
友達のプレゼントを開けたら中身はカップラーメン。
被ってるじゃないか、サンタ!何か通じてるのか?

それでも笑い声が溢れる夜、
ケーキの最後のひと切れを巡る熾烈な戦い。
「これが私のクリスマスだ!」と叫びながら、
今年も勝利を信じて戦場を駆け抜ける。

クリスマス、平和でないのがちょっと楽しい。

12/23/2024, 12:29:59 PM

「プレゼント」

君に渡すつもりだったプレゼント
形にならなかった気持ち
伝えたかった言葉も
胸の中で詰まったままで

選んだのは、君が喜んでくれるもの
でもその瞬間が来る前に
私はその贈り物を
手のひらからこぼしてしまった

本当は、その中にある全てを
君に届けたかったのに
だけど、君には届かない
その想いが、切なくて仕方がない

12/22/2024, 12:22:12 PM

ゆずの香り

駅のホームでふと香ったゆずの香り。
その香りに導かれるように歩くと、目の前に現れたのは、
昔通っていたカフェのオーナー、リョウさんだった。

「おお、久しぶり!」
リョウさんは笑いながら、手にゆずを持っていた。
「これ、君にちょうどいいと思って。」
「え、なんで急にゆず?」
私は驚きながら聞いた。

リョウさんは少し照れくさそうに言った。
「君が好きだったジャム、覚えてる?それを作ったんだ。」
「あのジャム…」
私は懐かしさに微笑んだ。

「君にもぜひ試してほしいな。」
リョウさんはジャムを手渡してきた。
「ありがとう。」
私はそれを受け取ると、ふと心が温かくなるのを感じた。

その香りが、あの頃の静かな記憶を呼び起こし、
私は少しだけ胸が締め付けられるような気持ちになった。
でも、それでも歩き続ける。
あの頃の私が、今もどこかに残っている気がしたから。

12/21/2024, 12:07:41 PM

『大空』

大空を見上げると、自由すぎてちょっと不安になる。
あまりにも広くて、まるで何も決められないような気がしてくる。
風が吹いても、何も指示してくれないし、
雲も、どこに向かっているのかさっぱりわからない。

空はただ広がっていて、
その広さが時に圧倒的で、動きたくなくなることもある。
でもその一方で、どこへでも行けるような気もする。
大空のように自由になりたくても、結局、どこから始めていいのかが分からない。

それでも、いつか空のように、迷わず羽ばたける時が来るのかな。

12/19/2024, 2:55:17 PM

「寂しさ」

週末になると、いつも寂しさがやってくる。
何も予定がない日は、朝から何となく空虚な気持ち。
外に出ることを考えてみても、
誰に会いたいわけでもなく、どこへ行くべきかもわからない。

それでも、無理にでも動こうとして、
近所のカフェに向かう。
席に座ってみると、周りは楽しそうに話しているけれど、
私はただコーヒーをすするだけ。
なんでこんなに、
自分だけ取り残されている感じがするんだろう。

スマホを見ても、
誰からも連絡がない。
「まぁ、そんなものだよね」と自分に言い聞かせるけれど、
心の中に小さな空虚感が広がっていく。

でも、帰り道で気づく。
寂しさは、無理に消そうとしなくても、
ただ時間が経つだけで少しずつ薄れていくものだって。
結局、今日も自分一人で過ごすけれど、
それも悪くないと思えるようになった。

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