かっぱえびせん

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12/13/2024, 2:10:45 PM



「愛を注いで」

君に愛を注ごうとしたけれど、
そもそも、愛って何だろう。
恋の言葉はいつも口にするけれど、
その意味が本当に分かるのは、
きっと君といる時だけ。

思っているだけじゃ足りないと知って、
勇気を出して言葉を伝えたけれど、
君の笑顔はそれだけで答えのように感じて、
言葉よりももっと深いところで繋がっている気がした。

でも、愛を注ぐっていうのは、
たぶん、無理に形にしなくてもいいんだろう。
君が好きだってことが、
伝わればそれでいい。
だから、次もまた、何も言わずに
ただ君のそばにいるだけで満足だよ。

12/12/2024, 10:24:42 AM

「心と心」

心と心が重なり合う瞬間を
待っているけど、
なぜかいつも
裏側で迷っている気がする。
君の心は表側にあって、
私はその裏を見ている。

「本当はこう思ってるんじゃないか?」
そんな問いかけを
胸の中で繰り返して、
それでも答えが出ない。
お互いに気づいているはずなのに、
裏側の自分を見せるのが怖くて、
結局、
言葉だけが前に出てくる。

でも、もしも
心の裏側を見せたら、
少しは近づけるのかな?
それとも、
もっと遠くなってしまうのかな?
怖いけれど、
その答えを知りたくて、
心は迷いながら進んでいく。
そして、気づけば、
もう裏側すら見せることなく、
心がふと通じ合っているのかもしれない。

12/11/2024, 10:31:07 AM


『何でもないフリ』

君の前ではいつも、
平気なフリをするのが私のルール。
話すたびに心臓が暴れ回ってるなんて、
絶対にバレちゃいけないから。

でも内心では、君と私の物語を
勝手に頭の中で上映中。
『主演は私、相手役は君』って、
誰も観てない映画をひとりで演じてる。

ただ、どんなに素敵なストーリーを描いても、
君はいつも、遠くの客席に座ってるだけで、
舞台に上がることはない。
エンドロールが流れる頃には、
私だけが泣いてるんだろうな。

12/10/2024, 10:16:28 AM

「仲間」

仲間って、
楽しい時は一緒に笑ってくれるけど、
失敗したら爆笑してくる。
「助けてよ!」って言ったら、
「それが面白いんじゃん!」って返してくる。

でも、
ピンチの時には絶対そばにいる。
そしてまた、
笑わせてくる。
やっぱり、仲間ってずるいよね。

12/10/2024, 3:29:29 AM

「手を繋いで」

私たちはいつも、
何も言わずに手を繋いで歩いていた。
言葉なんてなくても、
その温もりがすべてを教えてくれる気がして。

でも、本当は怖かった。
君の手が、私じゃない誰かのものになったら、
このぬくもりを忘れられる自信がなかったから。

「手、冷たいね」って君は笑って、
私の手をそっと包んでくれる。
その優しさが嬉しくて、切なくて、
何度も心の中で叫んでいた。

「このまま時間が止まればいい」って。

でも、現実は冷たくて、
君の手が私の指先から離れた瞬間、
何か大事なものが音もなく壊れた気がした。

それでも私は笑って、
「またね」なんて言うんだ。
君に届かない声で。

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