2/2/2026, 9:44:47 AM
【ブランコ】
コロナ禍で学校が休校になったとき、
毎日のようにブランコに乗っていた。
ブランコに乗って、飛んで行きたかったのだろう。
ある日は本を片手に、ある日はスマホを片手に。
恐怖を感じるほど高くブランコを漕いでは
変わらない日々を、いや変わってしまった日々を嘆いていた。
将来の不安と世界の不満。
誰にも話せないそれらを、
高い空に向かって吐き出していた。
1/15/2026, 10:00:04 AM
【どうして】
どうしてこの世界は続いていくのだろう
地球ができた46億年前から今まで
どうしてひとときも止まらずに続いてきたのだろう
どうして生きているのだろう
死んでいればいいのに
1/14/2026, 9:46:30 AM
【夢を見てたい】
貴女に溺れる夢を見てたい
この小さい世界の中で、貴女に縛られていたい
貴女のためだけに生きたい
貴女の頭の中も、僕だけになってくれないだろうか
僕に、僕だけに、縛られて欲しい
fin.
1/11/2026, 12:37:08 AM
【20歳】
あと3年。
12/6/2025, 8:17:05 AM
【きらめく街並み】
彼の最寄駅で電車を降りて、二人で並んで歩く帰り道。
「あ、」
何かに気がついた彼が声を上げた。
その目線の先を辿ると、きらきらとしたイルミネーションが辺りを照らしていた。
「綺麗」
厚手のコートに身を包み、両手をコートのポケットに突っ込む。
何日か前から着ているそのコートは、去年クリスマスプレゼントとして渡したものだった。
彼に似合う紺色のコート。
「綺麗だね」
私の首元に巻いているマフラーは、彼が去年プレゼントしてくれたもの。
少し派手な気がして、巻くのを躊躇してしまう深い赤色。
それでも、これを巻いているときの彼はどこか機嫌がいい。
「ねぇ、今年のクリスマスはどこ行こっか?」
イルミネーションを見上げながら、思わずそう言っていた。