【ブランコ】コロナ禍で学校が休校になったとき、毎日のようにブランコに乗っていた。ブランコに乗って、飛んで行きたかったのだろう。ある日は本を片手に、ある日はスマホを片手に。恐怖を感じるほど高くブランコを漕いでは変わらない日々を、いや変わってしまった日々を嘆いていた。将来の不安と世界の不満。誰にも話せないそれらを、高い空に向かって吐き出していた。
2/2/2026, 9:44:47 AM