シンビジウム

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1/15/2026, 10:00:04 AM

【どうして】

どうしてこの世界は続いていくのだろう

地球ができた46億年前から今まで

どうしてひとときも止まらずに続いてきたのだろう

どうして生きているのだろう

死んでいればいいのに

1/14/2026, 9:46:30 AM

【夢を見てたい】

貴女に溺れる夢を見てたい

この小さい世界の中で、貴女に縛られていたい

貴女のためだけに生きたい

貴女の頭の中も、僕だけになってくれないだろうか

僕に、僕だけに、縛られて欲しい

                       fin.

1/11/2026, 12:37:08 AM

【20歳】

あと3年。

12/6/2025, 8:17:05 AM

【きらめく街並み】

彼の最寄駅で電車を降りて、二人で並んで歩く帰り道。

「あ、」

何かに気がついた彼が声を上げた。
その目線の先を辿ると、きらきらとしたイルミネーションが辺りを照らしていた。

「綺麗」

厚手のコートに身を包み、両手をコートのポケットに突っ込む。
何日か前から着ているそのコートは、去年クリスマスプレゼントとして渡したものだった。
彼に似合う紺色のコート。

「綺麗だね」

私の首元に巻いているマフラーは、彼が去年プレゼントしてくれたもの。
少し派手な気がして、巻くのを躊躇してしまう深い赤色。
それでも、これを巻いているときの彼はどこか機嫌がいい。

「ねぇ、今年のクリスマスはどこ行こっか?」

イルミネーションを見上げながら、思わずそう言っていた。

12/3/2025, 8:59:07 AM

【贈り物の中身】

「今日誕生日だろ。おめでとう」

ポンと渡された袋は案外重たくて、思わず顔を見上げてしまった。
誕生日当日の仕事。
少なからず憂鬱になっていたそのときに、プレゼントをもらうなんて思っていなかった。

「え、誕プレ?」
「まぁ、そうとも言う」
「そうとしか言わないんだけど。どしたの、僕の誕生日知ってたの?」

気まずそうに目をそらす。

「……たまたま、お前によさそうなものがあったから買ってきただけ」

たまたま、なんて嘘だろう。
バレバレの嘘がかわいらしい。

「そう。ありがとう」

そう言うと、ほっとしたように息を吐いた。
それにしても綺麗に梱包された袋。
僕に渡すような装飾じゃなくて、そわそわする。
こんなふうにして渡すやつだったのだろうか。

ただの仕事仲間。
彼との関係を言葉にするなら、それ以上でもそれ以下でもない。
休みの日に遊びに行くようなこともないし、僕は彼の誕生日すら知らない。

「開けていい?」

ピンクの結び目を解くと、重厚な箱が顔を出した。
その箱も開ければ、

「あ、これ……!」

一本のボールペンが静かに佇んでいた。
僕がいつも使っているブランドのボールペン。
最近限定色が出たって彼に話したんだっけ。

「いいの?こんなにいいやつ」
「いいんだよ。喜んでくれてよかった」

弾けるような柔らかい笑みを浮かべた。
素っ気なさとは裏腹の笑顔がかわいらしい、といつも思う。
僕には真似できないその優しさに、いつまでも溺れていたい、と願う。

「ありがとう」

もう一度つぶやくと、恥ずかしそうに背を向けた。

貰ったばかりのボールペンを胸ポケットに入れる。
彼の誕生日がいつなのか、昼休みに聞いてみよう。

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