たまには
たまにはアニメのイッキ見もいいね。
全てを忘れて現実逃避と行こうか。
社会の重圧から逃れてのんびりとするのも悪くないな。
料理づくりも良いな。あと散歩とか。
考えているだけで何もしない私は、ただそれだけで楽しさを感じる。
たまにはと言っても本心では毎日そんな生活を続けたい。
大好きな君に
愛してる…そんな言葉を素直に言えない私が憎いのです。
何度も発声練習をして、デートの準備を二日前から始めたのに、なのに。
いざ目の当たりにすると言葉が詰まってしまう。どうしたらいいのでしょうか。
毎回会うのが怖くなるくらい胸を苦しめるのです。
あの人は何を考えているのでしょう。少しでも分かればこの気持ちはどうにかなる。そんな気がするのです。
あの人の心の中を覗けるのなら、私の気分は晴れるから。
中毒ともいえるこの気持ちは、決して逃れることが許されないのでしょう。
こんな、貴方に酷く依存している私を認めてくれるはずなどないことなど分かっております。
それでも、認めてほしい。
声をかけてほしい。
けれど大好きな君はいつも、そっけないのです。
君が見た夢
私のぬいぐるみはどんな夢を見てるだろう?
一緒に寝て一緒にご飯を食べてるのに、何を考えているのか聞くこともできない。
空を飛んでいる夢なのか?
それともいっぱいご飯を食べている夢なのか?
君の夢の中を覗いてみたい。
小さいのに威勢の良い子ライオンのぬいぐるみ。
お風呂が嫌いなところがとても可愛い。
洗濯機で洗われて目が回る。
乾くまで物干し竿に引っ掛けられて逆さまになる。
声が聞こえてきそうで耳を澄ます。でも結局、何も話してくれない。
いつか君の夢の中を覗けたら、知らない一面が見られるかもしれない。
今日も一緒に布団に入って、夢の中へと入っていく。
何気ない日常を新しく変えてくれる夢に…。
霜降る朝
凍てついた空気
息が白く溶けていく
粋なドレスを纏った椿の
写真を撮って
霜をはらって
夜中に冷えた
植木鉢にすら
霜はまだ残っていた
夢の断片
この夢を見ると恐怖に陥る。形もなく、音もない世界。そんな世界に放り込まれる夢。
時々、走馬灯のようにその夢の情景が走り去る。起きている時もそう。どんな夢かも分からないし、ストーリーもない。ただ、あの夢を思い出すと心臓がゾクッとする。
前世のトラウマかと思う時もある。その夢は現実とは思えない姿をしていて、広くて、気温すらない。
何か大きな丸や四角のような形を持たない物体がこちらに迫ってくる。さらに、かすかに歌も聞こえる。何の歌か分からないが、その歌を聞くと冷や汗が出る。
そして、その世界には誰もいない。私すらいないのだ。何もないはずなのに、何かある。そんな不思議な世界が私はとても恐ろしい。