第8 声が聞こえる
# め ぅ . / 🦭
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親友が死んだ。
突然の事だった
幼馴染で優しくて皆から好かれてた
👧🏻『優莉ち ゃ ん ! 一緒に行こッ ! 』
👵🏼『 優莉ちゃんいつもありがとね 』
近所のおばあさんからも、
学年の違う学校の友達からも、
優しくて面白い優莉は、男の子からもモテモテで毎日のように告白されていたのをいつも私は眺めてた。
今日も、
『今は勉強に集中したくて』
またいつもの返事をする。
授業が終わると
部活があるから体育館に行く。
優莉は鞄を持って走って帰っていた。
毎日、毎日、
何処に行くのか気になった私は部活を休んで優莉を追いかける。
運動神経も良い優莉は足が早く
全速力で追いかけた。。
優莉が走ってある建物に入っていった
それは、病院だった。
話しかけようと思ったが、
関わらない方が良い事なら迷惑だと思い私はその場を離れた。
次の日の学校
優莉が持ってた本に1枚の紙が挟まっていた。
内容を見ると、余命宣告が書かれた病院の紙が入っていた。
その時優莉が帰ってきて
『なんでもないよ、』っと呟いた
自分『なんでもなくないでしょ』
👧🏻 『本当になんでもないから』
自分『私には全て話してよ、』
すると優莉が言った。
👧🏻『9月25日いつもの図書室の
2号車の棚の右上を見に行って欲しい
できるだけ早く。貴方にできるのはこれだけしかないから』
優莉は真剣な表情で私に訴えた。
『私に出来るなら、』
私が思うよりも早くその日になった
優莉から1本の動画
『 私はね。肺にがんを持ってて
余命宣告されたんだ。でも貴方を心配させたくなかった。変に気遣いされるよりも最後の日までは笑って過ごしたかったんだ』
すぐにいつもの図書室に走った。
その時の速さは優莉よりも早くなった感じがした。
言われた棚を確認すると、
1枚の手紙
『もしも声が届くならば言ってあげたい。』
――ありがとう。―
薄ら聞こえたんだ。絶対
優莉の声
声が聞こえる。。
優莉お願い行かないで置いてかないで
1人にしないで。
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(この内容はフィクションです)
第8 時間よ止まれ
# め ぅ . / 🦭
時間が止まってくれるなら
またもう一度会いに行く
『待ってよ、、待って、、』
小学生の頃
私は母に捨てられた。。
おばさんに引き取られて育てられた
母がクズだし、最低だ。
後から聞いた話だと
母は捕まったらしい。。
時間は
止まらない
戻らない
動かせない。
だから
時間が止まってくれるのならば
またもう一度会いに行きたい
いや
会いに行く。
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(この内容はフィクションです ! !)
第7 夜景
# め ぅ . / 🦭
最 後 の 晩 餐
私が高校生の時
学年1イケメンの男の子が居た
卒業式その彼が私に話しかけに来た
LINEを繋いで、その日から連絡を取り合う仲になっていた。
そんな彼と私は交際を始めた。
私はお家を出て彼と同棲する事を決意
彼がどこに居てもどこに行っても
心配で完全に彼に沼ってしまった。
私は仕事に就き、至って平凡な日々を過ごしていた。
仕事から帰ってきた時だった。
玄関には赤いヒールの靴
知らない女性のピアス
飲み口のコップには赤色のリップが付いていた。。。
彼が仕事から帰宅してきた時
彼に問いつめた。
『これなに ?』
感情が抑えきれなくなり私が戸惑っていた時
彼が逆ギレをしてきた。。
それでも、、
浮気されても、彼の沼から抜け出せなくなっていた私はそのまま交際を続けた。
1回だけでは無い。。
もうかれこれ7回、、
幼馴染の友達に相談をし
私はあることを決意した。
LINEにて
👧🏻 『〇〇レストランに来て欲しい』
👦🏻 『わかったよ』
そのレストランは夜景が綺麗に見える
場所。
彼との初デート場。
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これで終わりにしよう。
『別れて欲しい』
私が言葉を発したその時の月は
丸くて綺麗な満月。
空には綺麗な星の夜景。
もしも一つだけ願いを叶えれるなら
私に綺麗な夜景をもう一度。。
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(この内容はフィクションです ! ! )
第6 夜明け前
# め ぅ .. / 🦭
僕は絶対に見たんだ
絶対に絶対に。。。
僕の母と父は夜遅くまで帰ってこない
父も母も帰りは酒の匂いが
プンプンにする
そんな僕は星を見ることが大好きだ
毎日部屋の窓から見るんだ !
星は僕を助けてくれる。
悲しい時も嬉しい時も寂しい時も、
今日の星はいつもより明るく
光っていた気がするんだ。
すると急に視線が明るくなって思わず
『うわっ』と叫んだ。
すると目の前に小さな妖精が現れた
妖精は僕に魔法をかけてくれたんだ
『寂しくならない魔法〜』
もう夜が明けそう。。
『待ってよ』
妖精は夜が明ける前に帰って行った
次の日
僕は昨日の事を学校の友達に話した
もちろん馬鹿にされたし
信じてくれなかった。
でも僕は絶対に見たんだ ! !
夢なんかじゃない ! !
夜が明ける前に消えたあの妖精
あの夜から僕は寂しく感じなくなった
なんだかあの妖精は僕の心の中で
生きている気がするんだ。
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(この内容はフィクションです ! )
第5 開けないLINE
# 𐊯ꙶ☍ / . 🦭
もうかれこれ20年前だろうか ?
一度も開けない いや、開けれない
相手からのLINEがある。
その相手は、私の母だ。
母は私が小学6年生の頃に交通事故で亡くなった。
私が産まれる前に父とは離婚していて
母と私で二人暮しだった。
母は病気を持っていて,沢山働いてお金を稼ぐ事は出来なかった。
だから家はボロボロだったし、
服も小さくなっても
『我慢して欲しい』と言われるばかりだった。
そんな私にも我慢の限界が来た。
母が交通事故で亡くなる前LINEで
母に強く当たってしまった。
母『ゲームが欲しいの? 我慢して、』
私『我慢ばっっかり。 もううざい』
強く当たりすぎてしまったなと思ってLINEを開こうとした時、ロック画面に母からのLINEが来ていた。
『後で見よっかな、』
あれから数分後
病院から電話があり、すぐに駆けつけたが、もう遅かった。
私はおばあちゃんの家に引き取られた
おばあちゃんの家に引き取られて
6年がたち私は就職することを決意
宮崎から東京まで新幹線で移動。
今は東京のタオル会社でぼちぼち頑張ってます。。
20年経った今 LINEの内容
LINEが来た時の母の反応は未だに謎に包まれています。
今は3年付き合っていた彼氏と結婚をし、2児の母です。
長女が現在12歳の反抗期中
人生は何があるか分かりません。でも
娘には必ず私みたいに後悔はして欲しくない。失われた物は必ず帰ってこない。
2024/09/02 『私の過去』
『よしッ 今日も日記書けたぁ~
暇だから散歩してこよっと、 』
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(この内容はフィクションです.ᐟ.ᐟ)
最後まで見て頂きありがとうございます .ᐟ.ᐟ 🙇🏻♀️
もっと読みたいがめっちゃ増えてて感動です .ᐟ.ᐟ ((アリガトウゴザイマス