# め ぅ .. ⸝ 🦭

Open App

第6 夜明け前


# め ぅ .. / 🦭



僕は絶対に見たんだ
絶対に絶対に。。。



僕の母と父は夜遅くまで帰ってこない
父も母も帰りは酒の匂いが
プンプンにする


そんな僕は星を見ることが大好きだ
毎日部屋の窓から見るんだ !


星は僕を助けてくれる。
悲しい時も嬉しい時も寂しい時も、


今日の星はいつもより明るく
光っていた気がするんだ。


すると急に視線が明るくなって思わず
『うわっ』と叫んだ。


すると目の前に小さな妖精が現れた


妖精は僕に魔法をかけてくれたんだ
『寂しくならない魔法〜』


もう夜が明けそう。。


『待ってよ』
妖精は夜が明ける前に帰って行った



次の日
僕は昨日の事を学校の友達に話した
もちろん馬鹿にされたし
信じてくれなかった。



でも僕は絶対に見たんだ ! !
夢なんかじゃない ! !
夜が明ける前に消えたあの妖精


あの夜から僕は寂しく感じなくなった
なんだかあの妖精は僕の心の中で
生きている気がするんだ。


_________________


(この内容はフィクションです ! )





9/14/2024, 2:17:04 AM