NoName

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3/30/2026, 12:59:47 PM

たまには、星を見に行こうか、なんて。
外を見つめて、あなたが言う。

珍しい───。

目を丸くしてあなたを見れば。
視線はそわそわ、お庭の方に。

つけっぱなし、明るい車の前で、
ぴょんぴょん跳ねる影ひとつ。

なるほどね───。

小さく笑って、小走りに。
星のお皿を片手に持って、
荷物を探す、あなたに語りかける。

あいもかわらず───。
何気ないふりが苦手なんだね

そんな私の言葉に笑みを一つ。
照れくさそうに頬を掻いて、あなたは言った。

「君と一緒で嬉しいよ」

肩にかけられるお気に入りのコート、
今さら感じる温かさに、少しだけ頬を染めて。

車に乗った私達は。
何気ないまま、星空の下を走り出した。

3/29/2026, 9:43:28 PM

くるくる、クルクル。
世界は回る。

みんな笑顔のハッピーエンド───。

忠勇義烈な正義の味方。
消えた誰かは置き去りにして、

悪因悪化の自業自得。
望む悲劇は訪れないで、

笑顔の花は世界を覆う。

嬉しいのかな、楽しいのかな。
騒ぐ子どもに笑顔を返す。

さらりと撫でる。

冷たい十字が、手に染みる。

あぁ、どうせ
幸せなんてわからないクセに───。

3/28/2026, 1:32:15 PM

赤く灯った信号に、ふと。
喉の渇きを思い出す。

止めた足をくるりと返して、
一歩、二歩。
道沿いの旗が目に入る。

ソフトクリーム買ってもいい───?

そんな声が聞こえた気がして、
気づけば僕はレジにいた。

「ソフトクリーム…コーンのやつで…」

笑顔のまぶしい店員さんから、
雪のすべり台みたいなアイスをもらって。
歩きながら、口に含む。

「甘いね…」

頬がほころぶ。

誰に見せるわけでもないのに、
おいしさよりも、先に『笑顔』が来る。

あぁ、まったく───。
見つめられたら、食べづらいじゃないか。


3/27/2026, 2:00:08 PM

ふらりふらり、揺れるこのはを目で追って、見えない『なにか』を追いかける。

君はどこにいくんだろう。
僕はどこにいるんだろう。

『なにか』は僕とちがうけど…

君の行く道は正しいんだって、
僕の来た道は違ったんだって、

そう信じて、歩み出す。

あぁ───。

小さな花が揺れてるよ?
小さな鳥も歌ってる!

僕の心は。
やっぱり僕には、わからないんだ───。