1/5/2026, 1:22:42 AM
深夜三時。それは突然だった。
1週間前に会いに行った時には、笑顔で私の近況報告に付き合ってくれていた。記憶を辿れば、同じ様な場面が溢れてくる。
もう少し、貴方の話を聞いておけばよかった
顔を伝った雫が乾いて、パキと小さい音を立てた。
静かな夜は、もう太陽に呑み込まれそうになっている。
フローリングに接した肌の奪われた熱も嗚咽混じりの呼吸も、今生きている証拠だ。
花を持ち寄っても、もう返事はない。
綺麗だと言う声は、もう貴方からは聞こえない。
日常を貴方がいないまま呼び戻す太陽に舌打ちをした。
生きていることは当たり前ではなかったようだ。
生きている貴方との時間は、あたしの幸せだった
1/3/2026, 6:50:55 AM
「今年の抱負?そうだなぁ…」
暗く冷たい空気の中。静かな世界と対照的な、あたしの生存証明の音があなたに聞こえていないか。そう思っただけで、息が苦しくなった。
「あんたは?」
喉に勢いよく空気が流れてきたせいで、強風のような音が漏れた。すこし動揺しながら、でもあなたには落ち着いて見えるように答えた。
「失恋しないこと、かな…?」
「え?それって抱負なの?」
可笑しそうに笑う貴方、つられてあたしも頬を緩めた。
「私はまた2人でバカすること!」
「え、ぁ、それ抱負?」
「抱負だよ」なんてあたしの背中を叩きながら言う。彼女の言葉で熱が広がった気がしたのはきっとそのせいだ。
「なら、来年もここで日の出見ない?」
「いいよ、あんたが一緒なら」
もう外は明るくなっていた