半フィクション

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深夜三時。それは突然だった。

1週間前に会いに行った時には、笑顔で私の近況報告に付き合ってくれていた。記憶を辿れば、同じ様な場面が溢れてくる。

もう少し、貴方の話を聞いておけばよかった

顔を伝った雫が乾いて、パキと小さい音を立てた。
静かな夜は、もう太陽に呑み込まれそうになっている。
フローリングに接した肌の奪われた熱も嗚咽混じりの呼吸も、今生きている証拠だ。

花を持ち寄っても、もう返事はない。
綺麗だと言う声は、もう貴方からは聞こえない。

日常を貴方がいないまま呼び戻す太陽に舌打ちをした。
生きていることは当たり前ではなかったようだ。


生きている貴方との時間は、あたしの幸せだった

1/5/2026, 1:22:42 AM