「花束」
花一本一本に想いを込めて
貴方だけを想い
花を重ねていく
花言葉なんてあなたは気にもしないかもしれないけど私は結構気にするんだよ。
だから言葉の代わりに花を送る。
どうか貴方にこの気持ち伝わりますようにって願いを込めて。
言葉に出来ないことでも花でなら伝えられる気がするから。
願わくば花に込めた想いに貴方が気づいてくれますように。
貴方の元へ届きますように。
そんな願いを込めて花束を海に投げた。
大好きなあなた
もう会えないあなた
どうか遠くで笑っていますように。
そしてごめんね。
ちゃんと渡せなくてごめん。
本当はあなたの傍に置いておきたかった。
でも、出来ないんだ。ごめん。
本当にごめんなさい。
ああ。泣かないって思ってもダメみたい。
水面にちらばった花が私の想いを散らしてるようで余計に悲しくなった。
それでも私は貴方が好き。
この気持ちだけは散らさない。
ずっとあなたを想っています。
スノードロップ
薔薇
グラジオラス
ガーベラ
チューリップ
桃
マーガレット
カーネーション
ハナミズキ
ワスレナグサ
水仙
アンモビウム
チューリップ(黒)
純愛
愛
思い出
熱愛
愛の告白
あなたに夢中
真実の愛
愛を信じる
私の思いを受け止めて
私を忘れないで
愛して欲しい
不変の誓い・永遠の悲しみ
私を忘れてください
「スマイル」
人の笑顔を見ていて怖いと感じる時がある
裏を感じるというか、不自然に見える
けれど、そう感じるのはどうやら私だけのようで
周りは気にする素振りもない
アイドルとか、女子高生とか、お店の人とか、ネットやテレビの中の人とか、そういった人から感じることが多い気がする。
そういう人たちの笑顔はどこか不自然で悪寒がする。
一見、笑顔に見えてもなにか違和感を覚える時がある。
ぎこちなかったり、綺麗すぎたり、単なる考えすぎかもしれないが気にせずにはいられなかった。
作り笑顔に見えて仕方ない。
でも、みんながみんな作り笑顔に見えるわけではない。
変な気を何も感じない笑顔もある。
だから余計にこの感は案外、当たっているのかもしれないと思ったりもする。
もしかしたら、そう感じているだけで実際は全く違っているのかもしれない。
でも、その人の本当の気持ちなんて私には分からない。
他の人がどういう気持ちでスマイルを作るかなんて想像することしか出来ない。
だから私は自分の感を信じる。
笑顔は作るものじゃない。
自然と出るものだ。
いつか違和感を感じられなくなればいいのにそう思う。
作り笑いをしなければならない状況が沢山あって息苦しい。
偽の笑顔なんて嬉しくないよ。
私は分かってしまうから、せめて私の前では無理して笑わないで。
伝わってしまうから、苦しくなってしまうから。
だから私は笑顔よりも貴方の本当の気持ちが知りたいな。
「時計の針」
私のところには時計の針が12時を指しても王子なんて来ない。
魔法にかかり一時の夢でさえ見ることは出来ない
その代わり、と言っては何だが夢から覚めることもない。
私の視界には一生、現実しか映らないのだろうか
時計の針は残酷に時を刻み続けるのに、私の心は止まっている
あの日からずっと。
物語の彼女と違って私には家族も居るし、一日中こき使われてるわけでも、暴言を浴びせられている訳でもない。
なのに物語の彼女は真っ直ぐで、どんな状況でも諦めず懸命に、必死に運命に抗っているというのに私はどうだろうか。
ずっとあの日を引きずって、希望も未来も見えず
ただ存在しているだけの木偶の坊
だから幾ら時間が過ぎても王子様が来ないのだろうか。
頑張り屋で諦めず、清い心を持った彼女だから
夢を見ることが出来たのだろうか。
どうしたら、私の心は動き出すのだろうか。
何時を指しているか分からない針もいつかちゃんと動き出してくれるだろうか。
現実の時計は相変わらず時を刻み続けるけど
なんの変化も訪れない
心が動き出せば此処にある時計の針も動いてくれるだろうか。
いつか12時になる前に動き出してくれるだろうか。
そしたら私の運命も動き出してくれるだろうか。
物語の彼女のようにいつか運命の人と微笑みあえる未来が訪れるだろうか_______
「Kiss」
I don't know the sweetness of a kiss.
If you know it, you won't be able to go back.
If you know it, you will also know how painful it is when you lose it.
An act that can't be done without a partner
I don't want to know anymore.
I don't want it to be hard when I'm alone.
So I thought I could live if I filled my loneliness with delusions and fantasies.
I thought the wound was shallow if I didn't know.
I thought there would be less loneliness if I didn't know.
But that didn't happen.
Information comes in one after another from the eyes and ears.
Even if you look away or try not to listen, if you walk around the city, if you look at your smartphone, information will flow in your head one after another.
It's supposed to be just an act of kissing each other, but why does it look so beautiful.
Why do I get so envious.
Is it because it's a proof that you like the other person.
↓
キスの甘さなんて知らない
知ってしまったらもう後戻りできなさそうだから
知ってしまったら、失った時の辛さも知ってしまうから。
相手が居なければ成り立たない行為なんて
もうこれ以上知りたくない
1人になった時、辛くなるのはもう嫌なんだ
だから妄想と空想で寂しさを埋めれば生きていけると思った。
知らなければ傷も浅いと思ってた。
知らなければ寂しさも少ないんじゃないかって思ってた。
でも、そんなこと無かった。
目や耳から次々と情報が入ってくる
目を逸らしても、聞かないようにしてても、街中を歩けば、スマホを見れば次から次へと情報が頭の中に流れてくる。
ただ口付けを交わすだけの行為のはずなのに何故こんなにも美しく映るのだろう。
何故こんなにも羨ましくなってしまうのだろう。
相手を好いている証だからだろうか。
*I feel a mysterious sense of responsibility that if it's written in English, I have to write in English……
「1000年先も」
良くも悪くも様々なものが変化し続けていくこの世の中で1000年先も何一つ変わらないものがあるのなら、それはこの世の理くらいだろうか。
1000年先も人が生きている保証なんてない。
生物が存在している保証も、地球が存在している保証も、絶対なんてどこにもないんだ。
それでも、この世の中はどうやらルールとやらがあるらしい。
絶対がないなら、そんなルールもやがて変わってしまうのだろうか。
この残酷なルールはいつか終わってくれるだろうか。
私は知りたい。この世の全てを。
その先に残酷な結末が待っていたとしても私は知りたいと願うだろう。
知りたがりなのだ。
しかし、知ったところで私は何も変わりはしない。
ただ知りたいだけ。
否定も肯定もしない。
私はこの世界に"生かされている"身なのだから。
私にどうにか出来る問題じゃない。
口を出せる立場でもない。
ただどうせいつか消えてしまうなら私はその日まで追求し続ける。
答えを教えてくれないというのなら私なりの答えを探す。
ひたすら考える。思考する。
今の自分で居られる内、自分が死ぬまでに自分なりの答えを見つける。
私は私の生きたいように生きる。
生かされている身とは言え、私はこの世界について、己について何も教えられていない。
教えられてくれないのなら、せめて自由に生きる。
1000年先なんて私は知らない。
どうなるか分からない未来に期待なんてしない。
何も教えてくれないのなら、
想いや記録は残しても希望なんて託さない。
私が私で居れる最初で最後のチャンスかもしれない。
魂がどうのとか、天国とか地獄とか、転生とか、生まれ変わりとか、そんな不確かなものを信じれる心は私の中には存在しない。
1000年先がどうなって、私の死後がどうなろうと
今の私には知ることが出来ない。
だから願わないし、信じない。
もう、なにかに託すなんてしない。
見えない未来に希望を抱くことも。
誰かを信じることも。
自分が明日生きてる事を信じることも。
いけないとわかっていても、それでも、
もう何かに縋るのは怖いから。
独りよがりの先に待つのは絶望だけだから。
自分が本当に信じれるのは自分だけなのだから。
1000年先もこうであったら、なんて願えない。