「不完全な僕」
完全完璧な人なんて居ないよ
完全完璧なんて、そんなの怖い
どこか欠けているから支え合い、補い合う
不完全だから応援したり、応援されたりする
不完全だから努力したり、誰かが努力してる姿を
見て自分も頑張ろうと思う
自分が完璧な人間だったら、それはきっと酷くつまらないだろうと思う。それこそとても辛そうだ。
だってなんでも出来てしまう。
なんでも出来てしまったら、誰に頼る事もないだろうし、達成感も少なく、目標もそう簡単には見つからなさそうだ。
何も出来ない自分に嫌気が差す事だって投げ出したくなる事だってよくある事だけれど、不完全だからこそ
未知の可能性が広がるのだと思う。
躓く事や失敗する事、上手くいかないことが沢山あるから成功した時の達成感を感じる事が出来たり頑張ろうと熱意を持てる。不完全だから成長する。
不完全だから成功した時や成し遂げた時に達成感や嬉しさ、喜びなどの価値がつく。
不完全だから親しみや情が湧く。
何処かが欠けていて不完全だからこそ人は
美しく素敵に見えるのだと私は思う。
「言葉はいらない、ただ・・・」
どんなに優しい言葉も、甘い言葉も、暖かい言葉も
反省や謝罪の言葉だって全部
口にしたり、書いたりするのは簡単だ
本当かもしれない、でも
目が泳いでる。言葉と表情が合ってないんだ。
文がよく見るそれで、嫌でもわかってしまった。
どんな言葉や文より、心が欲しい
私を想ってくれるなら言葉に出さなくても
文に書き出さなくても、それでいい。
どんな言葉よりも、想いが、心が、気持ちが
私の方を少しでも向いてくれたら
一緒に居て、私のことを少しでも必要と感じてくれたら、これから先も共に歩んでくれたら
どんな関係でも、どんな形でも構わないから、
嘘偽りのない気持ちを私に_________
「突然の君の訪問。」
誰も来ないと分かっていても
誰か来るんじゃないかと思ってしまう
誰も来ない静かな沈黙を紛らわせたくて
孤独を感じたくなくて
テレビの音やスマホの音をよく流す
1人じゃないと思い込みたくて
ぬいぐるみを集めてしまう
1人は嫌いだ。
それなのに、私の周りには沢山のぬいぐるみとスマホやテレビから流れる音ばかりで埋めつくされていて
そこに人影はない。
来るはずのない誰かの訪問を待ちながら、私が不自然に話す姿が滑稽に写っているだけだった。
「私の日記帳」
忘れゆく記憶を書き留めておくもの
その瞬間の様々な想いが閉じ込められている
忘れてしまった思い出も、大切な思い出も
悲しい思い出も、何気ない日常も
全てそこに詰まっている
積まれてゆく日記帳が
時の流れをありありと感じさせ
私が生きている証のようにも思えた
忘れてしまう思い出を文字に残して
辛い思いでも私の一部だから
その想いを無駄にしない為にも
それら全てを、また思い出せるように
今の私を忘れないために
今日もまた綴って
「向かい合わせ」
向かい合って、目を合わせて話し合うのは
あまり好きではない
相手の視線が真っ直ぐこちらを捉えて
常に監視されてるようで気が抜けない
そもそも目を合わせて話すこと自体、苦手である
気まずくなってしまう。
見るのも見られるのも、どこか怖さを感じる。
一線置いて、距離をとって疑って。
相手の本心を知るのが怖い
表情で考えてる事が分かってしまいそうだから
この関係が壊れる事を恐れているから
相手を信用しきれていないから
知るのも知られるのも怖く恐ろしい
何も知らなければ、関係が崩れることは少ない
何も知らなければ、深まることもまたないに等しい
私にとって面と向かい合う、という事は相手を知る覚悟と、自分を知られる覚悟がいる。
その覚悟がなければ目を逸らし続け、人との距離は遠くなっていくばかりになってしまうだろう。
まずは、その事実と向き合うことから始めなければならない。