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3/16/2024, 11:59:10 AM

最近モチベない
めんどくさい

3/12/2024, 12:42:17 PM

私の初恋の人。
それは――絶対に叶わない恋だった。


「ミカ、おはようー!」
「んーおはよ」
少し眠い中挨拶を返す。
「今日って授業何だったっけ」
「確か1時間目理科だった気がする」

「えーさいあく」と言いながら心の中ではガッツポーズをする。
そう、私の好きな人は先生だ。

しかも親子というぐらい歳の離れた先生。
自分でも何故好きになったのか分からない。
気がついたら先生のことばかり考えてしまうようになったのだ。

まあ、それが恋というものだろう。
初恋ならば尚更だ。

授業中もずっと先生を眺めていた。
それでテストの点がいいのが不思議だ。それが恋の力というものなのだろうか。

ある日、いつも通り先生にちょっかいを出しているとほかの先生から、
「ほんとにミカは先生がすきね」と言われた。
図星だった。
何を答えたらいいか分からなかった。

すると先生が
「そんな訳ないやろ笑お前も何黙ってんねん!笑」
と言った。

その時、
ああ、あの人にはなんとも思われてなかったんだ と
わたしの気持ちに気づいてくれないんだ と

そんな気持ちが溢れてきた。


私はそれまで、自分の中で意外と先生の特別な存在になれていると思っていた。
毎朝、毎時間、先生に会いに行って。話して。笑って。

先生の知らない部分を知る度、先生のことを好きになっていった。


何度願っただろう。

先生と同じ時代に生まれていたら、と。

だってスタートラインが先生と生徒なんて無理ゲーじゃないか。
ずっと願っていたって叶わない。

だから私はこの恋を隠し通した。

好きな人に大嫌いと言って。
もっと知りたい気持ちを噛み殺して。

3/9/2024, 11:39:15 AM

みんなから取り残されているような感覚
「待って!みんな私を置いていかないで!!」
何度言ってもみんな私が見えないかのように通り過ぎていく。
まるでエンジンのついていない飛行機のよう。
みんなが飛び立つなか独りだけ地面を這いつくばっている。

(アラーム音)

「あぁ、なんだ夢か」
朝からなんだか気分が悪くなる。

きっと受験が終わったからだ。
もちろん手応えなんてない。あったらあんな夢など見ない。
「はやく受験結果発表されないかな」
受験の日に生理が被ったなんて言い訳も通用しない。
おかしな話だ。試験だって緊張したらいつも通りの力なんて出せないのに。

なんてことを考えていても仕方がない。
でも、受験終わりの土日は何をしていいか分からない。
いつもなら勉強ばかりしていたが、受験が終わったらする必要も無い。
ゆっくりしようにもなんか物足りない。

最近こういうことがよくある。
受験が終わったことの開放感と志望校に落ちているのだろうという絶望感が混ざりあってなんとも言えない感情になる。

「ティックトックでもみるか」

ティックトックをみていると流れてくるのは卒業関連のことばかり。
卒業式の歌だとか、卒業までに何をするべきかだとか
自分の心の中はまだ小学生なのにもう体は高校生になろうとしている。

本当にこのままでいいのだろうか。
こんな人間が社会に出て大丈夫だろうか。

思い返せば(思い返すほど思い出は無いけど)中学時代は凄く短かった気がする。
時の流れはやはりはやいのだなと感じる。

自分は何気に良い先生ばかりと関わってきたと思う。
(その代わりクラスメイトは荒れていたけど)
優しい先生ばかりだったし、荒れていてもみんなを見捨てずに最後までちゃんと向き合おうとしてくれていた。
「もう卒業か」
本当に卒業したくない。
中学の先生たちとずっと一緒にいたい。

自分は人見知りですぐにはちゃんと話せない。
でも今の先生たちは3年かけて信頼関係築いて素を出せる人ばかりだ。

それが卒業したらなくなる。
すごく怖い、


でも卒業しなければいけないし、先生たちが頑張って自分たちの調査書を提出しにはやくから高校の門の前で待ってくれていたから期待に応えたい。


でも受かってないかもしれない





でもそれでも
「せめて卒業式は3年間の中で一番最高の日にしたい」
「そして応援されるような人になるんだ」

だからそんな人になれるようにみんなに追いつけるように応援しててね先生。




"過ぎ去った日々"