きつね

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4/1/2024, 4:45:29 AM

某ドーナツ屋さんで、抹茶のドーナツが販売されておりますね。
先日オールドファッションに抹茶チョコレートのかかったものを戴いたのですが、しっとり重めの生地に濃厚なお抹茶がよく合っており、大変美味でございました。
ほっこり幸せになれましたので、みなさまもぜひ。

3/28/2024, 3:15:13 PM

初めまして、ちいさなあなた。
そんなに見つめられると、照れてしまうわ。
あら、わたくしのこと、可愛らしいと言って下さるの?
ありがとう、とってもうれしいわ。
あなたの笑顔も、まるでお花が咲いたように愛らしくてすてきよ。
これからずっと、おともだちね。

ごきげんよう。今日もいっしょに遊びましょう。
紅茶とケーキで優雅なティータイムを過ごしましょう。
あら、そのお花の髪かざり、お母さまからのプレゼントなのね。
とってもすてきよ!あなたによく似合っているわ。
うふふ、あなたってば、どこまですてきになってしまうの?

見違えたわ、おおきなあなた。
真っ白なドレスとティアラを身に着けて、王子さまと腕を組み、教会の中を一歩ずつ歩んでいく。
とってもきれいで、とってもすてきよ!
あなたがどれだけすてきかなんて、わたくしがいちばん知っているわ。
だってずうっと、あなたを見つめてきたのだもの。



あら、ごきげんよう。どうしたの?
そんなに見つめられるのは、久しぶりね。
わたくしの髪、といて下さるの?
まあ、ありがとう、とってもうれしいわ。

え?
そのお花の髪かざり、……わたくしに下さるの?
とってもたいせつなものを、わたくしに下さるの?
ありがとう。ありがとう、あなた。
とっても、とってもうれしいわ。

わたくしのたいせつなあなた。
わたくしのいちばんのあなた。
売れ残った人形のわたくしを、可愛らしいと言ってくれたあなた。
あなたがどこへ行っても、どんなふうになっても、わたくしはわたくしのままだけれど。

これからもずうっと、おともだちよ。

3/26/2024, 10:40:42 AM

転職活動をしています。
会社の歯車にはなりたくないですが、少なくともこの日本では、ひとりで生きていくためにはそこそこのお金が必要なので。
でも、そんなことを正直には言えません。なので、あなたの会社でこんな風にお役に立ちたいのです、と別角度からにこにことアピールをしなければなりません。
そんなとき、わたしにもっとコミュニケーションスキルがあったなら、英語が話せたなら、あの知識があったなら、なんて、今ないものばかりに目を向けてしまいます。
学生の頃。数年前の流行病の影響で、仕事を失くしてしまった頃。もっと勉強をしておけばよかったなどと、いまさら後悔をしています。

今この時間努力している人たちの前でないものねだりなど、この愚かな人間たるや。羨ましがる前に掴む努力をすればよかったのです。

残念ながらもう立ち止まっている時間はないので、このままなりふり構わず進みます。皮肉と毒を織り交ぜたことばをたくさん書き連ねましたが、こんな愚かなわたしが何を掴めるのか、ちらと横目で眺めてくだされば幸いです。

3/21/2024, 12:50:05 PM

先日とても心が沈み何も手につかなかったので、どうせこのまま沈むのならば、と好きな香りの入浴剤を入れた湯船に沈むことにしました。

普段はシャワーで済ませてしまうので、お風呂の中でひとりぼんやりとする時間は格別なものでした。そして、先ほどはどうしてあんなに沈んでいたのだろうと自分の心へ目を巡らせたところ、それにふと気がつきました。

心の中の暗いところで、大人になった『私』が、不出来な『わたし』をずっと攻撃しているのです。あの時ああすればよかったのに、どうしていつも出来ないの、と次々に責め立てて、『わたし』が打ちのめされていたのです。

これに気がつくのに、何十年かかったでしょう。自分の心という、一番身近なところで起きていることなのに、やっと今気がついたのです。

ふたりとも、同じわたしなのです。だからこそ、いつまでも理想に届かない不出来な『わたし』を腹立たしく思ったのでしょう。わかります。同じわたしですから。でも不出来な『わたし』も、小さくとも出来たことがあったのです。それを『私』に、ただ目を向けてほしかったのです。

わたしは褒め言葉をめいっぱい口にしました。そうすると、『私』は『わたし』を受け入れて、よく頑張った、と認めました。そうしたら、わたしの目からぼろぼろと、次々に、涙がこぼれていきました。

二人ぼっちから友達になる瞬間を、見届けたのでした。

3/20/2024, 4:40:19 PM

つい昨日のことなのですが、小学校の頃によく遊んだ友人が、わたしと同じ歳ほどの姿で夢に出てきました。
遠くへ引っ越してしまったその友人とはもう連絡をしておらず、本来であればその人のことを友人だとわかるはずもないのですが、夢とは不思議なものですね。その人がその友人であると、何故か確信しているのです。
この夢を、もし夢だと認識出来ていたのなら。あなたではないあなただけれど、せっかく出てきてくれたのなら。
夢が醒める前にあなたを酒に誘って、今までのことをじっくり話してみたかったと、思うのです。

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