ふわふわさん
きょうもおへやはまっくらです
ふわふわさんはきょうもおはなししません
ふわふわさんはぼくにさわられてもなにもいいません
でもぼくはふわふわさんとでたのしいです
みえないきこえないこのへやで
きょうもふわふわさんとふたりぼっちです
「物憂げな空」
ベットの上、
カーテンの隙間から見える天気は
朝には思えないほど暗くて、
どんよりとしていた。
ベットに再び潜って今日も考える。
こんな天気の時、ちょっと詩的な人間であれば
「物憂げ」という単語が浮かぶのかもしれない。
「物憂げ」の意味は
物寂しさや、憂鬱など、ネガティブな物が多い
まさに今日の悪天候にピッタリの言葉で
小説や詩にもよく天候を表す言葉として使われる。
けど僕はこんなどんよりとした暗い空に
物寂しさこそ感じても、憂鬱とした気分は感じない
むしろ暑苦しくて、明る過ぎる方が僕にとっては
憂鬱だなぁ、と思ったりネガティブに思う
つまり、何が言いたいのかと言うと、
「空」の1つであっても
捉え方は人それぞれなのだ。
僕にとっての今日の空は__
テーマ 「太陽のような」
太陽と聞けば、何を思い浮かべる?
大切な人の笑顔?
憧れの人の存在?
私はどれも違う
太陽は私にとって、うざったい存在。
要らないとどれだけ叫んで、もがいても
必要に私に関わっては照らしてくる
害悪以外のなんでもない
誰もがみんな、太陽が好きだと思わないで
私は好きだなんて思ったこと1度もない
だから、だからお願い…
もうこれ以上、「足りない」私に
太陽みたいに眩しい笑顔を、
あたたかい感情を私に向けないで…!
植え付けられたトラウマは簡単には抜けない。
「○○ちゃんって本当は男たらしなんだって」
「何それこわぁい!」
親友だと思ってた子が
私の悪い噂を広めた張本人だった。
これがちょうど高校1年生の時、
今私達は大学生になった。
親友とは同じ大学になってしまって、
縁切り出来ずに
上辺の笑顔で毎日毎日接している。
親友は高校3年生の頃私に謝ってくれた。
けど、そんなこと言われたって、
またどこかで陰口を言われて
またいつかいじめられるって思うと怖かった。
「ねぇ?○○ちゃん元気ないの?」
親友がそうやって私に聞いてくる
心臓がずっとドキドキ鳴っている
これから先もずっとずっと
コイツの呪いと共に生きていくんだ。
誰かに陰口を言われているかもしれない、
親友だって信用出来ない。
高校生時代を思い出す度に脳裏によぎるんだ
人間は信用してはいけない、
いつか裏切られるって。
脳裏に焼き付けられたトラウマは、
一生かかっても、忘れることはないだろう。
今日のお題は柔らかい雨、
今書いてるこの時間、
ちょうど私の地域では土砂降りの雨が降っている。
とても柔らかいとは言えない。
私は今日、とても辛いことがあった、
辛くてしんどい心境を
天気がそのまま表しているようだ。
深夜2時、夜の深い時間、
私も布団にくるまりながら寝る時間。
明日の朝はどんな天気だろうか、
まだこの雨は止まずに振り続けるかもしれない、
もしかしたら、雷すらも降るかもしれない、
天気予報を見ればそんなことすぐに分かる。
けど今日はあえてそれをしないでおこう、
明日の天気は
綺麗な虹の架かる、柔らかな雨だと信じて。