10/4/2024, 12:02:47 PM
「踊りませんか?」
夕闇の見知らぬ街の不可思議な音楽をたどり、
夜祭りのような雰囲気にぽっぽ高揚していると、
ぼんぼりの裏から、
まるで無垢という雰囲気の少年が飛び出してきた。
「僕と踊りながら西へゆきましょうよ」
少年が楽しげに指差す西の空。
どこから出したか、小さな鼓をポマンと叩く。
なんて立派な茜色。
ポマン、ポマン。
空腹も乾きも感じない。
体は🦋のように軽くて、
茜色の西の空へ飛ぶようにゆく。
いや実際飛んでいる…か。
両足裏は柔らかく風を掴んでいる。
盆踊りかタコ踊りか、へっぽこな動きをして、
少年と笑い転げ一心に踊りゆく彼岸の旅。
眼下に一面の彼岸花。さあ此岸にさようならだ。
少年と手を繋ぎ西の空を見やれば、
巨大な観音が微笑んでいた。
8/20/2024, 11:46:18 AM
さよならを言う前に、
何か言う事は無かったかな。
ごめん、新しい世界地図が広がって、
後ろを見返すことが出来なかったんだ。
どうしたって、そのキラキラを掴んで捏ねて、
皆に伝えたいと思ったんだ。
気に入らないなら、恨みたまえ。
でも出来るなら、風に葉を乗せるように、
私をサッと忘れたまえ。
大事な人(たち)、私はそういうタチなんだ。
今まで、ありがとう。
君も健やかに。
8/14/2024, 11:29:53 AM
自転車に乗って通勤…止めた(;^ω^)
暑すぎる夏、駐輪場で太陽にジリジリ焼かれ放題。
使ってあげられなくてごめん。
日差し避けを付けてあげるよ、また秋に会おうか。
8/10/2024, 11:14:12 AM
『終点です』
静かで暑い夜、有る駅にたどり着いた。
まばらな乗客がそろそろと降りていく。
私は、淋しさと旅の余韻と、別の始まりを感じている。
盛りだくさんが胸に一杯。
8/4/2024, 11:25:11 AM
つまらないことでも、見方を変えたら?
ぐるぐるまわせ、でっぱりをこわせ。
きらきらさせたいのは、自分のため、作者のため。
さ、どうしたって最高になる。