幹眼 チトセ

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11/2/2024, 3:31:35 PM

しゃっ しゅしゅ すっ さらさら……

眠りにつく前に 私は一作書いた。

この作品に題は無いが、敢えて言うならばこの作品は
天才、だろう。

それもそのはず。私は岐阜に住むしがない無名の漫画家
いつか日本一の大漫画家と呼ばれる日を夢に見てから
毎日、毎日まいにち……明けても暮れても、
寝ても覚めても、深夜も早朝も関係なく書いて
書いて書いて書いて書いて
私はこの手で[描き]続けた末の作品。
天才、幻、逸材、秀才……もう、自分を何と
表現していいか分からないくらいに……
それほどまでに私はこの作品の出来に酔いしれていた。

9/25/2024, 8:23:31 AM

皆愛を求めてる。
誰だって愛されたいともがく。
でも今あるのは将来への漠然とした不安だけ。
それはきっと、誰においてもカタチの無いもの。
困りものだよな。

9/23/2024, 3:34:09 PM

ジャングルジム、知ってる?
鉄格子のような網状の”それ”は、
まるで人間関係のよう。
いつか、硬い鉄の棒の様な周辺の人たちも、
丸く優しくなる日が来るのかな?

9/22/2024, 12:57:14 PM

声が聞こえる

_ある夏。ある県。ある家でのこと。
少年は、玄関の扉を押し開け、外へ駆け出して行った。
「いってきまーす!」
母親も洗い物を片付けながら優しく返事をした。
「行ってらっしゃい。車には気をつけてね。」
公園に着くと、謎の声が聞こえた。
「……背景、少年へ。これを聞いているか?
私はこの地を司ってきた、……そうだな、匿名女神、
とでも名乗っておこうか。」と。