幹眼 チトセ

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11/14/2024, 11:02:23 AM

アパートのベランダから
秋風が優しく頬を撫でて、
都会にはなかなかいないコオロギの声が耳を癒す。
[私、以外と秋好きかも。]
と、貴方へ向けてはにかむ。
こんな平凡な幸せが続きますように。

11/6/2024, 4:09:54 PM

女になりたい俺は雨が嫌いだ。
ジメジメしてるし、湿気で髪はうねるし。
冷たいし、服も濡れるし、嫌なことしかない
特に夏なんか最悪で、靴下が蒸れて
ずっと干しても乾かないし……
とにかく雨の日は何もしたくない、倦怠感に襲われる。
僕は、良く考えたら晴れも嫌いだ。
暑いし、湿気はすごいし
汗が出て、そこらじゅう暑くて堪らない。
自分は、もしかしたら雪も嫌いかもしれない。
冷たいし、素肌に少し触れるだけで凍傷になりそう。
雪だるまではしゃげた子供の頃に戻りたい。
私は、いい加減に何がしたいんだろう。
何だかよくわかんなくなっちゃった。
この曇りで、なんでもない今日に死ねたりしないかな。
今日は、すごく強い酸性雨。
体が熔けて、死んじゃうくらい。
なのに気持ち的にはすごく柔らかい雨だ。
男になりたいあたしは、酸性雨が好きだ。
からだがどろどろとけて、ぜんぶおわりだ。

11/4/2024, 3:54:59 PM

アイドル見たいなあの子。
いつも明るくて眩しい子。
にこにこ笑顔の優しい子。
イルカの様に声が高い子。
いつも笑顔の不気味な子。
正しい反応を知ってる子。
いい子を演じてる賢い子。

あの日、あなたは哀愁を誘う瞳をしていた。
いつも強い当たりしてごめんね。
しらじらしいとか言ってごめんね。
手厳しい大人もいるだろうけど、
展示されてるルビーみたいに真っ赤な心を。
夜のアクアマリンみたいに輝く青を。
。。。紫色のオーラを放って、誰よりも光るあの子へ。

11/2/2024, 3:31:35 PM

しゃっ しゅしゅ すっ さらさら……

眠りにつく前に 私は一作書いた。

この作品に題は無いが、敢えて言うならばこの作品は
天才、だろう。

それもそのはず。私は岐阜に住むしがない無名の漫画家
いつか日本一の大漫画家と呼ばれる日を夢に見てから
毎日、毎日まいにち……明けても暮れても、
寝ても覚めても、深夜も早朝も関係なく書いて
書いて書いて書いて書いて
私はこの手で[描き]続けた末の作品。
天才、幻、逸材、秀才……もう、自分を何と
表現していいか分からないくらいに……
それほどまでに私はこの作品の出来に酔いしれていた。

9/25/2024, 8:23:31 AM

皆愛を求めてる。
誰だって愛されたいともがく。
でも今あるのは将来への漠然とした不安だけ。
それはきっと、誰においてもカタチの無いもの。
困りものだよな。

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