4/11/2025, 2:04:50 PM
一人でいる時より
君の隣にいる時の方が
余程寂しさを感じていた。
あぁ、そっか。ちゃんと君を愛せていたんだな。
4/4/2025, 3:30:00 PM
いつも視線のやり場に困る。
目は口ほどに物を言うらしいから。
誰でもそう簡単に胸の内を悟られたくはないだろ?
でもこの時期はその小さな悩みが一つ消える。
ただひたすら桜を眺めて歩けば良いのだから。
変化に対する期待や不安だとか、
桜の儚さに滲む哀愁だとか。
皆似たような思いであの木を見ていると、
きっと誰もが思っている。
それを利用し、桜に見惚れた振りをする。
誰にも何も悟られまいと。
3/27/2025, 12:05:54 PM
春休みはとても長い。
クラス替えの不安。
終わる気配の無い宿題に対する焦り。
人と会う時間が減った今、
この不安を浄化する術が見当たらない。
独りの時間を消化すべく
爛漫たる桜の木の下、歩を進める。
儚き花弁は散り行き、
川面に浮いて連なる。
その姿はまさに魔法の絨毯の様だ。
未だ朽ちぬ花弁もきっともう散ってしまいたいだろう。
最後に川に流れ落ちては
行くべき場所など見当たらないだろうに。
しみじみと思い、また歩を進める。
我々も早く木から落ちる覚悟をしなくては。
3/25/2025, 2:01:59 PM
これは林檎、あれは梨。
記憶の中にコトバがある。
だから時々人は言う「言葉にできないです」と。
3/21/2025, 11:03:36 AM
「孤帆の遠影碧空に尽き
唯だ見る長江の天際に流るるを」
山より海が好きだ。
山を眺めればこの世界の限界を、
海を眺めれば未知の世界を感じ得るから。