アシュリー

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10/23/2024, 1:30:15 PM

『どこまでも続く青い空』

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数時間前あんなことを言っておきながら、本当に申し訳ないのですが、ついに何も書けなくなったのでしばらく休止しようと思います。ありがとうございました。
かけそうな時に書くくらいにします。

10/23/2024, 9:09:38 AM

『衣替え』

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ほんっっとうに何も思いつきません。一日置いたにも関わらず思いつきません。ついでに途中まで書いたものが行方不明になりました。
いや、何も思いつかないというのを書けばいいのでは?と思ったので、自我しかない近況報告です。
ちょうど衣替えの季節となりましたが、みなさんはどれほど着込んでいるでしょうか。こちらはまだあまり気温が下がっていないので、夏とほぼ変わらない服装で過ごしています(夜は寒いので例外ですが)。
気温は下がらずとも、日の出の遅さ、日の入りの早さで時間の流れを感じます。十八時ってこんなに暗かったっけな、と思いながら、体感時間と実時間の差に震える日々です。

さて、いつものSSの話なのですが、最近何も展開が浮かんでこなくて結構無理やり頑張ってます。一番の原因は眠い事です。二番目は…自分が書いてる物語に疑問を抱いてしまったことですかね。あれ、なんか前もこんなの書いたな?みたいな。自分の作品に疑問を持ってはいけません…本当に…


そういうわけで、「衣替え」は終わりにしたいと思います。小説を楽しみにしていた方々、誠に申し訳ございません。
次のお題から何とか進めようと思います。

10/21/2024, 2:58:01 PM

『声が枯れるまで』

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私には1人、幼なじみがいる。家が隣で、昔からよく、暇さえあれば遊んでいるほどの仲だ。幼稚園から小学校、中学、高校と、ずっと一緒に過ごしてきた。お互いに引っ越すこともなかったので、ずっと家が隣同士。私達の自慢のひとつだ。

その幼なじみが、高校卒業と同時に引っ越すらしい。
いや、引っ越すことは仕方がないと思っている。けれど、引っ越すことを聞いたのが幼なじみからでなく、共通の、しかも高校からの友人だったことが、気に食わない。そして、今のところ、私は幼なじみ本人から引越しの話を一切聞いていない。本人もなんでもないように接してくるので、なんだか変な感じだ。
仕方ないので、高校の友人に色々と聞いてみることにした。どうやら、引越しは卒業式の次の日らしい。頼むから、このまま何も言わずに勝手に引っ越すことはやめて欲しい、と思うばかりだ。
とりあえず、あちらが普通に接して来るのなら、こちらも普通に接するだけである。いつも通り一緒に登校して、いつも通り騒いで、いつも通り一緒に帰って、いつも通り遊んで…

適当に過ごしていたら、時間の流れもいい加減になる気がする。
なんだかんだで、結局本人から引越しの話を全く聞くことなく、全く聞き出すことも出来ず、卒業式を迎えてしまった。

卒業式が終わって自由行動となった時、幼なじみに引き止められた。
そこでやっと、本人から引越しの話を聞かされた。どうやら、引っ越すまでは普通に遊びたくて内緒にしていたらしい。…家が隣なので、ずっと引越し業者らしき人が出入りしているのを見ているのだが。
どこに引っ越すのかと聞いたら、隣の、さらに隣の都道府県らしい。家族で電車に乗って移動するのだと。


改札まで見送りに来た。
本当はホームまで行きたいが、そのためには切符かICが必要だ。移動する訳では無いので、入るわけにいかない。
幼なじみが改札を通っていく。たかだか数メートルなのに、壁があるかのような感覚になる。
幼なじみがそのまま進む。もう少ししたら、本当に物理的な距離という高い壁が生まれてしまう。

「待って!」

思わず呼び止める。幼なじみも、急な私の声に驚いたようにビクッと反応して、振り返った。

「またいつか、絶対遊ぼうな!!」

人混みで騒がしい駅の中、それにかき消されないように、必死に叫び続けた。
少し遠くて見にくい幼なじみの目元が、少し光っていたような、そんな気がする。

10/20/2024, 10:26:42 AM

『始まりはいつも』

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結局、そこに私は干渉できない。

ずっと昔からそうだった。私が勉強する時、登校する時、下校する時、食事をする時、寝る時、起きる時…ずっと、ずっと自分一人でできなかった。やらせて貰えなかった。幼い年齢ならば、介入が必要なことは分かる。
けれど、それは今もずっと続いている。仕事を受けた時、出社する時、上がる時、飲み会に行く時、出張に行く時。もしかしたら他の人もそうなのかもしれない。そうじゃない、と断定できる材料はない。でも、何となく「これはおかしい」という考えが巡る。

それ以外ならまともに出来ると思ったら、そういうわけでもなかった。遊ぶ時、話す時、楽しいと勝手に思っていただけのあの時。自分の意思は効力をなくす。
全て、全て自分で動かすことが出来ない。自分の人生は自分で決める、という言葉がある。が、私は自分の人生を自分で動かせたことなんて1度もない。みんな、勝手に私の人生のハンドルをいじり回して、事故らないように歩いた方が早いほど減速したり、かなり危険な運転をして事故が起きたら捨てたり。
どうして私の人生なのに、たかだか他人でしかない人達がそこまで執着するのだろうか。

先日、両親が死んだ。交通事故らしい。本当は悲しむべきなのかもしれないが、これでやっと、自分一人で動かせる人生が少しだけできた。嬉しかった。これから、自分で自分の人生を歩んでいけるのだと。
結果として、それは無駄な期待だった。人が代わりに運転免許を取ってしまったら、自分にはなんの知識も残らない。急にハンドルを渡されて、自分の人生を作れるわけがない。
周りは私を笑った。「この年で何も出来ない社会のゴミ」だと。正直、それはごもっともだ。何も出来ていないのだから。だとしても、それが全て「私の責任」になっているのが、理解できない。ハンドルを握られていても、動いているのが私ならば私の責任になってしまうのか。それとも、死んだから触れていないのか?

私は考えた。ハンドルを奪還しても、それまでいじくった他人のせいで、私はきっと何も出来ない。運転どころか、アクセルを踏むことすらできない。だから、アクセルを踏むという前提を考え直そうと思う。
だってもう、何をすればいいのか分からないじゃないか。


始まりはいつも、他人なのだから。
終わりくらいは、私でいいと思わないか?




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ちょっと短めで申し訳ないです…
用事があって疲れすぎて文章かける感じじゃなかったのですが、書いてみたらやっぱりあんまり出来ませんでした。

ところで、この後書きのせいで、結局最後も"私"じゃなかなっちゃいましたね。

10/19/2024, 10:48:40 AM

『すれ違い』

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突然だが、私はとても迷子になりやすいタイプである。まず、地図が読めないどころか、地図アプリも上手く使えない。衛星写真でも分からないし、友達に連れて行ってもらっても、帰ることが出来ない。どうして開幕からこんな話なのかと言われたら、私が今迷子のまっ最中だからである。

今日は友達と少し遠出する日だった。池袋に現地集合ということになり、私は電車に数十分揺られて、とりあえず駅に着くことは出来た。…駅に着けたのはいいのだが、そこからどうやって待ち合わせ場所に行くのかが分からなくなってしまったのだ。
ついさっき、メッセージアプリで『迷子になった』と送ったばかりである。既読はすぐついた。
『今そっち行くからどこか教えて!』と来たので、『池袋駅』と返す。その次に『駅のどこ?』と来たので、『改札前』と返した。そう、改札を出てから1歩も動けていない(正確には、通行の邪魔にならない程度に少し横に避けている)のだ。
友達がこちらに来るとなった以上、本当に私はここから動けない。改札前は、当たり前だが人通りが多い。誰もこちらを見ていないことはわかっていても、自分に痛い視線を向けられている気がして落ち着かない。

そして、あれから私は30分…いや、それ以上立ち往生している。待ち合わせ場所と駅はそんなに離れていないはずだ。メッセージアプリには特に連絡が来ていない。さすがに不安になってくる。やはり私は待ち合わせ場所へ向かうべきだろうか?
使えない地図アプリを開いて、待ち合わせ場所の名前で検索をかけた。なんとか頑張れば向かえる…気がする。
意を決して、改札の横から出口の方向へ歩み出す。人並みを逆走しているように見えるので、怪奇な目を向けられていないかが少し不安だが、そんな思考を振り切るように歩く。
出口に着いた。少しだけ久々な外の空気は、少し美味しい気がする。地図アプリとにらめっこしながら、頑張って進んでいく。
ここの道は曲がるべきだろうか。どの道なら早いだろうか。…本当にこのルートでいいのか?そんなことを考えながら、遅くとも着実に待ち合わせ場所に向かっている。向かえている。


結果、なんと、私は自力で待ち合わせ場所にたどり着くことが出来た…らしい。自分でも信じられない。
たどり着いたのはいいのだが、問題は友達からのメッセージが未だに来ていないことだ。本当にどうしたのだろう。一応待ち合わせ場所周辺も見たが、友達の姿は見当たらない。『待ち合わせ場所に向かってみたけど、大丈夫?』とメッセージを打ち、送信ボタンを押す。が、しばらくして『送信失敗』の文字が出てきた。
送信失敗、まさかと思い、ネットワークを確認する。モバイル通信の設定が、いつの間にか切れていたらしい。繋ぎ直してから、再びメッセージを送ろうとする。
ネットが復活したので、それまで来ていなかった通知がドドドっと勢いよく来る。ニュースアプリからのニュースとか、SNSの通知とか…その中に、メッセージアプリの通知もあった。友達からの。

押してみると、どうやら、私が駅を出た辺りからメッセージを送っていたようだ。『そろそろ駅だよ!』『改札前だよね?』『改札前に来たけど、どこにいるの…』そしてその後に、私の先程のメッセージが続いている。私の返信が、文の流れが読めていないようにしか見えない。『ごめん、ネット繋がってなくてメッセージ送れてなかった』と送っておく。
…まあ、まだ気づいたのが今でよかったと思う。幸い、まだ時間はあるので、とりあえず、友だちが待ち合わせ場所に戻ってくるのを待ってみることにしよう。

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