ミロワール

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10/19/2024, 1:47:22 PM

【すれ違い】

僕が素直に言葉を吐かないのだから

きみはきみの言葉を作れないのだから

それは必然的に起こることで

解決方法は結局

僕が根負けしてきみに全てを捧げること



2024-10-19

10/18/2024, 3:05:00 PM

【秋晴れ】

きみと出会ってユメのような時間が過ぎて

現実の決別から日を待たずに

ユメから現実になって

現実にもがいていたら

ヒーローみたいにきみが叩き起こしてくれた

大事なきみの記念日だって何も出来なかった僕に

晴れ渡る空の話を聞かせてくれたから

本当はずっと光を願っていたことに気が付けたから

衝動のままに動き出したら

霧がかっていた空気が澄んで

黄金に輝く晴れを知った



2024-10-18

10/17/2024, 3:44:21 PM

【忘れたくても忘れられない】

大切にしているものは奪われるものだし

汚されたくない想いは貶されるものだから

本当に本当に好きになってしまったきみのことも

きみがくれたあのユメの様な時間も

誰かに見つかってしまう前に

忘れなくちゃいけない

だからずっと必死にあれから何年も

頭を振って消そうとしているのに

瞼の裏に焼き付いて忘れたくても忘れられないの



2024-10-18

10/16/2024, 3:20:20 PM

【やわらかな光】

固く固く閉ざした扉

何にも入られないようにキツく閉めておいたはずなのに

いつからか徐々に光が入り込んできて

僕をそちら側へ誘ってくる

全部要らないと捨てたものも

必要ないと振り切ったものも

どうしてかその光はそれらを照らし出して

忘れないでとくすぐってくる

ずっと何年もそんなことされ続けたら

無視しないわけにはいかなくなって

扉に手をかけてしまったんだ



2024-10-16

10/15/2024, 12:59:42 PM

【鋭い眼差し】

きっとききみに出会ったばかりのころは

僕もこうだっただろう

何も信用できないくせに

何にも背を預けることが出来なくて

ただ自分の立っている足場だけ

本物であってくれと願うばかりだった

そんな中で現れた救いの手なんて

直ぐに手を伸ばせないものだろう

でも今やきみにだけ背を預けて

あれほど僕を消そうとしていた日の光に

その視線を向けて

抗おうと足場を広げ始めるなんて

あの時は思っても見なかったな



2024-10-15

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