9/11/2024, 2:29:07 PM
【カレンダー】
日を捲っては捨ててそんな毎日を続けて
ふと僕が居なくても世界が回ることに気がついて
なんだか呼吸も楽になる感覚がしてしまって
僕の元を離れていってしまう日も
いつか来てしまうのだろう
それでもいいから
きみの酸素をもらってるのも理解してるから
きみの歌声が届く世界の端に居させてほしい
2024-09-11
9/10/2024, 2:52:37 PM
【喪失感】
固く閉じていた目を開く
窓の外はとっくにあさを迎えて
容赦なく僕に現実を突きつける
それから逃れる様に寝返りを打って
ユメで出会えたきみとの記憶を反芻する
最後にきみに触れられたような気がするのに
その感覚もぼやけてユメの境界線と共にふやけていく
確かにきみの手の温度が感じられたはずなのに
エアコンで冷えたシーツに取られていく
少しばかりユメの中へ戻れないか
身を捩って抗っていたが
今日もきみはユメの中へ消えていってしまった
2024-09-10
9/9/2024, 2:20:49 PM
【世界に一つだけ】
白黒の鍵盤を走る指で
星々を繋いで星座を作れば
きみの為だけの世界に一つだけの音が生まれる
2024-09-09
9/8/2024, 12:01:46 PM
【胸の鼓動】
自分の身体を流れる音に身を委ねて
今まで許せなかったこびりついた毒さえも
洗い出すように流れゆく
そうやって身体を巡り巡って心臓に戻って
やっぱりきみが好きだと答えを返す
2024-09-08
9/7/2024, 2:09:04 PM
【踊るように】
イヤホンで耳塞いで
跳ねた音の粒を辿る
誰にどんな目で見られても
世界を素敵に渡る方法
2024-09-07