『love you』(創作)
Hello. And good evening.
Let's toast to the moonlight that shines on you. Love you under the moon.
Rendezvous with me.
(こんにちは。そしてこんばんは。
君を照らす月の光に乾杯しよう。月下のラブユー。
僕と一緒にランデブー。)
こんな、しょーもない日本語でも、しっかり英訳してくれる翻訳アプリの有能さに乾杯。
『太陽のような』
「太陽のような人」というのは、具体的にどんな人なのか考えてみました。
・光を与えてくれる人
・明るくて温かい心の人
・包容力があって優しい人
・方向を示してくれるリーダーシップのある人
・魅力的な憧れの人
あまり思いつかなかったですが、悪いイメージは浮かびませんでした。言葉的に、「ギラギラしてる人」も連想しましたが、「太陽のような人」ではないと判断しました。
日本語って不思議ですね。
『0からの』
大昔、0を発見した人がいました。
インドの数学者です。
この発見で、数学は飛躍的な進歩をしたのだそうです。
いわば、数学は0からの学問と言えそうです。
『同情』
トタトタトタと階段を上がる愛猫。
途中、踏み外したのに、澄まし顔です。
「ちゃんと、見てましたよ。」と、声を掛けても澄まし顔のままです。
同情の余地なしなので、ワシワシ撫でちゃいます。
『枯葉』(創作)
「枯葉だなんて、ずいぶん季節はずれね。」
もう二月なのに、と、ふてくされたように言うと、彼女は、ぼくに共感を求める視線を寄越した。
ぼくたちは、あるアプリを使っていたことをキッカケに仲良くなった。アプリ友達だ。アプリは単純で、毎日文字を書く習慣をつけるためのアプリだ。ご親切に毎日お題を出してくれるのだが、今日は、そのお題が「枯葉」だったのだ。
「枯葉のイメージって、枯葉の下の虫の冬眠とか、かな。」
ぼくは思ったままを彼女に伝えた。
「え、、、なんか、きも。虫はやめてよ。虫はむり。」
思いの外ドン引きされて軽く傷付きつつ、彼女が何を書くつもりなのか聞いた。
すると彼女は「枯葉、見に行かない?」と誘ってきた。
「実際に枯葉を見たら、イメージ湧きそうだし、ね、行こうよ!」と、ぼくの手を引いて歩き出した。
ところが、枯葉はなかなか見当たらなかった。
それもそのはずだ。温かい日が続いて桜が咲いているくらいなのだから。
「桜見て、帰ろうか?」と、しょぼくれた彼女を励まそうとぼくは提案した。
「うん、いいね。」と言った笑顔の彼女は可愛くて、ドキッとした。
ぼくの春も近いといいな。