『同情』
同情と共感の違いを調べてみたけど、特に紹介するような内容ではなかったから書かない。
なんて書いてたら、うちの可愛い猫さんが、同情して欲しそうに、こっちを見ている。
スマホばかり見てないで、かまってにゃ〜
はいはい、今、行きますね。
『枯葉』
枯葉といえば秋だろう。
わたしは四季の中で、秋が一番好きだ。
夏が終わり秋の匂いがすると、妙にソワソワして、少し寂しい感じとともに孤独がより孤独になる感覚が、なんとも言えず心地よい。
枯葉は視覚的に秋を演出してくれる。
絵になる風景だろう。
春に芽吹き夏に生い茂り秋に枯れ冬に朽ちる。
朽ちた葉は土となり栄養となり、また芽吹く。
宇宙が…地球が作り出した自然は、よくできた仕組みだと思う。わたしたちも、いつか枯れる運命であり、それが当然の流れだ。朽ちてこそ、また次の世代の礎となれる。
枯葉になることを誇れるような人生を送れたら理想かもしれない。
『今日にさよなら』
もっと丁寧に生きたい
そう思うようになったのはいつからだっただろう。
「毎日が乱暴に過ぎていく」と、いつの間にか、漠然と思うようになった気がする。
例えば、真っ白なレースのカーテンに柔らかな光が差し込んでいる明るいキッチンで、ジャムを煮ながら刺繍を作るような、そんな温かくて平穏な生活が「丁寧な生活」だと思えてしまうのである。
今日は今日しかない。二度と来ない。
なのに、わたしは、乱暴に今日を終える。
繰り返してきた家事も、繰り返してきた仕事も、繰り返してきた故に乱暴なのだ。
今日にさよなら…
なんて思うほどの今日ではなく、ダイニングチェアの背もたれにエプロンを引っ掛けて、照明を切るくらいの終了感しかない。「さよなら」というより「はい!おしまい」に近い。
丁寧な生活を送れるようになったら、今日に名残惜しく別れを告げたくなるかもしれないから、そんな日が来ることを願う。
『お気に入り』
俳句に興味を持って、今日で10日目。
初心者ながら、楽しんでいる。
俳句は、五七五のたった17文字に季語を入れて表現するのが、とても面白い。単純なルールだけど、作ってみると、なかなか難しい。
まだまだ始めたばかりなので、陳腐な言葉遊びでしかないかもしれないけど、作った中からお気に入りの句を紹介する。
花苺恋知る時ぞ頬染める (季語:花苺)
人肌と萌ゆる衣擦れ冴え返る (季語:冴え返る)
春雨の冷えし静寂研ぎ澄ます (季語:春雨)
荷を下ろし靴紐結ぶ卒業生 (季語:卒業)
春耕の土の香りとアースカラー (季語:春耕)
読む人に解釈を委ねるのも、俳句なのだそうだ。
それもまたドキドキするし、相違が面白いかもしれない。
わたしの俳句熱がいつまで続くかわからないけど、うまくなって、お気に入りを増やしていけたら、とても嬉しい。
『誰よりも』
誰よりも…
このワードを使って人を想う気持ちを表現したら、きっと可愛い女性かもしれない。
「誰よりも愛している」とか
「誰よりも大切な人」とか
「誰よりも特別な存在」とか
きっと、そういう使い方をしたら、素直で明るく可愛い女性像になるだろう。
さて、わたしは、どう使おうか…
(30分経過)
「誰よりも、あなたはあなたらしくいて。」
めちゃくちゃ考えてコレだ。普通すぎて泣けてくる。
と、まあ、誰よりも可愛げがない女のつぶやきです。