【143,お題:冬は一緒に】
毎年の恒例だった
いつも冬の季節になると、親戚のお兄ちゃんがお家に来て
「琴葉ちゃん、今年はどこに行く?」って笑って誘ってくれる
私のお家は結構田舎の方にあるから
お兄ちゃんとお出掛けできる冬は大好きな季節だ
お父さんとお母さんは、お兄ちゃんのことがあんまり好きじゃないみたいだけど
別になにも言わないで「いってらっしゃい」とだけ言って送り出してくれる
何歳になっても、お兄ちゃんとお出掛けできるこの時期が一番楽しみ
「お兄ちゃん、まだかな~」
こたつに埋まり、みかんの皮を剥きながら鼻歌交じりに呟く
今年の冬は一緒にいっぱい遊ぶんだ~
【142,お題:とりとめもない話】
「おはよー」 「あぶねー、遅刻ギリギリだわw」
「髪切った?」 「テスト範囲忘れたー」
「今日卵が安いって」 「洗濯物入れたー?」
「今週末遊びに行こうよ」 「これ新作のゲームでさ」
「今日風強すぎ...」 「私寒がりなんだよね~」
どこにでもある、とりとめもない会話
どこにでもあるけど、どこにもない
世界にここだけの大切な話
【141,お題:風邪】
このお題来た瞬間、マジで「は?」ってなりましたね
と言いますのも、ちょうど私インフルの真っ最中でして
もう熱とかめっちゃでて、「うわ、久々にこんな風邪引いたわw(゚∀゚)ウヒョーw(瀕死)」
と、なっていたところなんですよ。
なんてタイムリーなお題なんだ......
もしや貴様......見ているな...?
※追記
妹にインフルうつしたら治りました!
【140,お題:雪を待つ】
12月に入ってはや3週間目、寒い地方はもう降ったらしいけど
おれの家のお庭はまだ、カラリと秋のまま
「母さん、雪はいつふるの?」
「ん~、もう少し先じゃないかしら~?」
高すぎる椅子に登って、足をぶらぶらさせながら秋から変わらない窓の外を眺める
「雪つもるかなー?」
「どうかしら~?いっぱい積もるといいわね~」
椅子の上に立ち上がり、冷たい窓ガラスに息を吹きかけた
「おれね、雪だるまつくるの!あと、かまくらと...あと、いぐるー!」
キュッキュと指で窓ガラスをなぞると、そこだけ白い膜が剥げて線が引ける
2つ丸を書いて、点を入れて身体を付けると、2人分の似顔絵ができた
「こんどは母さんも遊べる?」
「......その時にならないとわからないわね~」
「そっかぁ...」
暖かい暖房の聞いた部屋に、うとうとと微睡みながら
くあぁ、と欠伸を1つ
「早く雪ふらないかなー」
【139,お題:イルミネーション】
イルミネーションですか......
どこかでやっている所に観に行くのも良いですよね
ですが、私 寒がりなんですよね.........
いいな~綺麗だな~観に行きたいな~
と、パンフレットを眺めながらこたつにみかんの毎日です...(´ω`)
仕方がないので、買い物のついでにご近所さんがやってるお家イルミをチラッと見て
「うわ~綺麗~!」
と、歓声を上げることにとどめております、いつか私の家でもやりたいなお家イルミ...