一日、仕事を頑張った。
そして、私はお酒が好きだ。
仕事の後のお酒を美味しく感じるひとは沢山いると思うけど、私もそのひとり、ということである。
時には嫌なこととかあるけど、帰ったらお酒が待ってると思うと頑張れる。
楽しみなことがある。それが、明日への光、というやつなんじゃないかなぁ。
昔の人は、道に迷った時に夜空の星を見て、方角を確かめたという。
私も、あの一等輝く星みたいに、誰かの助けになれれば素敵なのにな。
昔、夜にひとりで部屋にいたところ、外から『カーン、カーン』という音が聞こえてきた。
遠くから急に聞こえてきて、段々小さくなっていく……。
家の近所に鐘があるような場所はないので、その時は「なんだ???」と思う程度だった。
ところが、それは1度ではなく、また別の夜にも聞こえてきたのだ。
正直、何が何だかわからないので焦った。
夜に突然聞こえてくる鐘の音。
怖い……。
その後も何度も遭遇し、これは誰かに相談した方がいいアレなのでは??と思い始めた頃、その正体が判明した。
消防車の巡回だった。
冬は乾燥しますからね。火の用心、大事だね。
高校生の頃、毎年クリスマスケーキの飾り付けをする実習があった。
ひとりにひとつ土台となるケーキを渡され、各々好きな材料を家から持ってきて飾り付けをする。
出来たものを、先生が評価する。
最初の年は、綺麗でセンスのある飾り付けなんて出来ないから、クリームを塗って、切った果物乗っけるくらいだった。
その次の年は、アラザンとか、そういうのを散らしたような気がする。やり過ぎて、見栄えはあまり良くなかったと思う。
最後の年は、「先生なんでも持ってきていいって言ってるし、これ使って良いだろ!」と、チョコの家と、砂糖のサンタと、プラスチックのもみの木がセットになって売ってたアイテムを持ってきた。それに、粉糖とココアパウダー。
白いクリームを塗った土台の上に、ココアパウダーで地面を作る。チョコの家ともみの木を設置。そこに粉糖を振って、雪が降ってます感を出す。
程々にやったら、サンタを置く。
あとはイチゴ置いたり、ちょこちょこ微調整……。
3年の間で1番クリスマス感のあるケーキになった。
やっぱりサンタとチョコの家の存在感は凄いね……。
そのケーキは、持って帰って家族で食べた記憶がある。
普段、お菓子なんて作らないのであまり見ないけど、時々スーパーの製菓材料のコーナーなんかで粉糖やらココアパウダーなんかを見かけると、「そういやデコレーションやったなぁ」なんてことを思い出します。
前に友人のひとりが、とあるゲームを紹介してくれた。
恒星系最後の20分間を繰り返すタイムループの謎に迫る、という宇宙謎解き探索ゲームである。
紹介されたものの、私含む友人数人は操作が下手過ぎて進められず、結局紹介者の友人が操作するのを配信で共有してもらいながら、謎解きをするという遊び方をした。つまり添乗員付きの謎解きツアーである。
添乗員の運転は流石経験者だけあって、めちゃくちゃ上手だった。安心安定の運転だった。同じゲームをやってるのか??と全員が言った。
頼もしい添乗員に案内されながら、肝心の我々の謎解きである。
悲しいことに、我々はポンコツだった。
かなりの時間を費やした。
それでも、どうにかこうにか、我々はエンディングまで辿り着いた。感無量である。
終わった後は、全員で感想を話し合った。
紹介してくれた添乗員、友人は「語りたかったんだ」と言った。我々は深く頷いた。
とても良いゲームだった。
今でも、夜空を見上げるとあの宇宙に想いを馳せる。
そして、この空にもいろんな星や生き物がいるのかも知れないなぁ、なんて思う。
なんとなく、またあの宇宙に行きたくなって、ゲームのコントローラーを握る。
が、私は下手くそなので宇宙船をまた墜落させた。
上手くなって、自力であの空の向こうに行けるようになるのはいつになるやら。