ノーム

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4/4/2023, 1:16:16 PM

『それでいい』


これで良いのかな?
……これじゃ駄目かも

どうしようかな?
……どうしようもないな

こうした方が良いのかな?
……こうした方が良いのかも

調べてみたら分かるかな?
……調べてみても分かんないや

……なんかもう疲れたな
なんにも終わっていないのに

……なんかもう眠たいな
まだまだやる事たくさんあるのに

やっぱりやるしかないのかな?
……やっぱりやるしかないのだろう

これで良いのかな?
……これじゃ駄目かも

どうしようかな?
……どうしようもないな

こうした方が良いのかな?
……こうした方が良いのかも

調べてみたら分かるかな?
……調べてみても分かんないや

……なんかもう馬鹿みたいだな
ほんと何やってんだろう

……なんかもう嫌になるな
涙が出てきた

それでもやるしかないのかなぁ?
……それでもやるしかないのだろう

これで良いのかなぁ?
……これじゃ駄目かも

どうじようかなぁ?
……どうしようもないな

こうじた方がいぃのかなぁ?
……こうした方が良いのかも

調べてみだら……わかるかなぁ?
……調べてみても分かんないや

4/4/2023, 12:51:49 AM

『1つだけ』


「無人島に置いていかれるとして、1つだけ何でも持っていけるなら何を持っていきますか?」

「…………モーターを稼働させて大陸まで移動できるボート」

「……やけに具体的に言いますが、ようするにモーターボートですよね?
でもそれだと燃料を別で用意しないと動きませんよ」

「違う、モーターボートじゃない。
モーターを稼働させて大陸まで移動できるボート」

「……その二つにどんな違いがあるんですか?」

「燃料が無くてモーターが動かないなら、それは"モーターを稼働させて大陸まで移動できる"ボートじゃない」

「……つまり初めから大陸までの燃料をボートに入れておけということですか?」

「そう」

「……ズルくないですか?」

「ズルくない」

「本当に?」

「本当に」

「……じゃあ、それで良いですね」

「うん」

「…………」

「…………」

「やっぱりズルく──「ズルくない!」……」

3/28/2023, 1:42:42 PM

『見つめられると』 120


君が僕を見つめてる
僕も君を見つめてる

歩いて十歩の距離を離して
君と僕とで見つめ合う

被写界深度が浅くなる

周りが見えなくなってきて
君しか見えなくなってきて

それでいいと思ってた
君だけ見えたら満足だった

光を背中に纏った君は
神々しくて美しかった

……触れてみたくなったんだ
ほんの少しの欲が出たんだ

君に近付こうとしたその瞬間
君の姿が掻き消えた

…………あぁ、そうか

ストロボが壊れたのだ
……ただそれだけだ
ストロボが壊れたのだ
……そうそれだけだ

君は変わらずそこにいる
君は変わらず美しい
君の姿は見えないけれど
君がいるだけで満足だ

……しかしながら如何してか?

君に近付こうとすると
脚が震えて動けないんだ

君はそこにいる筈なのに
僕を見つめてる筈なのに

何を恐れているんだろう??

3/26/2023, 4:50:41 PM

『ないものねだり』


取り敢えずお金と体と時間がもっと欲しいですっ!(欲に忠実)
最近なんにも書けていないし、描けてもいない!

不満ですっ!

……不満ですっ!!
(大事な事なので(ry)

ふーーまーーんーーっっ!!!
………ですっっ!!!!
(大事な事なので(ry)Part2

あぁ……どうしてくれましょうかっ?!(憤怒)
こんなものっ!

あーしてやって……っ!
こーしてやって……っ!!
うーしてやって……っ!!!
ぱーしてやって……っ!!!!

いてこましてやりますっ!!!!!
カタ:( ;´꒳`;):カタ(及び腰)

…………、

まぁ……どうしようもないデスネ(諦観)
……愚痴を言ってすみませんでした

3/22/2023, 1:33:28 PM

『バカみたい』


「どうして恋愛映画の主人公は顔が小さくて目が大きくて肌が綺麗で細身の役者ばかりなんでしょうね?
世の中には色んな容姿の人がいるのに。
どんな容姿であってもそこには美醜の差なんて無いし、それぞれがとても素晴らしい筈でしょう?」

「……いや、ありふれた容姿の人が恋愛するよりも、どうせなら美男美女が観たいじゃん。
かっこいいし、可愛いし」

「それは容姿差別でしょ。
さっきも言ったけど人の容姿に美醜の差なんてないんだから」

「いや?あるよ」

「……無いわ」

「あるって。
人には誰だって出来ることと出来ないことがあるでしょ?
それと同じで容姿も一つの才能なんだよ。
彼ら彼女らは大勢に求められる容姿を運良く持つことが出来て、なおかつそれを維持する為に努力してるんだ 」

「容姿なんて生まれ持ってのものじゃない!
そんな話は理不尽よ、私だって主役になりたいし、それは当然の権利だって思ってるんだから!!」

「……コメディ映画ならいけるんじゃない?
それに容姿以外の才能だって、生まれ持ってのものだと思うよ」

「れ・ん・あ・い・映画ッ!
そもそもあんただって似たような容姿の癖にバカにしちゃって!
悔しくないの?!
私達が影でなんて言われてるか知ってるでしょ、おたふく姉妹よ!!」

「なんか可愛いよね」

「可愛くないっっ!!」

「……そうは言っても仕方ないでしょ。
多くの人が百メートルを九秒台で走れないように、私達だって美少女にはなれないんだよ。
馬鹿にされるのは嫌だけど、個人的にはおたふく姉妹って呼ばれ方も気に入ってるし……そこまでの熱量なんて私にはないよ」

「……このバーカッ!
もうあったまきた!あんたなんて知らないっ!
豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃ……うのは可愛そうだから、頭が汚れちゃえっ!!
こんな家出てってやるんだから!
……夕ご飯には戻るからねっ!」

──ドタドタ ガシャーン バンッ

「……やっぱりコメディ映画ならいけると思うんだけどなぁ」

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