秋茜

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11/22/2025, 9:01:33 AM

夢の断片

大抵、目が覚めれば夢の内容なんて
全部忘れているものだ。
でも、たまにふとした時によぎるイメージや覚えのない記憶。
それこそ“夢の断片“というものなのかも。

人間の脳は忘れることで自分を守る
と聞いたことがある。
しかし、反対に
脳に忘れるという機能はない、とも
どこかでみたような気もする。
貴重な脳のメモリーを消費していたとしても、夢――内容次第ではあるけど。
たまに思い出して楽しめるなら、それも
いいのかも知れない。なんて。

まあ、多分忘れた方がいいことの方が多い気もするけれど。夢はいやになるほど、時々正直だから。

11/21/2025, 9:17:09 AM

見えない未来へ

少し肌寒くなってきた
10月の夜のことでした
夢枕あなたが出てきて
物言わず静かに微笑んでた

なにか伝えたかったのか
ただ顔を見たかったのか
わたしには分からなかった

あなたにわたしが出来ること
全部出来ていただろうか
あなたの最後の日の夜は
静かに過ぎていっただろうか
それだけが知りたくて
それだけが知りたくて

少し木枯らしが吹いてきた
12月の朝のことでした
夢枕あなたが出てきて
物言わずわたしの手を握って

なにを伝えたかったのか
もう顔を見なくても
わたしには分かった気がした

あなたはわたしが想うより
ずっとずっと強かった
あなたの最後の日の夜は
静かに過ぎていったのだろう
あなたがくれた気持ちに
背中を押され歩いていく
見えない未来へ歩いていく

※数ヶ所、改定と修正

11/20/2025, 10:10:25 AM

吹き抜ける風

次のテーマの更新、三十分前。
アプリを開き、この言葉を見て、
僕の脳がわずかに残した体力で十分かけて振り絞り出した語彙の末路が
「窓開いてね?」だったあたり、
やはり今の自分に必要なのは少しばかりの休息なのかもしれない。と思った。

11/19/2025, 9:49:57 AM

記憶のランタン

もしも人の記憶を読み取って投影できる魔法の道具があったら?
使ってみたいような、触りたくないような。

人は嫌なことやいらない物は、
普通は薄れていくように設計されている。

壁の染みや傷は残っても、それがいつ何によって付けられたものかては忘れていくもの。だ。
しかし、その中には確かに今にして見れば大切な思い出もあるかもしれない。

でも、今まで捨てたゴミや失くしたペンが一生分戻って来たらと想像すると……。

やっぱり、そんな魔法の道具は使わないに越したことはない、と思う。

11/17/2025, 4:24:40 PM

冬へ

秋の名残 11月の町
寒空の下の遊歩道
一足早いイルミネーション
並ぶ街路樹が夜を照らす

きらきら輝く町並みに
君がいないコントラスト
悲しくて 痛くて 涙がこぼれた

会いたいよ 会いたいよ
君にもう一度会いたいよ
話したいよ 伝えたいよ
もう一度だけわがままを言わせて

冬へ向かう十二月の町
寒空の下の交差点
一足遅いバスに乗れば
車窓に流れてく町の景色

ずっと続いていくこれからを
私は一人で歩きだした
切なくて 苦しくて 空を仰いだ

会いたいよ 会いたいよ
あなたにもう一度会いたい
話したいよ 伝えたいよ
言えなかった最後の「ありがとう」を

どれだけ時間が過ぎても
笑ったり 泣いたりしたあの時間は
全部 全部大切なものだから 忘れないよ

会いたいよ 会いたいよ
君にもう一度会いたいよ
話したいよ 伝えたいよ
もう一度だけわがままを言わせて

会いたいよ 会いたいよ
君にもう一度会いたいよ
話したいよ 伝えたいよ
知りたいよ 聞きたかったよ

言えなかった最後の「ありがとう」を
聞けなかった最後の「さよなら」を

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