秋茜

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見えない未来へ

少し肌寒くなってきた
10月の夜のことでした
夢枕あなたが出てきて
物言わず静かに微笑んでた

なにか伝えたかったのか
ただ顔を見たかったのか
わたしには分からなかった

あなたにわたしが出来ること
全部出来ていただろうか
あなたの最後の日の夜は
静かに過ぎていっただろうか
それだけが知りたくて
それだけが知りたくて

少し木枯らしが吹いてきた
12月の朝のことでした
夢枕あなたが出てきて
物言わずわたしの手を握って

なにを伝えたかったのか
もう顔を見なくても
わたしには分かった気がした

あなたはわたしが想うより
ずっとずっと強かった
あなたの最後の日の夜は
静かに過ぎていったのだろう
あなたがくれた気持ちに
背中を押され歩いていく
見えない未来へ歩いていく

※数ヶ所、改定と修正

11/21/2025, 9:17:09 AM