6B鉛筆

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10/27/2024, 4:19:35 AM

ああ、本当に。こんなことってありますか!!




9年前に大好きだったバンドが解散しました。

インディーズのバンドです。

でも、私にとってはどんなロックスターよりもスターで

ヒーローで、カミサマでした。


最後のライブは、バンド主催のサーキットフェス。

箱は身動きも取れないぐらい人で溢れた

60分のラストライブ。

アンコールも無し。

彼ららしかった。
悲しかった、悔しかった。

もっと聴いて居たかった。

来年もツアーをやってくれて

どこかのバンドと対バンをして

フェスにも出て。

そう思っていたのに、何もなくなってしまった。


ただ、待とうと思った。

復活は無いよと皆が言ったけどそれでも黙って待つんだと

そう決めた。


いつか、いつか、いつか。

メンバー全員がおじいちゃんになっても

可能性はなくなったわけじゃない。

いつか、いつか、いつか。

遠く、遠くに見ていたいつかが

まさか現実になるなんて!!!!



どんな色男の愛の言葉よりも

このアルファベット4文字が

私の体温を上昇させて、心拍数を上げる。


おかえりなさい FACT

7/4/2024, 2:01:56 PM


今日ついた嘘の数

飲み込んだ言葉

頭の中の無法地帯で

今まで殺してきた自分の数

私と神様だけが知っている

だけど

知っているだけ

助けてはくれない

あのときも

あのときも、あのときも

あのときも

いつも

いつも、いつも

いつも。



ねぇカミサマ

私がアナタを殺めたのは

今日で何回目だったかしら?





2/27/2024, 3:55:28 AM


いづも決まった時間になるアラーム

朝ご飯とお昼ご飯を準備して出掛ける君へ

君は今何をしていますか?

僕は、君が出て行った部屋の窓際で

太陽を浴びながらごろごろしています

太陽の光は気持ち良くてついついうとうと

大きいトラックの音にびっくりすると

もう目が覚めちゃって覚めちゃって

そうなるとふと思い出すんです

君が居ないこと

ひとりで遊ぶのも得意だし

ひとりぼっちも平気だけど

やっぱり少し淋しくて

君が出て行ったドアを見ながら

またうとうと




部屋が少し暗くなってきて

ドアの隙間から美味しそうな香りがしてくると

僕はちょっとだけうきうきします

もうすぐ君が帰ってくる

ありったけの元気で僕は君をお迎えするんだ



ガチャ


「だだいま、いい子にしてた?」

「ワン!!!!!」




 

2/19/2024, 8:39:28 PM


枯葉の上に

梅の花が散る

嗚呼、冬が終わってしまう

冷たく、静かで、安らぎに満ちた冬が





私の嫌いな春が来る

10/8/2023, 1:30:27 PM

雨の日が好きだ。



忙しなく動く日常が

「待った」を掛けられたように

世界が少しだけゆっくりになる。


しとしとと降る雨と一緒に

「ここらで一度休憩しないか?」

間延びした声が聴こえてきそうな

そんな、雨の日が好きだ。





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