6B鉛筆

Open App


地下のライブハウスで

ライトを浴びながら汗塗れで楽器を鳴らす3人の男


誰かのためじゃねぇ

おまえのために歌いにきた

おれたちは

おまえにロックンロールを歌いにきた

生きてくれって歌いにきた

愛してるって歌いにきたんだ


誰も言ってくれなかった言葉を

はじめてくれたのは

ステージの上でギターを掻き鳴らすバンドマンだった


辛かったね、しんどかったね、苦しかったね

そうだけど

そうじゃないんだよ

いまだに乗り越えられちゃいない

それらを背負って、今日も生きてるんだよ


なぁ

おまえら

死なないでいてくれて

生きていてくれてありがとう


その言葉に救われて

今日もサンボマスターを聴きながら

生きていくんだ

5/6/2025, 1:18:20 PM